Ledger、新製品「Ledger Atom™」を発表し、大切なデジタル資産をあらゆる脅威から保護
Ledger、新製品「Ledger Atom™」を発表し、大切なデジタル資産をあらゆる脅威から保護
AIがサイバーセキュリティと真正性にかつてない脅威をもたらす時代に、Ledger Atom™が、機密性が極めて高い重要なデジタル資産を保護するために設計された、普段使いのアプリも利用できるセキュリティ・プライバシー保護デバイスに
パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デジタル上の所有権を保護するセキュアなインフラの世界的リーダーであるLedgerは、普段使いのアプリが動作するセキュリティ・プライバシー保護デバイス「Ledger Atom™」を発表しました。このデバイスは、ユーザーの資金、AIエージェントによる操作の承認、プライバシーの保護を支援するために特別に設計されています。Ledger Atomは、オープンソースのAndroid™と、セキュアエレメントチップ上で動作するLedger独自のセキュリティ重視のオペレーティングシステム「Ledger OS™」を組み合わせた革新的なアーキテクチャーを採用しています。これにより、1台のデバイスで普段使いのアプリを利用しながら、セキュアな環境で機密性の高い操作を承認できます。
スマートフォンのセキュリティは万全ではなく、それを標的とする脅威は増大しています。2025年には、モバイル端末に関するゼロデイ脆弱性が前年比でほぼ倍増しました。また、商用スパイウェアのベンダーが、記録上初めてゼロデイ脆弱性の最大の利用者となり、その攻撃はモバイル端末やブラウザーに集中しました1。2025年だけでも、サイバー犯罪による損失額は110億ドルを超えました2。また、同じく2025年に暗号資産のソフトウェアウォレットが侵害された事例は15万8,000件に達し、重複を除く被害者数は少なくとも8万人に上りました3。
Ledger Atomは、スマートフォンに取って代わるものではなく、スマートフォンでは守れない領域でユーザーを保護するために設計されました。マルウェア、ソフトウェアの脆弱性、ゼロデイ脆弱性、ディープフェイクからの保護を支援し、機密性が極めて高いデジタル資産を扱う際に安心感をもたらします。また、これまでで最も高機能なLedgerサイナー(署名デバイス)でもあります。Krakenなどに直接かつ安全に接続できるほか、OpenClawを通じてAIエージェントを管理したり、サードパーティー製メッセージングアプリを通じた個別メッセージの暗号化によるプライベートな通信の保護にも対応します。
Ledger Atomは、2つのオペレーティングシステムを組み合わせたアーキテクチャーにより、高いセキュリティを実現しています。Ledger OSがセキュアな基盤とセキュアなdAppsへの直接接続を提供する一方、オープンソースのAndroidによって、普段使いのアプリの幅広い利用と利便性を確保しています。デバイスは、両アーキテクチャーを橋渡しするFPGAチップの制御により、スタンダードモードとセキュアモードを自動的に切り替えます。デバイス上部のセキュアバーには現在のモードが表示され、スタンダードモードや普段使いのアプリからセキュアモードでの操作を認識したり、干渉したりできないよう設計されています。
Ledgerの会長兼最高経営責任者(CEO)であるパスカル・ゴーティエは、「AIによって攻撃者が誰でも標的にできる時代となった今、デジタルの自由は、もはやあれば望ましいというものではなく、必要不可欠なものです。私たちは12年間にわたり、皆さまの資金を守ってきました。Ledger Atomは、資金、アイデンティティ、言葉、そして皆さまの名の下で行動するエージェントなど、オンライン上で所有するあらゆるものを守ります。普段使いのアプリを利用できるだけでなく、Ledger Connectivityにより、あらゆるアプリやウェブサイトが中間システムを介さずにLedgerに直接接続できます。重要な場面で最終的な承認を下すのは、皆さま自身です。所有権なくして、自由はありません」と述べています。
AIエージェントを自身の管理下に
AIエージェントの普及に伴い、セキュリティとプライバシーの面で重大かつ本質的なリスクが生じています。AIエージェントが業務を遂行するには、ユーザーの本人確認情報や決済情報へのアクセスが必要ですが、そのアクセス権には、データの外部流出、損失を伴う誤操作、権限昇格攻撃などのリスクが伴います。
Ledgerは、オープンソースの「Ledger Agent Stack」を基盤として、「Ledger Agent Intent」を発表しました。これは、デジタル資産に使用されている、ハードウェアによって強制される制御を同じくAIエージェントにも適用するものです。エージェントは、ユーザーの秘密鍵を保持することなく情報を読み取り、操作を提案できます。しかし、Ledger Agent Intentは、機密性の高い操作を実行する前に、Ledger Atomデバイスまたは対応するLedgerサイナー(署名デバイス)上で、ユーザーが物理的に承認を必須とするよう設計されています。Ledger Agent IntentはLedger Atomで最も効果的に機能するよう設計されており、対応するLedgerサイナーではすでに利用可能です。
Ledger Agent Intentは、AIエージェント型プラットフォームに容易に実装できるよう設計されています。Ledger Op3nで発表された同機能は、OpenClawに直接統合される予定です。提供開始初日から、ユーザーはOpenClawのエージェントを登録し、Ledger Atomデバイス上で操作を直接かつ安全に承認できるようになります。また、OpenClawアプリはデバイスにプリインストールされる予定です。
高いセキュリティレベルのウォレットと決済機能を集約
Ledger Atomは、Ledger Wallet™のインターフェースとサイナー(署名デバイス)の両方の役割を1台で担う初のデバイスです。Ledger Atomでは、Ledger Walletアプリから取引を開始し、セキュアモードで承認できます。Ledger Walletアプリから暗号資産を送金できるほか、Ledger Wallet経由でアクセスできるサードパーティーのサービスを利用した暗号資産の購入、売却、スワップ、利回りの獲得にも対応します**。取引の署名は、デバイスのトラステッドディスプレイ上で直接かつ安全に行われます。
Paywardの主力取引所であるKrakenは、Ledger Atomの発売に向けて同デバイスへの対応を検討しています。Ledger AtomからKrakenのアカウントにアクセスするユーザーは、トラステッドディスプレイ上で取引内容を確認し、Clear Signによって署名できるようになる見込みです。この取り組みは、KrakenでのLedgerデバイスへの対応を拡充し、Ledger Walletユーザーが暗号資産やxStocks***を購入、売却、スワップのに利用できる業界最高水準のインフラにアクセスできるようにすることを目的として、PaywardとLedgerが9月に発表した提携をさらに発展させるものです。
Ledger Op3nでは、ソラナ モバイル(Solana Mobile)が、Ledgerを初のハードウェア拡張パートナーとして発表しました。新しいSeekerアプリは、すべてのLedger Atomにプリインストールされる予定です。これにより、ユーザーはSolana dApp StoreやSolanaエコシステムへのアクセスと、Ledgerのハードウェアに関する専門技術という、双方の利点を享受できます。Seekerアプリは、ソラナ モバイルの中核的なユーザー体験をLedgerのハードウェアセキュリティモデルに組み込み、Ledger Atomユーザーに次の機能を提供します。
- 提供初日からSolanaエコシステムに接続:Seekerアプリは、Ledger Atomにプリインストールされ、ホーム画面の目立つ位置に表示される予定です。
- 安全な承認:Seekerアプリでの署名と承認はLedger Atomのセキュアモードで実行されるため、ユーザーは確認した取引内容にそのまま署名できます。
- アプリの検索・利用:Solana dApp Storeが標準搭載される予定で、取引、決済、ゲーム、AIなど、さまざまな分野のSeeker向けdAppsがLedger Atomでも利用可能になる見込みです。****
現在から耐量子時代まで、プライバシーとセキュリティを保護
Ledger Atomには、Ledgerがこれまでに開発した中で最も高度な不正改ざん防止・改ざん検知技術が搭載されます。まず、製品パッケージでは、不正な開封を防ぐための新たな仕組みが導入される予定です。デバイス本体にも、筐体の開封やディスプレイの取り外しを検知するための新技術が採用されるほか、セキュアエレメント、MCU、FPGAなどの重要なハードウェアの改ざん耐性を高めるための特別な対策が講じられる予定です。
Ledgerは、プライバシーを基本的人権と捉える姿勢を一貫して貫いてきました。Ledger Atomは、セキュリティとプライバシーを重視するユーザー向けに設計されており、その保護対象はメッセージングにも広がっています。Ledger AtomはGPG/OpenPGPに対応する予定で、ユーザーは任意のアプリでメッセージを送信する前に暗号化できるようになります。メッセージングアプリが平文にアクセスすることはなく、平文のメッセージはLedger OSが処理を引き継いだ場合にのみ利用できます。また、メッセージは別のLedger Atomのセキュアモードで復号できるため、通信のプライバシーとセキュリティが保護されます。
AI主導型サイバーセキュリティ企業であるCyber50は、強靭なデジタルインフラストラクチャーの構築に注力しています。同社はLedgerと協力し、Ledger Atomのハードウェアに裏付けられたセキュリティ技術を活用して、地域全体の組織における安全な通信をどのように支援できるかを検討しています。サイバー犯罪を利用した詐欺やフィッシングは、2026年にCEOが組織にとって最も懸念するサイバーリスクの上位3つの1つに挙げられており4、ハードウェアによって保護されたインフラの必要性が浮き彫りになっています。
Ledger Atomには、ハードウェアプライバシースイッチも搭載されています。これは、カメラとマイクへの電力供給を回路レベルで遮断する物理スイッチです。ソフトウェアによって回避可能な設定とは異なり、ハードウェアレベルで電力供給を遮断するため、ソフトウェアからカメラやマイクを起動することはできません。セキュアモードでは、スイッチの状態に関係なく、カメラとマイクへの電力供給がハードウェアによって自動的に遮断されます。
Ledger Atomは、量子コンピューター時代への対応を見据えて設計されています。現在の暗号化技術の寿命を超えて長期的に利用できるよう設計されており、米国国立標準技術研究所(NIST)の耐量子暗号標準に対応しています。セキュアハードウェア自体で耐量子暗号処理が高速化されます。Ledger OSは、今後10年間の脅威に備えて設計されており、Ledger Atomの暗号化レイヤーには、プライバシーが保護され、真正性が検証された通信を実現するための耐量子暗号プロトコルが組み込まれています。
提供開始時期
Ledger Atomは、2027年夏に発売される見込みです。現在、数量限定のFounder’s Editionの予約を受け付けており、価格は849ドルとなります。注文時には全額返金可能な100ドルの予約金が必要です。発売後の注文価格は899ドルとなります。予約者には、発売時に50ドル相当のビットコインバウチャーと、Ledger Recover™の3か月間無料利用特典が提供される予定で、今後パートナー企業による特典もさらに追加される予定です。予約分のLedger Atomは、発売時に優先して出荷されます。*
Ledger Atomの詳細およびFounder’s Editionの予約金の支払いについては、こちらをご覧ください。
Ledgerについて
2014年に設立されたLedger™は、デジタル上の所有権を保護するセキュアなインフラの世界的リーダーです。オールインワンの暗号資産アプリ「Ledger Wallet™」は、Ledgerを象徴するサイナー(署名デバイス)によって保護された包括的かつ安全なプラットフォームを提供します。ユーザーは暗号資産の購入、売却、スワップ、支払い、報酬の獲得を安全に行うことができます**。Ledgerサイナーは、165か国以上で800万台以上販売され、10以上の言語に対応しています。Ledgerは、個人ユーザーがデジタル上の所有権を行使し、ポートフォリオを管理し、自らの資産をコントロールするための、信頼できるソリューションです。個人投資家が保有するビットコイン(BTC)の約30%、米ドル建てステーブルコインの30%以上が、Ledgerによって保護されています。
Ledgerは、設計段階からセキュリティを重視しています。世界的に高い表をを受けている同社のホワイトハット・セキュリティチーム「Ledger Donjon」は、デジタル資産分野全体の安全性を確保するうえで重要な役割を担っています。ハッキング、詐欺、不適切な管理によって毎年数十億ドルもの損失が発生する中、Ledgerはセキュリティに一切妥協しない姿勢を貫き、ユーザーが安心して自らの資産を真に管理できる環境を提供しています。
単なる「ハードウェアウォレット」を購入するのではなく、Ledgerサイナー(署名デバイス)とともにLedger Walletアプリをご利用ください。
LEDGER™、LEDGER WALLET™、LEDGER NANO™、LEDGER ATOM™は、Ledger SASが所有する商標です。
* Ledger Atomの出荷は、適用される製品認証、特に米国におけるFCC認証の取得を条件とします。詳細な規約は こちら をご覧ください。Ledger Recover™はCoincoverが提供するサービスで、有料サブスクリプションへの加入が必要です。無料期間終了後は、解約しない限り、有料サブスクリプションとして自動更新されます。利用規約が適用されます。
** 利回りおよび報酬は保証されません。Ledgerはテクノロジープロバイダーであり、金融上の助言は行いません。暗号資産の取引サービスはサードパーティー事業者が提供します。Ledgerは、これらのサードパーティーサービスの利用について助言や推奨を行いません。
*** xStocksはBacked Assetsが発行しています。xStocksは米国およびその他の制限対象地域では利用できません。利用資格の詳細はBacked Assetsが公表しています。Ledgerはテクノロジープロバイダーであり、金融上または投資上の助言は行いません。
**** アプリの提供可否は認証およびライセンスの取得状況によって異なり、デバイスの出荷前に確定します。サードパーティー製アプリは、Ledgerではなく各開発元が提供します。
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