エボルブ・アディティブ・ソリューションズが3000万ドルの追加資金を調達

生産製造企業が世界規模での成長加速のための資金を調達

米ミネソタ州ミネトンカ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- -- （ビジネスワイヤ） -- エボルブ・アディティブ・ソリューションズ（EAS）は本日、3D Venturesとその関連会社が、当社への3000万ドルの成長エクイティ・ファイナンスに同意したと発表しました。EASはこの資金を、米国、欧州、カナダにおけるSVP（Scaled Volume Production）プラットフォームの商業販売の加速に活用します。エボルブは過去6カ月間に製品ポートフォリオを大きく拡充してきましたが、その成長期間を経て今回の資金調達に至りました。

今回の出資はSPV（特別目的事業体）の形で実施され、クロージングは2021年第3四半期中となる見込みです。受取金は、当社の高スループット3Dプリンターの商業展開を加速させるために使用されます。

3D Venturesとその関連会社は、3D印刷、積層造形、および関連産業において数十年の経験を有する経験豊富な事業者および投資家です。そのプリンシパルは、ヒュー・エバンス氏、ジョー・アリソン氏、ウォーリー・ローエンバウム氏です。出資資金に加え、独自の業界人材、専門知識、リソースが当社にもたらされます。

3D Venturesのマネジング・パートナーのジョー・アリソン氏は、次のように述べています。「これまでのキャリアで数多くの部品の印刷を手掛けてきましたが、私見では、エボルブのSVPシステムは、部品の品質、部品のコスト、スループットの点で射出成形と直接競争する能力を持つ最高の3Dプリンターです。」

2018年にエボルブは、スタンレー・ブラック＆デッカー、レゴ グループ、ストラタシスから2500万ドルの出資を受けました。3D Venturesによって、エボルブのパートナー・ポートフォリオが拡充され、戦略的グループと金融グループの両方が含まれることになります。

エボルブの最高経営責任者（CEO）で創業者のSteve Chillscyznは、次のように述べています。「3D Venturesからの出資は、同社が我々のビジネスモデル、成長軌道、そして積層造形市場のニーズに応える力に信頼を寄せていることの表れです。当社はこれで、戦略的パートナーと金融パートナーの両方から力強い支援を受けてバランスの良い状態になりました。今回の資金調達は、当社の成長を促進し、製造ソリューション組織として自社の位置付けを高めることに向けた大きな一歩です。」

エボルブのSTEP（選択的熱可塑性電子写真プロセス）技術は、製造現場で射出成形などの従来型の製造プロセスと併存して組織の生産能力を強化し、「ツールレス」生産により自由な設計と市場投入の迅速化を実現します。

エボルブ・アディティブ・ソリューションズについて

エボルブ・アディティブ・ソリューションズは、世界の製造のあり方を変革しています。2017年に設立された当社は、積層造形の製造装置、材料、ソフトウエア、サービス、コンサルティング、アプリケーションのサービスを提供しています。エボルブは製造の柔軟性を実現し、独自の機能性を備えた製品を生み出すとともに、市場投入の速度と効率性を向上させてサプライチェーンの安定に寄与します。エボルブの特許取得済みのSTEP（選択的熱可塑性電子写真プロセス）技術は、商業水準の生産部品を効率的に生産し、従来の手法では製造できない独自の製品を生み出すことができます。当社はミネソタ州ミネトンカに本社を置き、ニューヨーク州ロチェスターに材料技術センターを有しています。

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