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Vultr、SUSE、Supermicroが、AIのグローバルなスケーリングに向けたクラウドからエッジまでの統合アーキテクチャーを発表

戦略的パートナーシップにより、リージョナル・クラウドとファーエッジの間のギャップを埋め、堅牢なハードウエアとGitOps主導のKubernetesを組み合わせることで、大規模なAI導入を効率化

フロリダ州ウェスト・パーム・ビーチ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界最大の非上場クラウド・インフラストラクチャー企業であるVultrは、SUSEおよびSupermicroとの協業により、分散環境全体にわたるAIワークロードの導入および運用に伴う複雑な課題の解消を目的とした戦略的アーキテクチャー・フレームワークを発表しました。

AIが製造現場や小売店舗などのデータ生成地点に近づくにつれ、組織はレイテンシー、コスト、運用の一貫性に関する大きな課題に直面しています。この共同イニシアチブは、高性能ハードウエア、地域密着型のクラウド・インフラストラクチャー、統合されたKubernetes管理を組み合わせた、シームレスなクラウドからエッジまでのパイプラインを提供します。

このパートナーシップは、すべてのデータを中央クラウドに送り返すことが、リアルタイムAIにおいてはもはや現実的ではないという実情に対応するものです。本ソリューションでは、インフラストラクチャーを3つの重要なレイヤーに整理しています。

  • The Cloud and Near-Edge(クラウドとニアエッジ):企業は、Vultrが世界33か所で展開するクラウド・データセンター・リージョンを活用することで、ユーザーにより近い場所にKubernetesベースのAIクラスターを導入できます。Cluster API(CAPI)を使用することで、チームは環境をプログラムによって複製および拡張でき、ローカル・エッジの処理能力を超えた場合には、高性能なNVIDIA GPUを推論処理に活用できます。
  • The Metro Edge(メトロエッジ):超低レイテンシーおよび低消費電力が求められる多様なエッジ環境向けに設計された、SupermicroのCPUおよびGPU対応エッジサーバー/デバイスの幅広いポートフォリオにより、ほぼオーダーメイドのハードウエア+ソフトウエア・ソリューションを実現できます。SupermicroとSUSEの強固なパートナーシップを活用し、これらのシステムは、SUSE Linux Enterprise ServerおよびSUSE Kubernetes Engine(RKE2およびK3s)で検証済みであり、Vultr上で分散エージェントおよび推論処理を導入・オーケストレーションできるようになっています。これらのシステムは、コンピューター・ビジョンやセンサー・データ処理などのリアルタイム・ワークロードを、データが生成される場所で直接処理します。
  • The Control Layer(制御レイヤー):手作業による介入なしで数千の拠点を管理するために、SUSE Edge(SUSE Rancher PrimeおよびFleetを含む)は、クラウドおよび分散エッジ環境全体にわたるGitOps主導のワークフローを実現します。SUSE AIと組み合わせることで、セキュリティー・ポリシー、モデル更新、構成設定を含むソフトウエア・スタック全体の一貫性を、コア・データセンターからエッジ・デバイスに至るまで一貫して維持できるようにします。産業システムにまで及ぶシナリオにおいては、SUSE Industrial Edgeがこのモデルを基盤として、運用環境とのより深い統合を実現しながら、オンサイトでのプライベート導入を支援します。

「AIが次の段階へ進む中、次なる課題はデータ主権と地理的近接性です」と、ケビン・コクランVultrの最高マーケティング責任者)は述べました。「Vultrのグローバルな展開力と地域単位のGPUアクセラレーションを組み合わせることで、企業が主要クラウド・リージョンをエッジへ直接拡張できるよう支援しています。このパートナーシップにより、データがどこで生成されても、それを処理するためのデータ主権に対応したインフラストラクチャーがすでに整備されており、拡張可能な状態で提供されます。」

リース・オクセンハムSUSEのAI担当バイスプレジデント兼ゼネラル・マネジャー)は、次のように述べました。「エッジ・エコシステムにおいて最大の課題は、大規模に運用することです。SUSEのコンポーザブルかつ分散型のハイブリッド・インフラストラクチャー・モデルを活用し、SUSE Edgeを基盤としてSUSE AIを組み込むことで、アーキテクチャー全体にわたるモデル、アップデート、セキュリティー・ポリシーの展開に必要な自動化を提供しています。パートナー各社とともに、現代の企業に向けて、真に分散型で管理可能なAIシステムの実現を現実のものにしています。」

キース・バジルSUSEのエッジ担当バイスプレジデント兼ゼネラル・マネジャー)は、次のように述べました。「企業がインテリジェンスをデータが生成される場所により近づける中、エッジは単なるインフラストラクチャー以上の存在になっています。エッジは運用基盤そのものへと進化しています。SUSE Edgeがクラウドおよび分散環境全体で一貫した基盤を提供し、さらにSUSE Industrial Edgeが、VultrのインフラストラクチャーおよびSupermicroの専用設計プラットフォームを活用してそのモデルをオンサイト導入へ拡張することで、企業はインサイトからリアルタイムのアクションへとつなげることができます。」

「エッジは、リアルタイム処理における堅牢性と熱効率を考慮して設計されたハードウエアが求められる厳しい環境です。当社のシステムは、従来型データセンターを設置できない場所でも、高負荷なAI推論ワークロードを処理できるよう設計されています。VultrおよびSUSEと連携することで、エッジ・ハードウエアとシームレスなクラウド運用体験との間のギャップを埋めるソリューションを提供しています」と、ヴィク・マリヤラ(Vik Malyala、SupermicroのEMEA担当プレジデント兼マネージング・ディレクター、テクノロジーおよびAI担当シニアバイスプレジデント)は述べました。

このパートナーシップは、今後の業界内での議論における重要なテーマとなる予定であり、各社は、Kubernetesと専用設計のエッジ・ハードウエアの融合が、大規模なAI導入を初めて現実的なものにしつつあることを実証します。

The Vultr Cloud Allianceについて

The Vultr Cloud Allianceは、IaaS、PaaS、SaaSの各分野におけるベスト・オブ・ブリード・プロバイダーで構成される拡大中のエコシステムであり、顧客がハイパースケーラー・プラットフォームに伴うコストや複雑性、ベンダー・ロックインを回避しながら、エンタープライズグレードのクラウド運用を柔軟に構成できるよう設計されています。

SUSEのようなオープンソース分野のリーダー企業との提携を通じて、Vultrは、高性能クラウド・インフラストラクチャーを、企業およびAIイノベーターにとって使いやすく、手頃な価格で、世界中で利用できるものにするという同社のミッションを強化しています。

Vultrおよび同社のオープンソース・パートナーシップの詳細については、https://www.vultr.com/cloudallianceをご覧いただくか、営業担当までお問い合わせください。

Vultrについて

Vultrは、世界中の企業およびAIイノベーターに向けて、高性能クラウド・インフラストラクチャーを使いやすく、手頃な価格で、各地域で利用しやすいものにすることを使命としています。Vultrは、柔軟で拡張性が高く、グローバルに展開されるCloud Compute、Cloud GPU、Bare Metal、Cloud Storageソリューションにより、185か国にわたる数十万のアクティブ顧客から信頼を得ています。Vultrは2024年12月、評価額35億ドルでのエクイティ・ファイナンスを発表しました。Vultrは、デビッド・アニノウスキー(David Aninowsky)によって設立され、10年以上にわたり自己資金で事業を展開してきました。同社は現在、世界最大の非上場クラウド・インフラストラクチャー企業へと成長しています。詳細については、www.vultr.com をご覧ください。

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