-

マーク・ベニオフとジム・クレイマーが支援するXプライズ次世代マスク・チャレンジに多数の参加者が集まる

5カ月間のコンテストに世界70カ国以上から千件近いエントリーが集まり、外科グレードの保護マスクの再構想と再設計を目指す

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- Xプライズは本日、賞金百万ドルの次世代マスク・チャレンジに過去最高数のチームからエントリーが集まったと発表しました。これは、15歳から24歳までの世界各地の若いイノベーターに保護フェイスマスクの再構想を呼び掛ける最新のイニシアチブです。若い参加者に参加を限定することで、Xプライズは次世代のイノベーターを刺激することを目指し、それに圧倒的な反応があったことは、世界にインパクトを与えようというZ世代の創造者の熱意を証明しています。

60日経たないうちに、Xプライズ次世代マスク・チャレンジは関心を持った参加者から992件の応募を集め、Xプライズ財団による行動の呼び掛けの中で最も大規模で最も実りあるものとなりました。候補チームは76カ国にわたり、従来の保護マスクに伴う一般的な障害の多くを克服しようとする意欲が世界的なものであることが示されました。

「私たちの理解では、マスクはフィット感、快適さ、ファッション性において劣ることがあり、ほとんどの優れたマスクは普通の人々には手に入らないか高価なものとなっています。私たちには代わりの物が必要であり、だからこそXプライズは世界の若いイノベーターに目を向け、フェイスマスクを再創造してCOVID-19感染からの防護に役立つ入手性の高い代替品を作り出すことを目指しています。私たちは上位25個の設計を採用し、量産が可能かどうかを確認します。量産が可能であると判断されれば、そのうち10個の設計を採用し、インフルエンサーのところに届けて反応を調べます」と、Xプライズの創設者で執行会長のピーター・H・ディアマンディスは述べています。

世界最大の課題に対するソリューションをクラウドソースするために世界的コンテストを利用する非営利組織のXプライズは、現在米国人3分の1が日常的にマスクを着用していないことを認識しています。一方、マスクを適切に使用することでウイルス感染を大きく減らすことができることは、証拠によって示されています。賞金100万ドルのXプライズ次世代マスク・チャレンジ・コンテストはマーク・ベニオフとジム・クレイマーがスポンサーとなり、使用の一般的障害を克服する工夫、効果、スタイルのXファクター、能力を最高の形で組み合わせたマスクを設計した若いイノベーターに大賞を贈ります。

CNBCでMad Moneyのホストを務めるジム・クレイマーは、こう語っています。「マスクが感染を止めることができることには、膨大な証拠が存在しています。マーク・ベニオフと共にXプライズ次世代マスク・チャレンジのスポンサーとなることに誇りを感じます。マスクのほとんどに抵抗する人すら身につけるかもしれないマスクを設計するように依頼をした時に、人がどれほど大きな発想を生み出すか、驚くべきものがあります。」

スポンサーのマーク・ベニオフは、こう語っています。「米国のすべての人が3週間マスクを身につけたら、わずか3週間身につけたら、コロナウイルスの感染が止まるため、感染者はいなくなります。しかし、人々はマスクを身につけたいとは思っていません。」

Xプライズの次世代マスク・チャレンジは最終審査イベントで頂点に達します。今年10月の研究所試験はパートナーの3Mとハネウェルがスポンサーとなり、優勝者は年内に発表されます。詳細情報と審査を通過したチームのリストは、こちらでご覧いただけます。

Xプライズについて

Xプライズは、第501(c)3条非営利団体であり、世界の最重要課題の解決に向けた革新的コンテストモデルの考案・実施における世界的リーダーです。現在実施中のコンテストには、賞金2000万ドルのNRG COSIAカーボンXプライズ、賞金1000万ドルの雨林Xプライズ、賞金1000万ドルのANAアバターXプライズ、賞金500万ドルのIBMワトソンAI Xプライズ、賞金500万ドルのXプライズ・ラピッド・リスキリング、Xプライズ次世代マスク・チャレンジ、賞金500万ドルのXプライズ・ラピッドCOVIDテスティングがあります。詳細情報については、xprize.orgをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Caden Kinard
XPRIZE
949.280.0182

More News From XPRIZE

Xプライズとマスク財団が、500万ドルの炭素除去学生コンテストの受賞23チームを決定

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界最大の課題の解決に向けた革新的な競争モデルの設計と実施で世界をリードするXプライズは本日、学生主導の23チームが、500万ドルの炭素除去学生コンテストで勝利を収めたと発表しました。この表彰プログラムは、マスク財団が支援する1億ドルの炭素除去のためのXプライズの一部であり、次世代の炭素除去イノベーターの初期段階のコンセプトに資金を提供し、メインのコンテストに関心を持つイノベーターの参入障壁を取り除くことなどを目的として開始されました。 コンテストに参加する学生チームは、二酸化炭素除去の実証と測定・報告・検証技術の2つのコースのいずれかで、賞に向けてコンセプトを提出する機会を得ました。受賞した学生チームは、Xプライズ炭素除去の次のラウンドに参加するか、二酸化炭素除去を可能にする主要な支援技術を開発するために、資金を使うことができます。2つの賞コースの焦点は、次のとおりでした。 二酸化炭素除去の実証:空気、陸、岩、海洋などのさまざまな炭素除去経路を通じてXプライズ炭素除去マイルストーン賞とグランド・プライズ賞を...

賞金1000万ドルのANAアバターXプライズ・コンテストのファイナリスト・チームが決定

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 人類の重要課題の解決に向けた賞金付きコンテストの考案・実施で世界をリードするXプライズは本日、賞金1000万ドルのANAアバターXプライズ・コンテストの決勝ラウンドに8カ国の15チームが進出したと発表しました。 日本最大の航空会社の全日本空輸(ANA)をスポンサーとするアバターXプライズは、人間の感覚、行動、存在をリアルタイムに遠隔地に配置させ、よりつながりのある世界を実現するアバター・システムの開発を目指す4年間の世界的コンテストです。将来的には、アバターは、緊急事態において救命救急の支援や即時対応を行い、あるいは探索や新しい方法でのコラボレーションの機会を提供して、可能性の限界を広げ、技能や知識の共有による影響を最大化することができるでしょう。アバターは、現実世界のさまざまなシナリオでタスクを実行し、その相互作用において操作者と受け手の双方に存在感を伝える能力を実証しなければなりません。 Xプライズのアニューシャ・アンサリ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「個人が快適な自宅に居ながら、他...

Xプライズ、未来のタンパク質を発見するコンテスト「Xプライズ・フィード・ザ・ネクスト・ビリオン」のセミファイナリスト・チームを発表

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本日、Xプライズは、Xプライズ・フィード・ザ・ネクスト・ビリオンで勝ち残ったセミファイナリスト28チームを発表いたします。2020年12月にスタートしたこの賞金1500万ドルのコンテストは、利用しやすさ、環境の持続可能性、動物福祉、栄養・健康に加えて、味や食感の点で従来の鶏肉や魚を再現するか上回る培養鶏胸肉や魚の切り身の代替品の生産を奨励することで、人類が将来世代を養う方法を再発明することを目的としています。 このコンテストの審査員団が選出したセミファイナリスト28チームは、技術に関する応募書類に基づいて選ばれ、14カ国を代表しています。 今後1年間、セミファイナリスト・チームは、ASPIREやトニー・ロビンズ財団を含むこのコンテストのエコシステムやスポンサーと密接に協力しながら、製品の第一段階の開発に着手します。セミファイナリスト・チームの中から、2022年末までに、最大10組の最終候補チームが技術ソリューション・プロトタイプの長所に基づいて選ばれ、250万ドルのマイルストーン賞金を分け合います。最終候補チ...
Back to Newsroom