アップタイム、2026年版年間障害分析レポートを発表
アップタイム、2026年版年間障害分析レポートを発表
第8回年間レポートでは、ITおよびデータセンターにおける障害の原因、発生頻度、コスト、影響などのデータを分析
ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アップタイム・インスティテュートは、ITサービスのレジリエンスを分析するアップタイム・インスティテュート・インテリジェンスのシリーズである、第8 回障害トレンドレポートの発表を行いました。需要の増加、AI主導のワークロード、電力制約がリスクプロファイルを再構築するなか、障害防止はデータセンター事業者にとって引き続き最重要課題となっています。設計や運用が改善される一方で、事業者はシステムの複雑化、電力網の不安定化、相互依存関係の深化、そして進化する外部脅威といった課題に対処しなければなりません。第8回となる「2026年版年間障害分析レポート」では、ITおよびデータセンターの障害の原因、頻度、影響に関する最新のデータを分析しています。
アップタイム・インテリジェンス・リサーチの調査によると、サイトごとの障害発生頻度は5年連続で減少傾向にあります。しかし、改善のペースは過去数年と比べて鈍化しており、およそ10社に1社が、直近の障害が「深刻」または「重大」な影響をもたらしたと回答しています。
公表されている障害事例において、外部インフラの障害が顕著になってきています。また、光ファイバーやコネクティビティの問題に関連する障害も増加しており、長期間にわたる障害につながる可能性が高まっています。
「障害の発生頻度は全体的に減少しており、デジタルインフラは全体として驚くほど高いレジリエンスが備わっています。しかし、レジリエンスをさらに高めることは、ますます困難になりつつあります」と、アップタイム・インテリジェンスの創設メンバーであり、エグゼクティブディレクターを務めるアンディ・ローレンスは述べています。「私たちは今後、障害の原因が単一障害点にあるケースは減少し、代わりにソフトウェア、ネットワーク、外部依存関係など、システム間の複雑な相互作用に関連した事例が増えていくと考えています。施設内の電気・機械インフラは依然としてレジリエンスが求められる重要な基盤ですが、デジタルインフラはますます分散化が進んでおり、障害の原因はデータセンターの外部にあるケースが増えています。これには、電力の供給状況、ネットワーク接続、あるいは外部クラウドサービスへの依存度の高まりなどが含まれます。」
アップタイムの年間障害分析は業界でも類を見ないものであり、公開されているレポート(ニュースやソーシャルメディアで報じられた情報など)や、アップタイムの調査(「アップタイム・インスティテュートの年次グローバル・データセンター調査」や「アップタイム・インスティテュートの2026年データセンター・レジリエンシー調査」など)を含む、多様な情報源からのデータに基づいています。さらに、この情報は、アップタイム・インスティテュートの会員やパートナーから提供された情報、公に報告された障害のデータベースによって補完されています。
主な調査結果は以下の通りです。
- サイトごとの障害発生率は5年連続で低下しています。しかし、改善のペースは鈍化しています。
- 公表されている障害事例において、外部インフラの障害がより顕著になってきており、これはアップタイムの予測で示されていた長期的な傾向を裏付ける可能性があります。光ファイバーやコネクティビティの問題に関連する障害は増加しており、長期間のサービス停止につながる可能性が高まっています。
- 障害によるコストは引き続き緩やかに増加しています。アップタイムの2025年年次調査では、回答者の57%が、直近の重大な障害によるコストが10万ドルを超えたと回答しました。2年連続で、5人に1人が100万ドルを超えるコストを報告しています。約10人に1人は、直近の障害が深刻または重大な影響をもたらしたと述べています。
- 深刻な障害の主な原因は依然として電源関連ですが、そのリスクは変化しつつあります。UPSシステム、転送スイッチ、発電機に関連する障害が主流ですが、電力網の制約の悪化や高密度なワークロードが新たな脆弱性を生み出しています。
- 事業者は複雑性を管理するために、自動化や制御システムへの投資戦略を調整していますが、レジリエンス評価は依然として、外部リスクやシステム的なリスクよりも内部システムに重点が置かれています。しかし、自動化の進展は、新たな種類の問題を引き起こす可能性があります。
2026年においても、手順を遵守しなかったことによる人為的ミスが、障害の主な原因となっています。また、プロセスの一貫性の欠如や不明確さといった問題も、インストール時や稼働中のミスと並んで頻繁に見られます。
アップタイムが公表された障害事例を追跡し始めてから9年間、クラウドやインターネットの大手企業、通信事業者、コロケーション企業を含むサードパーティのITおよびデータセンターサービスプロバイダーが、報告された事例の約3分の2を占めています。これは業界における構造的な変化を反映しており、契約面や財務面でのさらなる適応が求められる可能性があります。
詳細:アップタイムによる最新のデジタル・インフラ障害に関する調査内容のさらなる洞察については、2026年5月13日(水) 太平洋夏時間午前9時(東部夏時間正午、英国夏時間午後5時)開催の2026年版年間障害分析ウェビナーにご参加ください。登録はこちらから行うことが可能です。ウェビナー終了後はオンデマンドでもご覧いただけます。さらに詳細が記載されたレポート(全29ページ)の要約版である9ページのエグゼクティブ・サマリーはこちらよりダウンロード可能です。
2026年版年間障害分析レポートの完全版およびアップタイム・インテリジェンスの評価版は、https://intelligence.uptimeinstitute.com/request-evaluationをご覧ください。アップタイム・ネットワーク会員およびアップタイム・インテリジェンスの購読者は、本レポートの全文をご覧いただけます。(報道関係は、publicrelations@uptimeinstitute.comへメールにてお問い合わせください)
アップタイム・インスティテュートについて
アップタイム・インスティテュートは、グローバルなデジタルインフラ機関です。世界122か国以上で4000件以上の認定を行い、現在80か国以上で1100件以上のプロジェクトを展開しているアップタイムは、コスト、リソース、効率性を管理しながら、何万社もの企業の重要なIT資産の最適化を支援してきました。アップタイムは30年以上にわたり、データセンターのパフォーマンス、レジリエンス、持続可能性、効率性において業界をリードするベンチマークを確立しており、顧客は、自社のデジタルインフラが多様な運用環境下でも、それぞれのビジネスニーズに応じた水準で確実に機能させることができます。アップタイムのTierという格付け評価基準は、データセンターの設計、構築、運用に関するIT業界で最も信頼され、採用されているグローバル標準です。アップタイムのサービスには、Tierおよび認証、SCIRA-FSI金融セクターリスク評価、持続可能性評価、幅広い追加のリスク管理、パフォーマンス、可用性、関連サービスを含む管理および運用レビューと評価を備えています。アップタイム・エデュケーションのトレーニングプログラムは、ATD(認定ティアデザイナー)やAOS(認定オペレーションスペシャリスト)など、10万人以上のデータセンタープロフェッショナルを送り出しています。アップタイム・エデュケーションのカリキュラムは、2023年のCNet Training, Ltd.の買収により拡充されています。
アップタイム・インスティテュートはニューヨーク州ニューヨークに本社を置き、ロンドン、サンパウロ、ドバイ、リヤド、シンガポールにオフィスを構え、世界34か国以上に常勤のアップタイム専属の専門家を擁しています。詳細情報については、uptimeinstitute.comをご覧ください。
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