NTT、拡大するデジタル経済を支える新しいデータセンターを南アフリカに開設

NTTのアフリカ進出の一部を成す新データセンターは、完成後は6000m²の面積で12MWの容量を提供する予定

ヨハネスブルク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- ITインフラストラクチャーおよびサービスの大手企業のNTTリミテッドは本日、南アフリカのヨハネスブルクに最新のデータセンターを開設したと発表しました。ヨハネスブルク1データセンターは、NTTのアフリカ大陸進出の一環であり、完成後は6000m²のITスペースで12MWの容量を提供します。その技術インフラストラクチャーは、N+1無停電電源装置（UPS）、N+1発電機バックアップ、高度に冗長な冷却システムによって支えられています。これにより、専用の持続可能なインフラストラクチャー、運用管理、高性能を求めるニーズに対応するために必要な設計の柔軟性がクライアントに提供されます。

この施設はハイパースケーラーや企業にサービスを提供し、マネージド・ハイブリッド・クラウド、ネットワーク管理、協業、セキュリティー、アプリケーション監視など、NTTのICTスタックのフルサービスを利用する機会を提供します。

アフリカはデジタル・ブームを迎えており、人口は2050年までに倍増する見込みです。予測では、アフリカのサハラ以南のユーザー6億1500万人が2025年までにモバイル・サービスに加入し、2020の24%増となる見込みです。この成長と技術への依存は、デジタル・トランスフォーメーション計画と高性能データセンターのスペースの需要を促進しています。NTTは、今後数年間でこの成長に対応するために、ヨハネスブルクをはじめとするアフリカの都市のデータセンター施設を加速的に増やしていく予定です。

新施設は空冷チラーを備えた閉ループ冷水システムを使用します。つまり、冷却システムを流れる水が蒸発することはないという意味です。これにより、干ばつ時の水制限の脅威が軽減され、このデータセンターでは、低い電力使用効率（PUE）と水使用効率（WUE）を達成できます。

NTTのグローバルデータセンターEMEAのCEOのフロリアン・ウィンクラーは、次のように述べています。「ヨハネスブルクに投資し、当社のグローバルデータセンター拠点を南アフリカに拡大できることを大変誇りに思います。NTTがアフリカのデジタル・トランスフォーメーションをサポートする成長戦略を継続させるにあたり、同国は重要な位置を占めています。ヨハネスブルク1の開設は、当社のお客さまがこの国の明日を形作る中で、この地域の経済成長と社会発展に貢献するでしょう。」

NTTのグローバルデータセンターEMEAでMEAヘッドを務めるマイケル・アベンダノンは、次のように述べています。「アフリカでの当社のプレゼンスは、アフリカ大陸で見られる重大なデジタル変革に支えられています。新しいデジタル・サービスを提供する企業は、成長を続けるために、高い電力密度やグローバルな接続性を備え、通信事業者中立的で、クラウド・ネットワークへのアクセス、現場でのサポートがあるデータセンター・スペースを必要としています。」

NTTは、大手データセンター企業の1社として認知されています。最近ではマドリード、ジャカルタ、ナビムンバイ、ベルリンにデータセンターを開設しており、さらにホーチミン市、バージニア州プリンスウイリアム郡、サイバージャヤへの拡張が計画されています。これのデータセンターは、データセンター事業全体では2030年、バリューチェーン全体では2040年までにネットゼロ排出を達成するというNTTの約束に沿ったものとなっています。NTTは、2030年までに再生可能エネルギーによる自社ポートフォリオへの電力供給を確保し、必要に応じてエネルギー効率化対策を取ることに焦点を合わせています。

NTTのグローバルデータセンター事業部の情報については、こちらをご覧ください。

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NTTリミテッドについて

ITインフラストラクチャー・サービスの主要企業のNTTリミテッドは、300億米ドル規模のITサービス・プロバイダーであるNTTデータの一員として、フォーチュン・グローバル500企業の65%、フォーチュン・グローバル100企業の75%以上にサービスを提供しています。当社は、組織のエッジツークラウドのネットワーキングエコシステムの基盤を築き、マルチクラウド環境におけるワークロードの複雑性を簡素化して、ネットワーク、クラウド、アプリケーションが融合するIT環境のエッジで革新に取り組んでいます。当社は、安全で拡張性が高くカスタマイズ可能なすべてのデータセンターの設計と運用において、お客さまの需要に合わせたインフラストラクチャーを提供し、一貫したベストプラクティスを確保します。また、ソフトウエアディファインドの未来という目的に向かっての一連の取り組みにおいて、当社のプラットフォーム型インフラサービスで組織を支援しています。私たちは、つながる未来を実現します。

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