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IBMI SNQとICHOMがアジアで戦略的パートナーシップを締結し、患者中心のヘルスケア推進に向けた取り組みを促進

台北、台湾--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 台湾のInstitute for Biotechnology and Medicine Industry(IBMI)が主導する「国家品質標章(SNQ)」は、International Consortium for Health Outcomes Measurement(ICHOM)と提携し、アジア太平洋地域における医療基準に新たなベンチマークを確立することを目指しています。

今回のパートナーシップ契約は、SNQ委員会のチーフ・コンビーナーである陳・維昭と、ICHOMの社長兼最高経営責任者(CEO)であるジェニファー・L・ブライト氏により署名され、IBMI SNQとICHOMの重要な協業を示すものとなりました。

IBMI SNQは、医療チームの世界水準の成果を評価するにあたり、構造・プロセス・アウトカムの3段階を重視した厳格な審査制度を導入しています。対象分野には、肝臓移植、膵がん手術、顎顔面再建、心房細動治療、重症治療、希少疾患に対する遺伝子治療などが含まれます。これらの成果により、台湾は世界的な医療品質の基準として位置づけられており、複数の治療プロトコルが教科書に採用されるほか、国際的な標準治療ガイドライン改訂にも取り入れられています。

1998年の設立以来、IBMI SNQは、専門的医療、臨床サービス、マネジメント、看護、長期介護、コミュニティ・サービスにまたがる2,900件以上の多領域にわたる認証を実施してきました。

ICHOMは、患者にとって最も重要なアウトカムを定義する国際的な非営利団体です。同団体のAccreditationプログラムは、アウトカム測定や価値基盤型医療への転換を牽引する医療機関を認定することを目的としています。この認定は、臨床パフォーマンスの卓越性を示すだけでなく、透明性の向上、患者中心の医療の推進、継続的な改善の促進にも寄与します。 今回の提携の一環として、IBMIは台湾全土でICHOM Accreditationプログラムの普及を進めていきます。

IBMI SNQは、アジア太平洋地域における医療品質向上を牽引し、著名なリーダーや医療機関との対話を促進してきました。これには、Newsweek World’s Best Hospitals 2025のBoard of Expertsメンバーであるデヴィッド・ベイツ博士、ICHOM の社長兼CEOであるジェニファー・L・ブライト氏のほか、東京大学医学部附属病院、シンガポール総合病院、スタンフォード大学、ヨーロッパ私立病院連盟、世界医師会、そして台湾の主要医療センターなどの著名な機関の代表者が参加しています。

IBMI SNQについて

Institute for Biotechnology and Medicine Industry(IBMI)は、台湾独自の医療品質評価制度である国家品質標章(SNQ)認証プログラムを運営しています。1998年以降、SNQは数千件に及ぶヘルスケアサービスや革新的技術を認証し、アウトカム重視の厳格な評価基準を通じて世界的に優れた医療チームを表彰してきました。

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Contacts

Joy Wan, IBMI SNQ
Email: joycwan@snq.com.tw

The Institute for Biotechnology and Medicine Industry



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