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ISGインデックス™:アジア太平洋地域のテクノロジーサービス市場、第4四半期に落ち込み

総市場のACVは11%減、マネージドサービスは36%減、XaaSは5%減に

ISGは2026年における世界全体のマネージドサービスの成長率を2.1%成長、XaaSの成長率を20%と予測

シドニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルにAIを軸とするテクノロジー調査・アドバイザリー企業であるInformation Services Group(ISG )(ナスダック:III)が発表した最新の業界レポートによると、クラウドサービスとマネージドサービスの需要がともに低下したことを背景に、アジア太平洋地域のテクノロジーサービスおよびソフトウエア市場は第4四半期に大きく落ち込みました。

年間契約額(ACV)が500万米ドル以上の商業アウトソーシング契約を対象に測定する「アジア太平洋ISGインデックス™」によると、クラウドベースのXaaSとマネージドサービスを合わせた総市場の第4四半期のACVは前年同期比11%減の55億米ドルとなりました。市場が17%減となった2023年第1四半期以来の低水準で、平均8.5%成長を続けてきた5四半期連続の増加はここで途切れました。

ISGアジア太平洋のパートナー兼地域リーダーであるマイケル・ゲールは、次のように述べています。「アジア太平洋地域のマネージドサービスは、第4四半期も通年も非常に厳しい状況でした」 さらにコメントでは「AI対応を進める必要性を背景に、両期間でエンジニアリングサービスは成長しました。また、XaaS支出は四半期では減少したものの、通年では前年からわずかに加速しており、AIワークロード、データプラットフォームの拡張、企業のクラウド近代化が主な要因です」と続けました。

第4四半期の結果

第4四半期のマネージドサービスのACVは前年同期比36%減の7億3500万米ドルとなり、前四半期(第3四半期)比でも18%減少しました。第4四半期に締結された契約は合計64件で、前年同期比13.5%減だった一方、前四半期比では7%増となりました。新規スコープ契約と再構成契約の件数はいずれも前年から2桁減となり、ACVが500万~900万米ドルの小口案件数も同様に減少しました。

マネージドサービスの内訳では、ITアウトソーシング(ITO)とビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)のACVがいずれも大きく減少しました。ITOは前年同期比46%減の4億6400万米ドル、BPOは同42%減の1億1900万米ドルとなりました。一方、エンジニアリングサービス(ER&D)のACVは93%増の1億5200万米ドルと、ほぼ倍増しました。

地域別では、東南アジアと中国が3桁増となった一方、その他の市場は減少し、オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)は70%減、インドは7%減でした。業種別では、メディア/通信とエネルギーのACVがいずれも3桁増となった一方、その他の業種の多くは大幅に減少しました。銀行・金融サービス・保険(BFSI)は60%減、製造業は29%減でした。

クラウド分野では、XaaSは前年同期比5%減の47億米ドルとなり、前四半期比でも3%減となりました。これは同地域のXaaS市場としては2024年第2四半期以来の前年割れで、ACV成長率が平均12%だった5四半期連続の増加もここで途切れました。

XaaSの内訳では、IaaS(Infrastructure-as-a-Service)は前年同期比6%減の41億米ドルとなった一方、SaaS(Software-as-a-Service)は5%増の5億8600万米ドルとなりました。

年間結果

年間を通じて、アジア太平洋地域の総市場はACVが過去最高の226億米ドルとなり、前年比2%増となりました。なお、同地域は2024年に11%増、2023年に6%減となっており、アウトソーシング支出が安定しにくい状況を浮き彫りにしています。

年間のマネージドサービスACVは27%減の33億米ドルとなり、契約件数は251件で12%減となりました。インドの4%増を除き、多くの市場で支出が減少しました。一方、オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)は42%減の8億1900万米ドルとなり、ACVは2019年以来の低水準となりました。業種別では、同地域で規模の大きい2分野であるBFSI(銀行・金融サービス・保険)と製造業が、それぞれ34%減、15%減となりました。通信は数少ない明るい材料で、10%増を記録しています。

XaaSセグメントのACVは9%増の193億米ドルとなり、2024年の7%成長からわずかに伸びが加速しました。IaaSは8%増の170億米ドル、SaaSは19%増の23億米ドルとなりました。2025年にマネージドサービス支出が減少したことを受け、同地域のACVに占めるXaaSの比率は85.5%となり、通常の80%前後の水準を上回りました。

2026年世界予測

ISGは年間予測として、マネージドサービスの売上高成長率を2.1%、クラウドベースのソフトウエアおよびサービス(XaaS)の売上高成長率を20%と見込んでいます。後者は、クラウド移行の継続、AI導入、サイバーセキュリティ投資、プラットフォームを起点とした利用拡大が追い風になるとしています。

ゲールは「AIはマネージドサービスの採算構造が追随できる以上のスピードで需要を作り替えています」と述べ、さらに「AIはクラウド、インフラ、プラットフォームの成長を加速させる一方で、マネージドサービスでは従来の労働集約型の価格設定や利益率の構造に圧力がかかっています」とのコメントを残しています。

ISGインデックスについて

ISGインデックス™は世界のテクノロジーおよびビジネスサービス業界に関する市場インテリジェンスの権威として広く認知されています。同社は93四半期連続で、金融アナリスト、企業の購買担当者、ソフトウエア/サービスプロバイダー、法律事務所、大学、メディア向けに、最新の業界データとトレンドを詳細に提供してきました。

2025年第4・四半期のグローバルISGインデックスの結果は、1月15日のウェブキャストで発表されました。ウェブキャストの再視聴およびプレゼンテーション資料のダウンロードは、こちらのウェブページ.をご覧ください。

ISGについて

ISG (ナスダック:III)はグローバルにAIを軸とするテクノロジー調査・アドバイザリー企業です。ISGは世界のトップ100企業のうち75社以上を含む900を超えるクライアントから信頼されるビジネスパートナーであり、テクノロジーおよびビジネスサービス分野で長年にわたり業界をリードしてきました。現在はAIの活用を通じて、組織のオペレーショナル・エクセレンスと成長加速を支援する最前線に立っています。2006年に設立された同社は、独自の市場データ、プロバイダー・エコシステムに関する深い知見、そして世界に点在する1600人の専門家が連携して提供する専門性を強みに、クライアントのテクノロジー投資価値の最大化を支援しています。

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