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シュルンベルジェ・ニュー・エナジーとパナソニック エナジー ノースアメリカが新しいバッテリーグレードのリチウム生産プロセスでの戦略的協業を発表

協業により、シュルンベルジェ・ニュー・エナジーが最近発表した効率的なリチウム生産プロセスの検証・最適化を行い、EV市場の急成長に対応

ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・ニュー・エナジーと、パナソニック ノースアメリカの事業部門であるパナソニック エナジー ノースアメリカは本日、ネバダ州にあるシュルンベルジェ・ニュー・エナジーのネオリス・エナジー・パイロット・プラントで使用する革新的で持続可能なリチウム抽出・生産プロセスの検証と最適化を行うために、協業契約を締結したと発表しました。世界における電気自動車(EV)市場の拡大に伴い、リチウム需要が急増する見通しのため、この協業はそうした需要に対応するための優れたリチウム生産ソリューションの道を拓くことになります。

ネオリス・エナジーの持続可能なアプローチは、差別化されたリチウム直接抽出(DLE)プロセスを使用して、高純度のバッテリーグレードのリチウム材料を生産すると同時に、生産期間を1年以上から数週間に短縮します。この独自のプロセスは、従来の蒸発によるリチウム抽出方法とは著しく対照的で、地下水と物理的な設置面積を大幅に削減できます。パナソニックは、リチウム材料がバッテリーグレードの利用に適しているか、検証および最適化に関する指針を提供します。ネバダ州クレイトンバレーにあるこのパイロット・プラントは、パナソニック エナジー ノースアメリカのネバダ州スパークスにある大規模な先進的バッテリー製造拠点からわずか200マイルの場所にあります。

世界的テクノロジー企業でリチウムイオン電池のリーダー企業であるパナソニックは、自動車業界を支える革新的で高度な製品およびソリューションで証明済みの実績があります。バッテリーグレードのリチウムの需要は、今後10年間に飛躍的に増加する見通しです。EVはリチウムイオン充電池に大きく依存しているため、持続可能で効率的なリチウム生産は、地域、産業、テクノロジー企業だけでなく、バッテリー・メーカーや大手自動車メーカーにとっても重要なテーマとなっています。リチウム業界には巨額の投資が見込まれており、新規開発プロジェクトや地域にとって、最初にリチウム生産を開始するまでの時間が、需要の急増に対応する上で極めて重要です。

パナソニック エナジー ノースアメリカのアラン・スワン社長は、次のように述べています。「パナソニックは長らく、社会貢献に注力しており、世界で最も安全かつ最高品質を誇る、最も廉価なバッテリーの生産に取り組む中、サプライチェーンの持続可能性を高めることは重要な優先事項です。シュルンベルジェ・ニュー・エナジーと協力して、リチウムイオンバッテリー分野を推進し、クリーンエネルギー社会の実現を加速させるという当社のビジョンを達成することが楽しみです。」

シュルンベルジェ・ニュー・エナジーのエグゼクティブバイスプレジデントのアショク・ベラニは、次のように述べています。「パナソニックは、電気自動車のバッテリー技術のパイオニアです。同社と協業し、当社の差別化されたリチウム直接抽出・生産プロセスを開発することに期待を感じています。高度なリチウム化合物の世界的なサプライチェーンを拡大して、予測される急増に対応し、世界でリチウム生産の新たな機会を実現することに全力で取り組みます。」

ネオリス・エナジーの目標は、地下から塩水を汲み上げ、溶解リチウムの90%以上を抽出して、環境的に安全な方法で塩水の85%以上を地下に戻すことです。さらに、塩水の再注入を最大化するほかにも、外部からの淡水の必要性を一切排除して、環境負荷を低減することを最終目標としています。

パナソニックとシュルンベルジェ・ニュー・エナジーは、経済的・環境的で責任ある抽出に取り組み、革新的なリチウム生産プロセスの開発・導入を加速させることで、世界の新たなエネルギー源への移行を可能にするために協力します。

シュルンベルジェ・ニュー・エナジーについて

シュルンベルジェは、世界のエネルギー産業にテクノロジーを提供する世界的大手企業です。シュルンベルジェ・ニュー・エナジーは、新登場の新エネルギー市場におけるシュルンベルジェの知的資本とビジネス資本を活用することで新たな成長の道のりを開拓し、低炭素とカーボン・ニュートラルのエネルギー技術に重点を置いています。その活動には、水素、リチウム、炭素回収および隔離、地熱発電、建物暖冷房用地熱エネルギーの分野におけるベンチャーが含まれます。

シュルンベルジェ・ニュー・エナジーの詳しい情報については、newenergy.slb.comをご覧ください。

パナソニックについて

パナソニック株式会社は、消費者向け電子機器、住宅、自動車、B2B分野の幅広いアプリケーション向けに革新的技術とソリューションを開発する世界的リーダーです。2018年に100周年を迎えた当社は、世界で522社の子会社と69社の関連会社を運営しており、2021年3月31日終了年度の報告連結純売上高は6兆6988億円でした。協業による革新を通じて新たな価値を追求することに注力しており、顧客のためにより良い暮らしと、より良い世界を実現するために、自社技術を活用しています。

パナソニックの詳細については、https://www.panasonic.com/をご覧ください。

将来見通しに関する記述についての注意事項

本プレスリリースには、アメリカ合衆国連邦証券法の意味における「将来見通しに関する記述」、すなわち過去の出来事ではなく、将来に関する記述が含まれています。そうした記述の多くは、「見込む」、「かもしれない」、「考える」、「計画する」、「できる」、「推定する」、「意図する」、「期待する」、「はずである」、「あり得る」、「するつもりだ」、「可能性が高い」、「目標」、「目的」、「可能性」、「予測される」などの言葉や類似の単語を含みます。将来見通しに関する記述は、程度の差こそあれ、不確実性のある事項を取り上げており、そうしたものにはバッテリーグレードのリチウムとEVの予想される需要の成長、ネオリス・エナジーのプロセスやシュルンベルジェ・ニュー・エナジーのその他の取り組みに関する進展や期待されるメリットに関する予測と期待、エネルギー移行と世界的な気候変動に関するその他の予測と期待が含まれます。これらの記述にはリスクおよび不確実性が伴い、そうしたものにはシュルンベルジェ・ニュー・エナジーの戦略、取り組み、提携から意図している利益を認識できないこと、環境問題に対処するための法制上および規制上の取り組み(世界的な気候変動の影響に対応するためのイニシアチブを含む)、そして当社がフォーム10-K、10-Q、8-Kで米証券取引委員会に提出ないし提供した最新の公的書類で詳述されているその他のリスクや不確実性がありますが、それらに限定されません。仮に、これらまたはその他のリスクまたは不確実性の1つないし複数が実現した場合(またはそのような展開の影響が変化した場合)、あるいは前提条件が不正確であると判明した場合、実際の結果が当社の将来見通しに関する記述に反映されているものとは大きく異なる場合があります。将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発表時点での内容に過ぎず、当事者は新たな情報、将来の出来事、その他の理由にかかわらず、そのような記述を公式に更新または改訂する一切の意図および義務を否認します。

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