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オムディア:2025年の世界のPC出荷台数は9%増加した一方、メモリとストレージの供給問題が2026年の見通しに影を落とす

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- オムディアの最新調査によると、2025年第4四半期のデスクトップPC、ノートPC、ワークステーションの総出荷台数は10.1%増の7,500万台となりました。この結果、2025年通年のPC出荷台数は2億7,950万台となり、2024年と比較して9.2%増加しました。ノートPC(モバイル・ワークステーションを含む)の第4四半期の出荷台数は5,860万台、年間では2億2,040万台に達し、2025年通年で8%の成長を達成しています。デスクトップPC(デスクトップ・ワークステーションを含む)の第4四半期の出荷台数は1,620万台となり、2025年の総出荷台数は5,900万台と、前年比14.4%増となりました。

2025年のPC市場は堅調に推移したものの、メモリとストレージの供給が逼迫し、年半ばから価格上昇圧力が表れています。2025年12月にはPCベンダー各社が今後価格が上昇するとの見通しを示し始めました。十分な供給を確保できない状況もあり、2026年の出荷予測は既に弱気なものとなっています。「2025年第1四半期から第4四半期にかけて、主流のPCメモリおよびストレージに関するコストが40%~70%上昇した結果、コスト負担が顧客へと転嫁されました」と、オムディアの主席アナリストであるBen Yehは述べています。「2026年は供給が逼迫する見通しであることを踏まえ、業界では利益率を確保するために、ハイエンドSKUと競争力のある中低価格帯の構成が重視されています。」

「2026年はデバイスの買い替え需要がまだ完全に収まっていないため、供給サイドの圧力がより顕著となる見通しであり、需要を完全に満たすことはないでしょう」と、Yehは付け加えています。「実際の出荷台数はベンダーのメモリ、ストレージの調達能力や交渉力に左右されます。数値で測れない部分として、サプライヤーに対する実績と信頼が、この難しい局面を乗り切るうえで決定的な要因となるでしょう。」2025年11月にオムディアがB2Bチャネルパートナーを対象に実施した「2026年のPC事業の業績予測は2025年と比べてどう変わるか」という調査では、57%が2026年の成長を予測しており、堅調な需要が供給管理に優れたベンダーに素晴らしい機会をもたらすことを示しています。

世界のデスクトップPCおよびノートPC出荷台数(市場シェアおよび年間成長率)

オムディアPCマーケット・パルス:2025年第4四半期

ベンダー

2025年4Q
出荷台数

2025年4Q
市場シェア

2024年4Q
出荷台数

2024年4Q
市場シェア

年間
成長率

レノボ

19,313

25.8%

16,880

24.9%

14.4%

HP

15,387

20.6%

13,724

20.2%

12.1%

デル

12,468

16.7%

9,898

14.6%

26.0%

アップル

7,023

9.4%

6,893

10.2%

1.9%

エイスース

5,307

7.1%

4,972

7.3%

6.7%

その他

15,285

20.4%

15,526

22.9%

-1.5%

合計

74,783

100.0%

67,893

100.0%

10.1%

 

 

 

 

 

 

注記:出荷台数の単位は1,000台です。パーセンテージは四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。

出典:オムディア予測、PCホライズン・サービス、2026年1月

 

世界のデスクトップPCおよびノートPC出荷台数(市場シェアおよび年間成長率)

オムディアPCマーケット・パルス:2025年

ベンダー

2025年
出荷台数

2025年
市場シェア

2024年
出荷台数

2024年
市場シェア

年間
成長率

レノボ

70,851

25.4%

61,841

24.2%

14.6%

HP

57,440

20.6%

52,992

20.7%

8.4%

デル

41,894

15.0%

39,096

15.3%

7.2%

アップル

27,674

9.9%

23,779

9.3%

16.4%

エイスース

20,067

7.2%

18,329

7.2%

9.5%

その他

61,526

22.0%

59,910

23.4%

2.7%

合計

279,452

100.0%

255,947

100.0%

9.2%

 

 

 

 

 

 

注記:出荷台数の単位は1,000台です。パーセンテージは四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。

 

出典:オムディア予測、PCホライズン・サービス、2026年1月

 

レノボは四半期ベースおよび通年ベースの両方でPC市場をリードしており、2025年第4四半期には14.4%の2桁成長を達成しています。年間出荷台数は7,100万台と前年比14.6%増で着地しました。第2位にランクインしたHPは、2025年第4四半期に1,540万台のPCを出荷し、四半期ベースと通年ベースの両方で増加しました。デルは2025年に四半期ベースで最高となる実績を挙げ、第4四半期には前年比26%という堅調な伸びを記録しています。通年の出荷台数は4,200万台に達し、2024年対比で7%増となりました。また、同四半期においてデルは市場シェアを前年比2ポイント拡大しています。アップルは4位を維持し、通年で最も成長著しいベンダーとして際立った存在感を示しました。通年の出荷台数は2,800万台となり、16.4%の成長を記録しています。エイスースはホリデーシーズンの四半期に7%増加したこと等により、四半期および通年ともにトップ5入りを果たし、第4四半期に530万台、通年で2,000万台を出荷しています。

オムディアについて

オムディアは、インフォーマ・テックターゲット(Nasdaq:TTGT)の一部であり、テクノロジー分野に特化したリサーチおよびアドバイザリー・グループです。業界リーダーとの実際の対話や数十万件におよぶデータポイントに基づいたテクノロジー市場に関する深い知見により、同社の市場インテリジェンスは、顧客にとって戦略的な強みとなっています。オムディアは、研究開発(R&D)から投資収益(ROI)まで、最も有望な機会を見極め、業界の進化を後押ししています。

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