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ザイード・サステナビリティ賞、2027年度の応募受付を終了――過去最多の応募数を記録

  • 177カ国・地域から1万件を超える応募が寄せられ、同賞史上最多の参加を記録
  • 応募件数は前年から32%増加し、地域主導による拡張可能なイノベーションへの継続的な機運を反映
  • これまで139件の受賞プロジェクトを通じ、世界で4億1,100万人以上の人々の生活に好影響をもたらす

アラブ首長国連邦、アブダビ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アラブ首長国連邦(UAE)の革新的なグローバル課題解決策を表彰する「ザイード・サステナビリティ賞」は、2027年度の応募受付を正式に終了したと発表しました。今回は、健康、食糧、エネルギー、水、気候変動対策、グローバル・ハイスクールの6部門において、177カ国・地域から過去最多となる10,233件の応募が寄せられました。

創設18年目を迎えた同賞は、特に脆弱な地域や十分な支援を受けられていない地域の人々の生活向上を目指すソリューションを開発する中小企業、非営利団体、高校などの多様な応募者から応募を集めており、応募件数は引き続き増加しています。

今年の応募内容からは、レジリエンス(回復力)、適応力、システム全体への影響を重視する傾向が一層強まっていることが示されました。各地域の応募者は、実践的で地域社会に根ざしたソリューションを通じて、複雑化する世界的課題への対応に取り組んでいます。AIを活用した医療や農業技術、分散型エネルギーシステム、地下水へのアクセス向上、サーキュラーエコノミー(循環型経済)アプローチなど、多様な分野で不可欠なサービスへのアクセス拡大と、より包摂的な社会の実現を目指す取り組みが提案されました。

応募件数は前回募集と比べて32%増加しており、地域主導による拡張可能なイノベーションへの世界的な機運が継続して高まっていることを示しています。

UAE産業・先端技術大臣であり、ザイード・サステナビリティ賞事務局長を務めるスルタン・アハメド・アル・ジャーベル博士は、次のように述べています。「今回の歴史的な応募件数は、レジリエンスを高め、社会に不可欠なシステムを強化し、持続的なインパクトを生み出す実践的なソリューションに対する世界的な需要の高まりを示しています。今年の応募者は、AI、適応力、イノベーション、そして地域のリーダーシップを組み合わせることで、必要なサービスへのアクセス、手頃な価格、信頼性の確保が依然として問題となっている地域社会の喫緊の課題に対応できることを示しました。同賞は、故シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アール・ナヒヤーンの理念を受け継ぎ、実用性を重視し、人々への貢献を根幹とし、人々の暮らしにもたらす前向きな変化を成果の指標とする先駆者たちを今後も支援してまいります」

応募全体の3分の2以上は、開発途上国および新興国から寄せられました。特にバングラデシュ、ブラジル、中国、ケニア、UAEから多くの応募がありました。一方で、米国や英国をはじめとする先進国からも高い参加が見られ、多様なイノベーション・エコシステムにおける同賞の存在感が拡大していることが示されました。

部門別では、「気候変動対策」が2,505件で最多となり、以下、「食糧」(2,261件)、「健康」(1,807件)、「グローバル・ハイスクール」(1,710件)、「エネルギー」(994件)、「水」(956件)の順となりました。

各部門では、次のような傾向が見られました。

  • 健康部門:十分な医療を受けにくい地域や脆弱な環境での医療アクセス拡大に重点が置かれました。AIを活用した診断技術、低コスト医療機器、医療提供モデル、医療ファイナンスなど、より強靭で迅速に対応できる医療システムを支えるソリューションが多く見られました。
  • 食糧部門:農業従事者向けの支援サービスやアドバイザリーサービス、農業技術、食品安全技術、食品加工、バリューチェーンの改善など、より強靭で効率的な食糧システムの構築に寄与する取り組みが数多く応募されました。
  • エネルギー部門:エネルギー効率や蓄電技術、分散型再生可能エネルギー、スマートグリッド、生産活動向けエネルギー利用などを対象としたソリューションが中心となり、コスト、信頼性、需要側エネルギー管理への関心の高まりが反映されました。
  • 水部門:地下水へのアクセスおよびモニタリング、排水処理・再利用、海水淡水化、水質管理、水利用の効率化など、水資源が不足する地域における水へのアクセス向上と保全を支援する技術が数多く提案されました。
  • 気候変動対策部門:気候変動への適応や地域社会のレジリエンス強化に加え、サーキュラーエコノミー(循環型経済)モデル、廃棄物削減、自然を活用したソリューション、天然資源保全、温室効果ガス排出削減に向けた取り組みなど、差し迫る気候課題への対応策に重点が置かれました。
  • グローバル・ハイスクール部門:生徒主導のプロジェクトでは、再生可能エネルギー、水の浄化、廃棄物管理、食料生産、生物多様性、地域社会への啓発活動など、複数分野を横断する統合的なソリューションへの取り組みが増加しており、若者がシステム思考を活用して地域課題に取り組んでいることが示されました。

応募受付終了後は審査段階へ移行します。すべての応募案件は独立した審査およびデューデリジェンスを経た後、国際的な専門家で構成される選考委員会による評価が行われます。最終受賞者は2026年9月に審査員団によって決定される予定です。

受賞者は、2027年1月12日に開催されるザイード・サステナビリティ賞授賞式で発表されます。各組織部門の受賞者には100万米ドルが授与されるほか、世界各地域を代表する6校の高校には、それぞれのプロジェクトの実施・拡大に向けて15万米ドルが授与されます。また、各組織部門のファイナリストには15万米ドル、各高校部門のファイナリストには2万5,000米ドルが授与されます。

同賞はこれまで139件の受賞プロジェクトを通じて、世界で4億1,100万人以上の人々の生活に好影響をもたらしてきました。包摂的かつ持続可能な開発を推進する主要なプラットフォームとして、その役割を一層強めています。

ザイード・サステナビリティ賞について

ザイード・サステナビリティ賞は、UAEが創設した、世界的課題に対する革新的なソリューションを表彰する賞です。

UAE建国の父である故シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アール・ナヒヤーンの理念とビジョンを継承し、世界の持続可能な発展を推進することを目的としています。

毎年、健康、食糧、エネルギー、水、気候変動対策、グローバル・ハイスクールの各部門において、持続可能な発展を促進し、地域社会のレジリエンスを強化する画期的なソリューションを生み出した組織や高校を表彰しています。

18年間で139件の受賞プロジェクトを通じて世界4億1,100万人以上の人々に好影響をもたらし、イノベーターが社会的インパクトを拡大し、志を持続的な成果へと結び付けることを後押ししています。

ザイード・サステナビリティ賞は、「Erth Zayed Philanthropies」の関連団体です。

*出典: AETOSWire

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