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シティがGaviワクチン・アライアンスによりCOVAXファシリティの財務顧問に選ばれる

数十億ドル規模のCOVAXファシリティのマンデート獲得はパンデミック救済に対するシティの継続的な取り組みの証左

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- シティは本日、Gaviワクチン・アライアンスにより、COVID-19ワクチンの世界的調達枠組みであるCOVAXファシリティの財務顧問に選ばれたと発表しました。

COVAXファシリティは、公正で平等なCOVID-19ワクチンの開発、製造、供給を目的とした世界的な多国間枠組みであるCOVAXの一部です。COVAXファシリティは、Gaviワクチン・アライアンス、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)世界保健機関(WHO)が主導し、先進国および途上国のワクチン・メーカー、UNICEF、世界銀行、さまざまな市民社会団体などと連携しています。

シティは、安全で有効なCOVID-19ワクチンが承認された際に複数の製薬会社からの共同購入とCOVAXに参加するすべての国への平等な配布をCOVAXファシリティが促進する際のソブリン・リスク、クレジット・リスク、オペレーショナル・リスクを低減する仕組みに関して、Gaviに専門的な助言を提供します。

シティグループの社長で、グローバル・コンシューマー・バンキング部門最高経営責任者(CEO)のジェーン・フレーザーは、次のように述べています。「シティにとって今回の指名は、企業としての当グループの存在を明確に示すものであり、今回の危機への対応にさまざまな側面で貢献している当グループの取り組みが評価された結果であると考えます。ワクチンのための資金調達は、この危機の終息に向けた対策の核となるものであり、シティはこの前例のない取り組みに貢献できることを光栄に思います。当グループの最高の人材を結集して、Gaviの世界的な目標の達成を支えていきます。」

第一段階として、COVAXファシリティは、2021年末までに20億回分のワクチンを確保し、参加国に配布することを目指しています。現在、同ファシリティには180カ国以上の政府が参加しています。

アドバイザーとして、シティはファシリティと連携してCOVAXファシリティの運営・維持戦略の構築の支援を含め、リスク抑制・執行戦略の模索に関する助言と支援を提供します。

Gavi最高経営責任者(CEO)のセス・バークレー博士は、次のように述べています。「COVAXは、COVID-19ワクチンが利用可能になり次第、すべての国の人々にワクチンへの迅速かつ公正で平等なアクセスを提供するための枠組みです。シティとの協働を通じて、COVAXファシリティが外部の専門家の助言により自身の専門的知見を補完し、リスクを抑制してCOVAXファシリティが可能な限り効果的に機能するような仕組みを作り上げることにより、私たちの最も重要な責務が支援されることをうれしく思います。」

パンデミックを通じて、シティはCOVID-19に対応した代替流動性および資金調達ソリューションの確保のために各国政府や民間部門と緊密に連携してきました。これには、世界銀行、アフリカ開発銀行、新開発銀行、先日5億ドルのワクチン債発行の共同ブックランナーをシティが務めたGavi自身の予防接種のための国際金融ファシリティ(IFFIm)によるCOVID-19緊急支援プログラムなど、開発銀行やNGOによるパンデミックに対する大規模な的を絞った取り組みが含まれます。

シティのバンキング・キャピタルマーケッツ・アンド・アドバイザリー部門副会長で、今回のシティのチームのリード・アドバイザーのジェイ・コリンズは、次のように述べています。「現在直面する危機を終息させる最善の策は、COVID-19ワクチンの適正で、迅速かつ効率的な資金手当てと配布であることに変わりはなく、当行はこの目的の達成のためのCOVAXファシリティの最適化に取り組んでいます。その規模と複雑さは今までに例を見ないものであり、このファシリティを世界が喫緊に必要としています。」

Gaviの財務・業務マネジングディレクターのAssietou Sylla Dioufは、次のように述べています。「今回の画期的な取り組みにおいてシティと提携することをうれしく思います。現在私たちが直面する危機を考えると、このようなファシリティはかつてないほど重要な意味を持つことになります。160カ国・地域以上に拠点を有して専門的な知見を有するシティは、COVAXファシリティの資金メカニズムによって2021年末までにパンデミックを収束させるというCOVAXの意欲的な目標の実現を最大限支えることができるように貢献していただけることでしょう。」

シティは、COVID-19に対する社会的・環境的に持続可能なポジティブな対応の推進に貢献するために、顧客や地域コミュニティーのパートナーの支援に引き続き取り組んでいます。シティとシティ・ファウンデーションは、世界のコミュニティーによるCOVID-19関連の救済活動を支援するために、これまでに1億ドル以上を投じてきました。シティは、複数の国連持続可能な開発目標(SDGs)のステークホルダーに対する資金提供に注力しており、特に、今回のGaviとの連携が目標3「あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」に貢献することは大きな喜びです。

シティ

シティは、約2億の顧客口座を有し、世界の160以上の国・地域で事業を営む世界有数のグローバルな銀行です。個人向け銀行・クレジット業務、法人向け銀行業務、投資銀行業務、証券仲介、トランザクション・サービス、富裕層向け財産管理など、さまざまな金融商品・サービスを、消費者、企業、政府、各種機関向けに提供しています。

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