SolarWinds、エンタープライズITに決定論的・エージェント型AIを導入すべく「Avior」を発表
SolarWinds、エンタープライズITに決定論的・エージェント型AIを導入すべく「Avior」を発表
目標駆動型エージェントは、ITを単なるリアクティブ関数から、レジリエントかつビジネスに即した業務を調整する存在へと変革する
テキサス州オースティン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- AIを活用した可観測性、インシデント対応、データベース管理、およびITSMソフトウェアのリーディングプロバイダーであるSolarWindsは、ミッションクリティカルなIT環境向けに特別に設計された、スタンドアロン型の目標志向型エージェントAIシステム「Avior™」のローンチを発表しました。SolarWinds®プラットフォームを基盤とするAviorは、ITチームがハイブリッドなデジタルエコシステム全体において、目標をセキュアに定義し、専門分野に特化したエージェントを調整し、測定可能な成果に向けた進捗の追跡を支援します。
技術インフラがますます複雑化し、ビジネスクリティカルになるなか、成果のばらつきが許容できないリスクやコストをもたらす可能性があります。これらの多くは、すでにほとんどのIT組織がシステム停止時間、監査上のリスク、シニアエンジニアが費やす業務時間といった形で、静かに吸収しているのが実態です。稼働時間、セキュリティ、IT運用全体が危機にさらされている環境において、AIには、チームが測定可能なコスト削減、ダウンタイムの短縮、そして運用全体のレジリエンスの向上を達成することが求められます。
Aviorは、現場の最前線の業務を担うように設計されているため、チームはより戦略的な取り組みを行うだけでなく、増加を続けるデジタル環境のニーズにもプロアクティブに対応することができます。スタンドアロン型アプリケーションとして、製品や環境を跨いで機能し、オペレーターの視点から問題や必要な対応を診断するとともに、高度な根本原因分析を通じて、デジタル環境全体にわたる目標の達成を目指します。
信頼と制御を重視して構築されたエンタープライズAI
厳格なセキュリティガードレールの中で動作するAviorは、リスクレベルに応じた自律機能を備えており、潜在的に危険なアクションについては常に人間による明示的な承認が求められます。SolarWindsがポートフォリオ全体に適用している責任あるAIフレームワーク「AI by Design」を基盤とするAviorは、詳細な監査証跡、目標トラッキング、自動ロールバックサポート、データマスキング、および厳格な最小権限の原則に基づくツールアクセスを通じて、ヒューマン・イン・ザ・ループを維持しつつ、顧客環境を保護します。
また、Aviorは、ミッションクリティカルな環境で求められる厳格なガードレールの範囲内で、システムが強力な成果をもたらすようにすべく、3つの中核となる柱に基づいて構築されています。
- 目標志向:測定可能な目標の達成に向けて、制御ループ内で動作します
- 透明性:オペレーターが理解できる、詳細かつ監査可能な言語で推論を提示します
- 制御:あらゆるレベルできめ細かな自律制御を可能にします
Aviorが企業にもたらす価値
Aviorは、AIのインテリジェンスと、明確なガードレール、承認制御、監査可能なワークフローの枠組みの中で、あらかじめ定義された目標を追求する決定論的な実行フレームワークを組み合わせています。これにより、ITチームはインサイトから実行に至るまでのプロセスをより制御しやすく、再現性の高いものとし、その場しのぎの火消しに追われる状況から脱却できるようになります。現在、Aviorを活用することで、チームは自信を持ってさまざまな運用成果を調整することができ、さらに多くの機能が今後追加される予定です。
- アラートのノイズを削減 — 関連するイベントを単一の実行可能なインシデントとして関連付け、チームが単に溜め込まれたタスクを処理するのではなく、問題そのものに集中して取り組めるようにします。
- コンプライアンス違反の削減 — ポリシーベースラインに対してデバイスを継続的に監査し、すべての変更履歴を記録したうえで、不備を浮き彫りにします。
- 構成ドリフトの是正 — 本来の手順から逸脱した変更を検出し、最も重要なデバイスにおいて、最後に正常に起動した構成を復元します。
- 構成のバックアップを確保 — 設定されたスケジュールに従って稼働中の構成のスナップショットを作成・アーカイブし、対象外となったデバイスをフラグ付けします。
- 容量およびコストを管理 — チームが確保したい容量に対して使用率と支出を追跡し、インシデントやインボイスになる前に注意が必要な項目をフラグ付けします。
- 資産のライフサイクルを管理 — もはや存在しないにもかかわらずダッシュボードを乱雑にし、アラートを発し続けているゴーストエンティティを廃止し、在庫、ファームウェアのバージョン、およびライフサイクル終了リスクを追跡します。
「IT運用は、チームがどれほど迅速に対応できるかによって、長きにわたって評価されてきました」と、SolarWindsの暫定CEO兼最高製品責任者(CPO)であるカレン・チャイルドレスは述べています。「しかし、環境がますます複雑化し、分散され、ノイズが増える状況において、迅速な対応だけではもはや十分とはいえません。組織はプロアクティブに行動し、運用リスクを低減し、IT業務の遂行プロセスにレジリエンスを組み込む必要があります。Aviorは、これらに対応する形で設計されており、チームが単なるアラートの管理から、明確な目標、ガードレール、および制御に基づいた成果の調整へと移行できるよう支援します。」
「医療業界のオブザーバビリティ・エンジニアとして、私の役割は、エンジニアが環境とインフラが常に良いパフォーマンスを維持できるよう、ツールと能力を確保できるようにすることです。そうすることで、放射線科医が求められる業務を遂行できるようになります」と、Radiology Partnersのオブザーバビリティ・エンジニアであるスティーブン・カーン氏は述べています。「Aviorは、チームメイトのような役割を果たします。何が起きたかを示すだけでなく、どのようにして問題が発生したのかを説明するためにチームメイトに共有・提示できる詳細な分析の一環として、実際に成果物やインサイトを収集してくれます。Aviorの目標志向型の機能は、アラートの管理を支援し、問題の優先順位付けにかかる時間を大幅に短縮することで、環境をクリーンに保ちます。」
Aviorは、2026年10月14日より、ガイド付きオンボーディング・プログラムを通じてご利用いただけます。SolarWindsが最新のIT運用向けに目標志向型AI をどのように推進しているかなどの詳細は、https://www.solarwinds.com/aviorをご覧ください。
SolarWinds Day 2026
10月14日(EMEA(欧州・中東・アフリカ)と米州)および10月15日(APJ(アジア太平洋・日本))に開催される「SolarWinds Day」に、オンラインでご参加ください。IT運用向けに特別に開発された、目標志向型の新たなAIをご紹介いたします。ライブデモをご覧いただき、可観測性、データベース、インシデント対応、ITSMの各分野における今後の展開をご確認ください。 今すぐ登録 。
よくある質問
Aviorはエンタープライズデータの保護にどのように役立ちますか?
ユーザーが提供したデータや入力した情報はユーザーのものです。リクエストに関連するデータのみが送信され、ユーザーがすでに閲覧許可を得ているデータのみが送信されます。データは常に暗号化された状態が維持され、セルフホスト環境の場合、データはモデルに直接送信されるのではなく、Platform Connectを通じてSolarWinds Platformへ直接、セキュアに転送されます。さらに、顧客データはマスキング処理され、基盤となるモデルのトレーニングには使用されません。
Aviorはどのような信頼性を重視した設計となっていますか?
Aviorは、ネットワーク、システム、アプリケーション、データベース、クラウドにまたがる25年分のSolarWindsのテレメトリ、トポロジー、構成履歴、アラートコンテキストに加え、モデルコンテキストプロトコル(MCP)を通じてサードパーティシステムからのデータも活用して動作します。Aviorは目標志向型の制御ループで動作し、その思考プロセスのすべてのステップを可視化できる透明性を備えています。また、きめ細かな自律性制御と安全なデフォルト設定を通じて制御されます。さらに、Aviorはビルトインされたリスク管理機能を強制し、エージェントは許容範囲を超えて動作しないよう設計されています。
Aviorと既存のプロダクト内AIアシスタントとの違いは何ですか?
SolarWindsのAIアシスタントは、SolarWinds製品内で有益な支援を提供することに注力しており、人間による監視やプロンプト入力によってその範囲が制限されています。一方、Aviorは、セルフホストとクラウドを問わず、ユーザーのデジタル資産全体において、ユーザーが有効にした各SolarWinds製品やサードパーティ製品からの統合データを組み合わせて、ユーザーの管理下で自律的に動作するように設計されたエージェント型AIです。すべてのアクションはリスク評価を経て実行され、アクションを開始したユーザーの権限を継承し、記録されます。
Aviorを利用するために、データやシステムを移行する必要はありますか?
いいえ、チームが移行プロジェクトを実施する必要はありません。Aviorは、オンプレミス環境およびSaaS環境の両方で動作します。これにより、エージェントはハイブリッドクラウドとオンプレミスインフラストラクチャをまたいでシームレスに動作することが可能となります。
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SolarWindsについて
SolarWindsは、シンプルで強力で安全な可観測性とIT管理ソフトウェアのリーディングプロバイダであり、お客様のデジタル移行を加速できるように構築されています。私たちのソリューションは、種類、規模、複雑さにかかわらず、世界中の組織に、今日の最新の分散型およびハイブリッド型ネットワーク環境の包括的で統一されたビューを提供します。私たちは、ITサービスと運用の専門家、DevOpsとSecOpsの専門家、およびデータベース管理者(DBA)と継続的に協力して、高性能で可用性の高いハイブリッド型のITインフラストラクチャ、アプリケーション、および環境を維持する際に直面する課題を理解しています。私たちの THWACK コミュニティのような場所でこういった専門家から得られた洞察は、私たちが現在および将来のお客様のニーズに対処することを可能にします。私たちのユーザーへのフォーカスと、エンドツーエンドのハイブリッドIT管理における卓越性への献身により、SolarWindsは可観測性、ITサービス管理、アプリケーションパフォーマンス、およびデータベース管理のソリューションにおける世界的なリーダーとして確立しました。詳細については、 www.solarwinds.com をご覧ください。
SolarWinds、SolarWinds & Design、Orion、およびTHWACKの商標は、SolarWinds Worldwide, LLCまたはその関連会社の独占的財産であり、米国特許商標庁に登録されています。その他のSolarWindsの商標、サービスマーク、およびロゴは、コモンロー商標であるか、登録済みまたは登録申請中である可能性があります。本書に記載されているその他の商標は、識別の目的のみに使用されており、各社の商標です(登録商標である場合もあります)。
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