ザーイド・サステナビリティ賞、Beyond2020イニシアチブがインドで20万人以上の医療レジリエンス強化に貢献
ザーイド・サステナビリティ賞、Beyond2020イニシアチブがインドで20万人以上の医療レジリエンス強化に貢献
太陽光発電を導入した6つの医療施設が、カルナータカ州農村部全域で安定した医療サービスの提供を継続的に向上
アラブ首長国連邦アブダビ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的な課題に対する革新的な解決策を表彰するアラブ首長国連邦(UAE)の先駆的な賞である「ザーイド・サステナビリティ賞」は、その主要イニシアチブであるBeyond2020により、インドに太陽光発電を利用した医療センターを設置し、20万人以上が安定した医療サービスを受けられるようになったことを発表しました。
インド南西部のカルナータカ州で完了したこのプロジェクトには、省エネ型の医療技術を備えた太陽光発電を利用した医療施設6か所が整備されました。これらの施設は、電力へのアクセスが限られている遠隔地の地域社会における医療レジリエンスを強化し、患者が大都市まで長距離を移動することなく、自宅の近くで必要な医療サービスを受けられるようにします。
インドにおけるBeyond2020イニシアチブは、2018年のザーイド・サステナビリティ賞を受賞し、インドを拠点とする非営利団体セルコ財団が実施しました。同財団は、持続可能なエネルギーを原動力として活用し、貧困の解消および環境の持続可能性を推進しています。
UAEの保健・予防大臣、アハメド・アリ・アル・サイエグ閣下は、「Beyond2020を通じて、UAEは人々の生活を向上させ、レジリエンスを強化し、国際協力を促進する取り組みを主導し続けています。インドで実施されたこのプロジェクトが継続的に成果を上げていることは、持続可能な発展を推進し、必要不可欠な医療サービスに誰もが公平にアクセスできるようにするという、私たちの共通の取り組みを反映しています。シェイク・ザーイドの思いやりと行動の理念を受け継ぎ、私たちは地域社会を支援し、有意義かつ永続的な影響をもたらすパートナーシップを築くことに引き続き尽力していきます」と述べています。
セルコ財団のCEOであるハリシュ・ハンデは、このパートナーシップがもたらした成果について、「エネルギーは、より良い医療を実現するための原動力です。太陽光発電の革新を通じて医療施設を再設計することにより、医療へのアクセスを改善し、魅力的な医療を実現し、最も遠隔地にある地域社会にも質の高いサービスを提供することができます。さらに大きな目標は、このモデルをインド全土に拡大し、持続可能なエネルギーを活用して、最も医療を必要としている人々の健康状態の改善につなげていくことです」と述べています。
インドには3万か所以上の一次医療センターおよび15万か所以上のサブセンターがあり、その多くは遠隔地に位置しています。こうした地域では、インフラ整備が不十分であることから医療へのアクセスが制限されることが多く、その結果、通院距離が長くなり、自己負担額も増えています。例えばカルナータカ州などの州では、医療費が全国平均を上回っています。さらに、電力供給が不安定なことが多く、ワクチンの保管や診断といった不可欠な医療機器およびサービスの運用に支障をきたしています。こうした課題は、交通の便の悪い地域社会における医療提供を改善するために、持続可能なエネルギーを活用した解決策が必要であることを示しています。
太陽光発電を利用した医療施設には、日照条件が最も良い状況下で2~15キロワットの電力を発電できる太陽光発電システムが導入されています。これらの設備は、オフグリッド型ソリューションおよび1日半から2日分の電力を供給するのに十分な電力を蓄えることができるリチウムイオン蓄電池システムによって支えられています。
これらの施設には、質の高い医療を支えるさまざまな省エネ型医療技術も導入されています。携帯型新生児保温器、光線療法装置、胎児モニターおよび人工呼吸器などの重要な医療機器により、新生児および妊産婦のケアが向上しています。また、ワクチン輸送容器により、温度管理されたワクチンの配送が確保されています。聴診器およびスパイロメーターなどのデジタル診断機器は、非感染性疾患の管理を強化し、遠隔皮膚診療、デジタル顕微鏡、遠隔医療ユニット、その他の携帯型医療機器は、遠隔診断を可能にしています。
このプロジェクトの一環として、セルコ財団は農村部の医療アクセス向上に取り組むNGOであるスワミ・ヴィヴェーカーナンダ・ユース・ムーブメントと協力し、移動診療所の導入も行いました。この診療所は、遠隔地の地域社会への医療サービスの提供を継続的に支援するとともに、この取り組みの長期的な成果を支えています。
Beyond2020には、アブダビ開発基金、BNPパリバ、ムバダラ・エナジー、マスダール、アブダビ商業銀行など、各分野をリードする数多くのパートナーが参画しています。
これまでに、Beyond2020はエネルギー、医療、水、食糧に関連する解決策において19件のプロジェクトを展開し、ネパール、タンザニア、ウガンダ、ヨルダン、エジプト、カンボジア、マダガスカル、インドネシア、バングラデシュ、フィリピン、ルワンダ、ペルー、レバノン、スーダン、エチオピア、ベトナム、マレーシア、コスタリカ、インドの42万9800人以上の生活に変化をもたらしてきました。このイニシアチブの20件目の実施地として、コロンビアが選定されています。
ザーイド・サステナビリティ賞について
ザーイド・サステナビリティ賞は、UAEが提供する、地球規模の課題に対する革新的なソリューションを称える先駆的な賞です。
ザーイド・サステナビリティ賞は、UAE建国の父である故シェイク・ザイード・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーンの功績に敬意を表すものです。
この賞は、健康、食糧、エネルギー、水、気候変動対策、グローバル・ハイスクールの各部門において、持続可能な進歩を推進し、地域社会のレジリエンスを強化する画期的な解決策を打ち出した組織や高校を毎年表彰しています。
18年間で139の受賞者を通じて、この賞は世界中で4億人以上の生活に優れた影響を及ぼしてきました。イノベーターたちがその影響力を拡大できるようインスピレーションを与え、志を永続的な成果へと変えるよう後押ししてきました。
ザーイド・サステナビリティ賞は、アース・ザーイド・フィランソロピーの関連団体です。
Beyond2020について
Beyond2020は、テクノロジーを社会貢献に活用し、包摂的で持続可能な発展を促進することで、世界中の支援対象者に、生活を大きく改善する重要な解決策を提供しています。Beyond2020が果たしてきたこれまでの成果としては、ネパール、タンザニア、ウガンダ、ヨルダン、エジプト、カンボジア、マダガスカル、インドネシア、バングラデシュ、フィリピン、ルワンダ、ペルー、レバノン、スーダン、エチオピア、ベトナム、マレーシア、コスタリカ、インドで実施された19件のプロジェクトがあり、これらを通じて42万9800人以上の生活に変化をもたらしてきました。
*配信元: AETOSWire
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