ムーディーズが包括的なESGソリューション・グループを立ち上げ、グローバル・ヘッドを任命

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- ムーディーズ・コーポレーション（NYSE：MCO）は本日、ESG情報に対する世界的な需要の拡大に応えるために、環境・社会・ガバナンス（ESG）ソリューション・グループを発足させたと発表しました。同グループは、ESG、気候リスク、サステナブル・ファイナンスに関するムーディーズのデータと経験を活かし、ムーディーズ・インベスターズ・サービス（MIS）およびムーディーズ・アナリティックス（MA）と連携して包括的かつ総合的なESG顧客ソリューションを提供します。

ESGソリューション・グループは、ESG関連のリスクと機会の特定、数値化、報告のためのツールと分析を開発します。ムーディーズのESG能力は、ESGの評価、データ、ツールおよびサステナブル・ファイナンスの世界的な先駆者であるヴィジオ・アイリス（VE）および気候リスク分析のリーダーであるフォー・トゥエンティー・セブンの2019年の買収を経て拡大しています。ESGと気候リスクはすでにムーディーズ・インベスターズ・サービスが提供する格付けとリサーチに組み込まれており、今後、ムーディーズ・アナリティックスの一連のリスク管理ソリューション、リサーチ、データ、分析プラットフォームに組み入れられることになります。

ムーディーズの最高執行責任者のロブ・ファウバーは、次のように述べています。「ムーディーズESGソリューション・グループは、社内全体の能力を結集して、リスクと機会を特定し、意味のあるパフォーマンスの計測と洞察を提供することにより、市場参加者が戦略的な耐性、責任ある資本主義、グリーン経済を促進することを支援します。」

ESGソリューション・グループは、銀行、資産運用会社、金融テクノロジー・ベンダーの管理職として金融およびテクノロジーのイノベーションの活用に30年以上にわたる経験を持つアンドレア・ブラックマンが統括します。ブラックマンは以前、ムーディーズのCrediViewの責任者として、同部門をクレジット市場の専門家のための有力な世界的なリサーチ・データ・分析プラットフォームに育てました。

関連会社を含め、ムーディーズは以下のESG関連サービスを提供します：

• 5000社以上の企業のESG評価
• 7900社を対象とした論争的問題関連スクリーニング
• 100万個の気候リスク・スコア
• 250件を超える持続可能債券・ローンの評価
• 70種類を超えるESG専門指数
• ESGリスクを考慮した信用格付け
• ESGおよび気候リスク要因を組み込んだリスク管理ソリューション

VEとフォー・トゥエンティー・セブンは、それぞれの革新的な商品に対する旺盛な需要を踏まえ、市場をリードする独立したESGおよび気候リスク・ソリューションを引き続き提供します。VEは最近、EUの分類基準とグリーンボンド基準を統合した持続可能債券のための強化版セカンドパーティー・オピニオンを導入しました。フォー・トゥエンティー・セブンは最近、不動産や施設が気候変動の影響を受ける可能性を予測するためのオンデマンド型実物資産スコアリング・アプリに山火事リスクを加えたことを発表しました。

詳細情報については、www.moodys.com/esgのムーディーズESG＆気候リスク・ハブをご覧ください。

ムーディーズ・コーポレーションについて

ムーディーズ（NYSE：MCO）は、組織のより良い意思決定を可能にする世界規模の総合リスク・アセスメント企業です。当社のデータ、分析ソリューション、知見は、意思決定者による機会の特定や、他者と取引を行う際のリスク管理を支援します。当社は、より高度な透明性、より多くの情報に基づいた意思決定、情報への公正なアクセスが共通の進歩を可能にすると考えます。世界40カ国以上に約1万1200人を超える従業員を擁するムーディーズは、国際的なプレゼンスと現地の専門的知見ならびに金融市場での1世紀以上の経験を融合しています。詳細については、moodys.com/aboutをご覧ください。

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