シアトル & 米ペンシルベニア州バラキンウッド--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- アウトソースCIO（OCIO）の主要提供企業でグローバル投資ソリューション企業のラッセル・インベストメントと非公開市場大手投資運用会社のハミルトン・レーン（NASDAQ:HLNE）は本日、戦略的パートナーシップを結んだことを発表しました。このパートナーシップにより、ラッセル・インベストメントの世界のクライアントは、ハミルトン・レーンが提供する業界トップの非公開市場投資ソリューション、データ駆動型リサーチ、革新的なテクノロジー・ツールを利用することができます。
ハミルトン・レーンの総合的な非公開市場の能力により、資産クラス全体にわたり卓越したオープン・アーキテクチャーの投資ソリューションを提供することで、ラッセル・インベストメントの顧客価値提案がさらに強化されます。ハミルトン・レーンのラッセル・インベストメントへの9000万ドルの投資は、この戦略的パートナーシップに対するハミルトン・レーンの取り組みをさらに明確に示しています。
ラッセル・インベストメントのミシェル・サイツ会長兼最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「市場が複雑化し、財務面の安全性に対するニーズが高まる中、受託者は、個別対応の差別化された投資ソリューションをシームレスに提供できるパートナーを求めています。今回のパートナーシップは、85年にわたって総合的で最先端の投資ソリューションとリスク管理をお客さまに提供する当社の受託者としての取り組みを示すものです。これにより、非公開市場と公開市場の広範な能力にワンストップでアクセスできるようになり、これは現在の業界では他に類を見ないものだと考えています。」
サイツによると、機関投資家は、自社の中核的事業の能力をますます重視し、戦略的投資パートナーとのより総合的な関係を望むようになっています。市場の可能性は大きいです。マッキンゼー・アンド・カンパニーの調査によると、資産規模が100億ドル以下の資産保有者のうち76%は投資活動をアウトソーシングしていませんi。また、ボストン・コンサルティング・グループは、今後5年間で投資ソリューションが資産運用業界で最も急速に成長する分野の1つになると予測していますii。
非公開市場は、投資家ポートフォリオの重要な構成要素であり、今回のパートナーシップは、非公開市場の機会と資産クラスへの配分が共に増え続けている中で結ばれました。2008年以降、非公開市場に配分された資産は、2兆5000億ドルから7兆7000億ドルへと3倍に増加していますiii。非公開市場の資産クラスは、投資家に有意味なリターンを生み出す能力があることを継続して示しています。ハミルトン・レーンのデータによれば、過去20年のうち19年間、プライベート・エクイティとプライベート・クレジットのパフォーマンスは、それぞれMSCIワールドPMEとクレディ・スイス・レバレッジド・ローンPMEを凌いでいますiiii。
ハミルトン・レーンのマリオ・ジャンニーニ最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「ハミルトン・レーンでは、世界の幅広い投資家が非公開市場にアクセスできるよう努めており、今回のパートナーシップはこの目的を達成する上での新たな喜ばしい展開です。当社の投資能力と専門性が、ラッセル・インベストメントの強力なアウトソーシング投資ソリューションと組み合わされることで、世界のラッセル・インベストメントのお客さまは、グローバルな非公開市場へのアクセスを強化し、これを統合できると考えています。」
ラッセル・インベストメントの顧客は、ハミルトン・レーンのグローバルな投資プラットフォームと、すべての非公開市場の戦略とセクターに関する深い専門知識を利用できるとともに、ハミルトン・レーンの非公開市場のリスクとポートフォリオ構築ツールを利用することができます。ハミルトン・レーン独自の技術能力により、ラッセル・インベストメントのエンタープライズ・リスク・マネジメント・システムが強化され、顧客はオープン・アーキテクチャーの広範な公開市場および非公開市場の投資プラットフォームの力を生かして、それぞれの目標や目的を達成することができます。
ラッセル・インベストメントは85年にわたり、人々の財務面の安定性向上に注力してきました。これは、お客さまの財務健全性を向上させるというハミルトン・レーンの目的に合致するものです。両社はまた、共通の取り組みとして、世界のお客さまに卓越した顧客サービスと、カスタマイズされたソリューションを提供しています。
サイツは次のように述べています。「ラッセル・インベストメントとハミルトン・レーンは、お客さまのニーズを全ての業務の中心に据えています。私たちは、業界で最も高度な投資能力とツールをすべての人が利用できるよう注力しています。今回のパートナーシップは、数十年にわたる世界最大の資産保有者との仕事を通して培ってきた当社の機関投資家向けソリューションの実力を、より多くの中間市場の機関投資家やウェルスマネジメント・パートナーとその顧客に拡大することです。」
ラッセル・インベストメントについて
ラッセル・インベストメントは、大手アウトソースCIO（OCIO）パートナーであり、グローバルな投資ソリューションを提供する企業です。世界の機関投資家、金融仲介業者、個人投資家に幅広い投資能力を提供しています。ラッセル・インベストメントは、85年に及びお客さまに卓越した価値を提供するためイノベーションを続けてきました。これに基づいて当社は、お客さまの財務面の安定性向上に日々努めています。ラッセル・インベストメントは、世界第5位の投資顧問会社であり、2兆5000億ドルの助言資産（2020年6月30日現在）と3237億ドルの運用資産（2020年12月31日現在）を持ち、顧客は32カ国に広がっています。ラッセル・インベストメントは、ワシントン州シアトルに本社を置き、ニューヨーク、ロンドン、東京、上海など世界の19都市にオフィスを構えています。詳細情報については、www.russellinvestments.comをご覧ください。
ハミルトン・レーンについて
ハミルトン・レーン（NASDAQ: HLNE）は、大手非公開市場投資運用会社であり、世界の高度な投資家に革新的ソリューションを提供しています。29年にわたり非公開市場の投資に特化してきたハミルトン・レーンは、現在、440人以上の専門家を擁し、北米、欧州、アジア太平洋、中東の各地域にオフィスを構えています。ハミルトン・レーンは、約6570億ドルの運用・監督資産を有しています。2020年12月31日現在、一任運用資産は約760億ドル、助言資産は約5810億ドルです。ハミルトン・レーンは、非公開市場のあらゆる戦略、セクター、地域へのアクセスを顧客に提供する柔軟な投資プログラムの構築を専門としています。詳細情報については、www.hamiltonlane.com をご覧ください。あるいは、ツイッター（@hamilton_lane）でハミルトン・レーンをフォローしてください。
将来見通しに関する記述についての注意事項
本リリースに含まれる一部の記述は、1933年米国証券法第27A条、1934年米国証券取引所法第21E条、1995年米国民事証券訴訟改革法の意味における「将来見通しに関する記述」に当たる場合があります。これらの将来見通しに関する記述は、「する予定」、「予想する」、「考える」などの言葉や同様の表現が用いられていることで特定できます。将来見通しに関する記述は現在の予想と予測について述べたものです。すべての将来見通しに関する記述は、既知および未知のリスク、不確実性、その他の重要な要因の影響を受けるものであり、実際の結果は大きく異なるものになる可能性があります。このような将来見通しに関する記述は、ハミルトン・レーンの2020年3月31日終了年度に関するフォーム10-Kの年次報告書、およびその後に米国証券取引委員会に適宜提出された報告書のパートI、1A項の「リスク要因」に記されたリスクおよび不確実性との関連で評価してください。本リリースに含まれる将来見通しに関する記述は、本リリースの日付の時点でのみ行われています。法律で義務付けられた場合を除き、当社は、新たな情報や将来の出来事の結果として、将来見通しに関する記述を更新または修正する義務を負いません。
過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。
i 出典：McKinsey and Cerulli (2020) |
ii 出典：ボストン・コンサルティング・グループ（2020年グローバル・アセットマネジメント・レポート） |
iii 出典：Preqin.com（2020年6月） |
iiii 出典：ハミルトン・レーン・データ、ブルームバーグ（2021年1月） |
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
