RITとSPIEが2021年量子フォトニクス・イベントで提携

今年で3年目を迎えるイベントは、フォトニックデバイスが量子分野の科学、技術、アプリケーションに影響を与えている状況に注目

米ワシントン州ベリンハム--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ）-- SPIE（国際光工学会）とロチェスター工科大学（RIT）は、2021年量子フォトニクス・デジタルフォーラムを7月12〜16日に開催します。これまでRITが取り組んでいた本イベントを、今年からRITとSPIEが提携し、新しい形で開催します。

5日間の本イベントには、国際的な業界と研究機関から20人以上の講演者が参加し、双方向のポスターセッションも行います。議論と発表は、量子を取り巻くトピックに着眼し、アプリケーション、実験、量子光集積回路、材料、異種材料システム間の統合、デバイス、国立量子ファウンドリーを支持する構想などを取り上げます。

招待講演者には、Qunnectのノエル・ゴダード氏、米国空軍研究所のマイケル・ファント氏、インペリアル・カレッジ・ロンドンのイアン・A・ウォームズリー氏、ソルボンヌ大学のパリ第6大学情報学研究所のエレニ・ディアマンティ氏、物質・量子現象研究所のSara Ducci氏、バーミンガム大学のKai Bongs氏、ウィーン大学およびオーストリア科学アカデミー量子光学・量子情報研究所のアントン・ツァイリンガー氏が含まれます。

量子フォトニクスのプログラムセッションは、下記の通りです。

• 7月12日：ネットワークと通信
• 7月13日：コンピューティングとシミュレーション
• 7月14日：検知とイメージング
• 7月15日：コンポーネント
• 7月16日：特別のイベントとパネル（「量子分野における女性」（SPIEの「光学分野における女性」プログラムと併催）、世界の政府によるイニシアチブと資金調達、労働力と教育を含む）

RITのフューチャー・フォトン・イニシアチブ担当ディレクターのDon Figer氏は、次のように述べています。「RITは、SPIEと提携し、今年の量子フォトニクス・カンファレンスを開催できることに感激しています。このイベントは過去2年間、量子科学・技術の最新の画期的成果や、急成長中の当分野の可能性を引き出す方法について論議するための重要なフォーラムを提供してきました。SPIEの世界的ネットワークを活用して、本カンファレンスを拡大していきたいと思います。」

SPIEの産業開発担当ディレクターを務めるスティーブン・アンダーソンは、次のように語っています。「私たちは、この成長中のイベントで、RITと提携することに大きな期待を寄せています。このイベントは、急速に興っている量子技術の分野と、そこに存在するフォトニクスの素晴らしいな可能性を紹介できる素晴らしい機会となります。量子フォトニクス・デジタルフォーラムは、科学的および学術的な内容に着眼しながら、基礎研究とラボ内での進展状況の両方を取り上げるものであり、業界に重点を置いたSPIEクオンタム・ウェストを見事に補完するとともに、SPIEのスケジュールにとって大きな追加となります。」

量子フォトニクス・フォーラムの登録を受け付け中です。詳細情報やイベントへの登録については、当学会のウェブサイトにアクセスしてください。

RITについて

ロチェスター工科大学（RIT）は、一流のクリエイター、起業家、革新者、研究者を輩出しています。1829年に設立されたRITは、200件以上のキャリア志向プログラムや専門職プログラムに1万8600人の学生を擁しており、米国最大の私立大学の1つとなっています。RITは、ビジネス、コンピューティング、エンジニアリング、イメージングサイエンス、一般教養、持続可能性、美術・応用美術の分野で、その学術的リーダーシップが国際的な評価およびランク付けを受けています。またRITは、聴覚障害のある学生に比類のないサポートサービスを提供しています。共同教育プログラムは、全米で最も歴史が古く規模が最大のプログラムの1つです。世界的な提携の一環として、中国、クロアチア、ドバイ、コソボにキャンパスを有しています。

SPIEについて

SPIEは国際光工学会であり、光関連の科学、工学、技術を前進させるため1955年に設立された非営利教育団体です。当学会は184カ国の構成員25万8000人以上にサービスを提供しており、カンファレンスとその刊行会議録、継続的な教育機会、書籍、定期刊行物、SPIEデジタル・ライブラリーを提供しています。2020年にSPIEは、奨学金と褒賞、アウトリーチとアドボカシーのプログラム、旅費助成金、公共政策、教育リソースなど、500万ドル超のコミュニティーサポートを提供しました。www.spie.org

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