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スミス・ディテクション、韓国と米国間で完全自動化の国際遠隔受託手荷物検査システム導入を実現

韓国・仁川--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 脅威検知とセキュリティー検査技術で世界をリードするスミス・ディテクションは、自動化された国際遠隔受託手荷物検査システム(IRBS)の立ち上げを成功に導き、韓国と米国を結ぶ越境航空セキュリティーと旅客手続きの新たなグローバル標準を確立しました。

グローバルなイノベーションを推進

今回の成果は、航空業界のイノベーションとデジタル・トランスフォーメーション、オペレーションの卓越性で世界的ベンチマークを打ち立て続ける仁川国際空港公社(IIAC)が中心となって推進しているものです。IRBSの実装を先導することで、仁川は世界有数の空港としての地位に加え、次世代の国際航空セキュリティーの世界的な基準拠点としての位置付けも確立しました。

乗り継ぎの迅速化、ストレスのない移動

新たなIRBSモデルでは、仁川国際空港(IIA)第2ターミナル発、または同ターミナル経由の乗客の受託手荷物は、米国到着前に米国税関・国境警備局(CBP)が遠隔で検査します。検査を通過すると、手荷物は目的地へ直送され、米国の最初の到着空港での受け取りと再チェックインという従来プロセスが不要となることから、国際線から国内線への乗り継ぎ(I2D)が画期的に改善されます。

これにより重大なボトルネックが解消され、乗り継ぎ時間は最大20分短くなり、旅客体験と空港効率がどちらも大幅に向上します。現時点ではアトランタ路線のみに適用されていますが、IRBS対応路線はミネアポリス、シアトル、ロサンゼルス、デトロイト、ソルトレイクシティへ段階的に拡大する見通しです。

高度な検査技術が支えるテクノロジー

本システムは、スミス・ディテクションの遠隔スクリーニング・プラットフォーム「SecurePort-IRBS-K」で稼働しており、22のソフトウェア・ライセンスとともに、仁川国際空港第2ターミナルに設置されたHI-SCAN 10080 XCT(CT)X線システムと連携しています。このHI-SCAN 10080 XCTは、受託手荷物を高解像度の3Dボリューム画像で可視化でき、精緻な脅威検知を支えるとともに、仁川の先進的な手荷物処理設備、検査装置システム、自動化インフラとシームレスに連携します。画像とメタデータはすべてDICOS V3.0規格に基づきエクスポートされ、要件に完全準拠したデータ交換環境を介してCBPへ安全に送信されます。

未来を形作るビジョン

「仁川へのSecurePort-IRBS-Kの導入は、世界の航空セキュリティー業界にとって画期的な節目となります」 スミス・ディテクション韓国担当カントリー・マネジャーのSunghoon Eom(ソンフン・オム)は述べ、さらに「2つの主権国家間で、DICOSベースの受託手荷物検査ワークフローを完全自動化した運用フローが実行されたのは今回が初めてです。仁川のリーダーシップとスミス・ディテクションのビジョンが、このマイルストーンを可能にしました」とコメントしています。

スミス・ディテクションのグローバル・デジタル・ポートフォリオ・ディレクターを務めるCymoril Métivier(シモリル・メティヴィエ)は、次のように述べています。「IRBSは単なるシステムではなく、航空の未来に向けた設計図です。仁川国際空港公社は、HI-SCAN 10080 XCTの性能と先進的なデジタル・コネクティビティーを活用し、空港が安全性を確保しながら拡張し、摩擦要因を解消し、国際線旅客の体験を刷新できることを実証しました。このモデルが、今後長期にわたり世界の空港戦略に影響を与えていくでしょう。」

今後に向けてスミス・ディテクションは、10080 XCTの戦略的後継機である次世代SDX 10080 SCTにより、IIACの継続的なイノベーションを支援する体制を整えています。将来を見据えて設計されたSDX 10080 SCTは、画質の向上、効率性の改善、エネルギー消費の削減、そして変化し続ける世界の規制基準への準拠を実現します。シームレスなアップグレード・パスにより、旅客数や規制要件が変化しても、仁川は混乱を最小限に抑えながら近代化の取り組みを継続できます。

協業が変革を加速

IRBSの運用サービスは2025年8月に開始され、韓国国土交通部、米国税関・国境警備局(CBP)、米国運輸保安庁、仁川国際空港公社、大韓航空、デルタ航空、Leidos、米国パシフィック・ノースウェスト国立研究所を含む複数機関の認証作業を経て実現しました。データの処理と送信はすべて、韓国の個人情報保護法および米国CBPのセキュリティー/サイバーセキュリティー・プロトコルの要件を満たしています。

今回の導入は、リモート検査機能を段階的に拡大していく長期ロードマップのフェーズ2に当たります。IIACとスミス・ディテクションの先駆的なパートナーシップを通じて、仁川は将来に追随するだけではなく将来像そのものを形作り、安全でインテリジェントかつシームレスな国際移動における世界的リーダーとしての地位を改めて示しています。

スミス・ディテクションについて

スミス・ディテクションは、航空、港湾・国境、都市セキュリティー、防衛の分野で脅威物検知・スクリーニング技術の世界的リーダーです。70年以上にわたり現場で培った経験を基に、スミス・ディテクションは、爆発物、禁止武器、密輸品、有毒化学物質、生物兵器、麻薬の脅威および不正な持ち込みから社会を守るために必要なソリューションを提供し、世界をより安全にすることに貢献しています。

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