CGTN：習金平国家主席の福建省視察：林業、医療、農村の再生

北京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- 中国の習近平国家主席による中国東部の福建省への視察旅行の2日目となった火曜日には、林業改革、医療保健制度改革、農村の再生に焦点が当てられました。

習主席は火曜日、三明市沙県区を訪問し、資産資本取引所で森林所有権の制度改革に向けた地方の取り組みについて、また病院では、地方の医療保健制度改革について聞き取りを行いました。

習主席はある村を訪れ、農村の再生を促すための取り組みも視察しました。

「青々とした山やきれいな水は貴重な財産」

これまで中国の農民は集団林業から排除されており、木材収入の分配もほとんどありませんでした。そのため、森林を保護するインセンティブが働かず、木材の窃盗が横行していました。

こうした問題を解決するため、福建省は2003年に集団林権制度を分散させ、個人（世帯）管理に有利になる改革に着手しました。これは、中国の林権改革の新たな局面の始まりとも見られています。

これは、習首席が福建省で働いていた頃に林業を産業として発展させてエコロジー機能を維持するよう指示したことと同じです。

習首席は、福建省時代に三明市を11回訪問しています。習氏が福建省知事だった2002年6月に三明市を訪れた際には、環境開発が最も重要だと強調しました。

その際、習氏は、青々とした山やきれいな水は価値がないように見えるかもしれないが、長期的には貴重な資産になると述べていました。習首席はまた、地方政府関係者に対し、経済成長を転換し、資源の浪費や環境破壊を避けるよう促しました。

習首席の指示を実行するため、地方当局は数多くの改革措置の検討を進めました。例えば、農民が所有する森林地を森林組合などの事業者に譲渡するための奨励措置を講じることや、林業従事者の財務問題を解決するための融資の実行を増やすことなどが含まれます。

三明市では、2019年に林業の総生産高が1146億元に達しました。同市の森林被覆率は、2020年に80%を超えると予想されています。

医療保健制度改革の進展

習首席はまた、三明市の沙県総合病院を訪れ、地元の医療保健制度改革について話を聞きました。

沙県総合病院は、12の草の根分院と、128の附属村落診療所を管轄しています。この総合病院は、地域の医療保健制度を改革するための施策の1つとして設立されたものでもあります。

習首席は、国家の医療改革の進展に注目しており、いくつかの重要な会議で、三明市の医療の進歩を称賛しています。

2017年3月24日に開かれた中央の全体改革深化指導部会の第33回会議で、習首席は三明市の医療改革の経験をたたえました。三明市の医療改革は正しい方向性を持ち、明らかな成果を上げているとし、三明市の実践を全国に広げるよう促しました。

沙県小吃と農村の再生

習首席は沙県小吃の発展に何度も熱心に期待を表明し、火曜日には沙県小吃で有名な兪邦村を訪れ、農村の再生を促進する取り組みを視察しました。

沙県小吃は、豚肉ワンタンやピーナッツ・ソース麺など100種類以上の地元の味が楽しめることで有名な沙県生まれの人気のレストラン・チェーンです。

露店の一角からスタートした同チェーンは現在、中国国内および62カ国・地域に8万8000店以上のチェーン店を展開し、500億元（76億ドル）を超える多額の収益を上げています。

沙県小吃の商標は、これまでに日本、ニュージーランド、マレーシア、インドネシア、フィリピン、韓国、シンガポール、オーストラリアの8カ国で承認されています。沙県小吃の店舗は、米国、ドイツ、ポルトガルをはじめとする62カ国に進出しています。ニューヨークの1号店では3時間で完売し、東京の1号店の売上高は、5時間で2000ドル近くに達しました。中国を席巻した後は、より大きな市場と明るい未来を目指しています。

https://news.cgtn.com/news/2021-03-23/Xi-Jinping-inspects-Shaxian-County-in-Fujian-Province-YS2YqEdq36/index.html

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