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GARPが持続可能性および気候リスクの認定を開始

気候変動の管理について専門担当者を教育

米ニュージャージー州ジャージーシティ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 世界リスク管理専門家協会(GARP)は本日、気候変動が組織に与える経済・ 業務上の影響の可能性を専門家が理解して管理する一助となるよう、持続可能性 および気候リスク(SCR)の新しい認定を導入すると発表しました。

GARPリスク・インスティチュート(GRI)共同プレジデントのジョー・ペイズ リー(Jo Paisley)は、次のように述べています。「企業が気候変動を財務上の リスクだと認識し始めるにつれて、経営陣にとって気候リスク管理をスキルセッ トに加える必要性がますます高まっていくでしょう。財務部門で働いている人に とってだけではなく、サプライチェーン管理、業務運営、テクノロジーなどの分 野についても同じことが言えます。」

GARP SCRTM認定を開始する決定の正しさは、GARPが先ごろ実施したリスク専 門家の世界的調査により裏付けられました。調査回答者943人の85%が、将来的 にSCRに関するさらに深い知識が必要になるだろうと回答しました。さらに、 回答者の82%が長期的に所属組織のSCRへの注力が進むだろうという予想を示 しました。

初めての真に世界的な気候リスク管理プログラムであるSCR認定は、政策と規 制、グリーンで持続可能な金融、気候関連リスクの科学・影響・測定、シナリオ 分析、健康への影響や地政学的影響などの新たな問題に関するモジュールが含ま れます。

GARPの認定および教育プログラム担当グローバル・ヘッドのビル・メイ(Bill May)は、次のように述べています。「業界の実務者、研究者、規制当局など、 一流の気候専門家の意見を得てSCRカリキュラムを開発しました。このプログ ラムを定期的にアップデートし、企業の経営陣に急速に進化するこの分野で成功 するための最良のツールと認定を提供していきます。」

SCR認定は世界的にオンラインで提供されます。費用は650米ドルです。準備期 間は人によって異なりますが、教材を読み、3時間の最終試験の準備をするのに 約100~130時間を費やす必要があると思われます。最終試験は年間に何回かの 期間に行われます。受験者は世界各地の所定のコンピューター・ベース試験セン

ターで、または希望する場合は遠隔監督を受けながら高速インターネット接続を 備えたコンピューターで、多肢選択式の試験を受けられます。

登録は2020年6月1日から開始されます。興味のある方はwww.garp.org/scrで登 録して、詳しい情報をご覧ください。

世界リスク管理専門家協会について

世界リスク管理専門家協会は、リスク管理実務の向上に注力する非党派・非営利 の会員制組織です。GARPは、役割ベースのリスク管理認定であるFinancial Risk Manager®とEnergy Risk Professional®に加えて、Sustainability and Climate RiskTM 認定と継続的専門能力開発を通じた継続的教育機会(Continuing Professional Development)を提供しています。GARPベンチマーキング・イニ シアチブ(GBI)とGARPリスク・インスティチュート(GRI)により、 GARPはリスク管理に関する調査に出資し、実務者、研究者、規制当局間の協力 を促しています。

1996年に設立され、評議員会による統制を受けているGARPは、ニュージャー ジー州ジャージーシティに本拠地を置き、ロンドン、ワシントンDC、北京、香 港にオフィスを構えています。詳細情報についてはgarp.orgをご覧になるか、リ ンクトイン、フェイスブック、ツイッターでGARPをフォローしてください。

関連リンク

http://www.garp.org/scr

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Contacts

Lori Nitschke, +1 202-205-1764, lori.nitschke@garp.com

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