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EsriがArcGISジオアナリティクス・エンジンをリリースし、ビッグデータ向けの包括的な空間解析を実現

新製品はビッグデータ・ワークフローの空間解析を合理化・最適化する

米カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 世界規模で、さまざまな業界の組織が業務の改善、サプライチェーンの管理、顧客サービス体験の向上にビッグデータを活用し、競争上の優位性と利益の拡大に役立てています。ビッグデータの空間解析は、物事がいつ、どこで、なぜ起こるかについて、重要なインテリジェンスを提供します。これは、他の種類のデータ分析では得られないインテリジェンスです。こうした知見を意思決定プロセスにおいて利用できるようにするため、ロケーション・インテリジェンスの世界的リーダー企業のEsriは、ArcGISジオアナリティクス・エンジンをリリースしました。

この新製品は、既存の分析ワークフロー内で動作する直感的な機能を任意のクラウド上で提供し、追加のテクノロジーやトレーニングを必要としません。データサイエンティストは、データが保存されている場所(データレイク、データウェアハウス、ArcGISソフトウエアなど)で空間解析を実行でき、大量のデータをクラウド環境から移動させる時間とコストを節約できます。本製品は、ビッグデータと機械学習のための統一的な解析エンジンであるSparkにネイティブな空間解析の包括的なライブラリです。

Esriの空間解析・データサイエンス責任者のLauren Bennettは、次のように述べています。「保険や金融サービスから防衛、インテリジェンスに至るまで、業界はビッグデータを活用して意思決定を推進する必要にますます迫られています。組織が分析するデータが増えるほど、その現実世界での意味を理解することが、ますます重要になります。地理空間解析は、位置情報を縫合糸として用い、パターンの検出、隠れた関係性の発見、予測モデリングの改善を行います。」

データサイエンティストは、空間解析をビッグデータ分析のワークフローに組み込む際にいくつかの障害に直面します。多くの場合は専門的な知識が不足していたり、複数のバラバラなパッケージを使用しなければならなかったりします。また、ビッグデータ処理環境は、空間解析をサポートするように構築されてはいません。

ArcGISジオアナリティクス・エンジンにより、データサイエンティストは、こうした運用面や専門知識に関する課題を解決できると同時に、ステークホルダーに結果を迅速に提供することが可能になります。本製品は、ビッグデータ分析によく用いられるSpark環境で動作します。これには、マイクロソフト・アジュール、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、グーグル・クラウドなどの主要クラウド事業者が提供するSpark環境であるDatabricks、Amazon EMR、Dataprocが含まれます。

アマゾン ウェブ サービスのワールドワイド公共部門製品責任者のAbhishek Ramは、次のように話しています。「Amazon EMRビッグデータ・プラットフォームとEsriのArcGISジオアナリティクス・エンジンを組み合わせた力により、当社の顧客は、空間面の専門能力を問わず、ビッグデータの分析やモデルにArcGISジオアナリティクス・エンジンの空間ツールと機能をシームレスに活用できます。」

詳細情報と新サービスの最新情報については、ArcGISジオアナリティクス・エンジンのウェブページをご覧ください。

Esriについて

地理情報システム(GIS)ソフトウエア、ロケーション・インテリジェンス、マッピングの世界的市場リーダーのEsriは、顧客がデータの潜在力すべてを活用して業績や事業成果を改善する手助けをしています。1969年に米国カリフォルニア州レッドランズに設立されたEsriのソフトウエアは、フォーチュン500企業、政府機関、非営利組織、大学など、世界全体で計35万を超える組織に、また米州、アジア太平洋、欧州、アフリカ、中東の計20万を超える機関に導入されています。Esriは、6大陸100カ国以上に現地サポートを提供する地域事業所、国際的販売業者、パートナーを有しています。地理空間情報技術に対する先駆的取り組みにより、Esriのエンジニアはデジタル変革、モノのインターネット(IoT)、高度アナリティクスに対する最も革新的なソリューションを構築しています。当社サイトのesri.comをご覧ください。

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Jo Ann Pruchniewski
Public Relations, Esri
Mobile: 301-693-2643
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