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セロニス、データブリックスと提携し、ビジネスオペレーションを継続的に改善するエンタープライズAIを強化

データへの直接的なライブアクセスで、企業内でAIを機能させるためのプロセス中心のコンテキストを提供

ミュンヘン&ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- プロセスインテリジェンスの世界的リーダーであるセロニスは、データとAIの企業であるデータブリックスとの提携を発表しました。これにより、顧客はシームレスかつ強力なAI運用への道筋を得られます。この統合ではデルタ・シェアリングを活用して、セロニスのプロセスインテリジェンス・プラットフォームとデータブリックスのデータインテリジェンス・プラットフォームを直接的に接続します。

デルタ・シェアリングはデータブリックスによるオープンソースのアプローチであり、顧客は強固なセキュリティとガバナンスのもと、プラットフォーム間、クラウド間、地域間でライブデータを共有できます。デルタ・シェアリングを活用するこの双方向統合により、2つのプラットフォーム間でデータを移動したり、複製したりする必要がなくなります。また、データサイロの打破、データの複製の削減、同期エラーの抑制、セキュリティの強化、データガバナンスの簡素化が実現します。2つのプラットフォーム間でデータインテリジェンスとプロセスインテリジェンスが自由にやり取りされるようになり、顧客はAI主導のオペレーションのための継続的な学習ループを獲得できます。

顧客はセロニスを利用してデータブリックスに保存されているライブデータを読み込み、自社固有のビジネスコンテキストで強化することで、業務のライブデジタルツイン――セロニス・プロセスインテリジェンス・グラフ(PIグラフ)――を構築できます。このデジタルツインにより、顧客は自社のオペレーションの真の姿と改善点を把握できます。PIグラフから得られるプロセスインテリジェンスは、データブリックスの旗艦AI製品であるエージェント・ブリックスにフィードバックされ、組織のデータに最適化された実用レベルのAIエージェントを構築します。さらに、これらのモデルから得られた洞察やエージェントの出力内容をPIグラフに再度取り込んで、プロセスの継続的な最適化に生かすことができます。

セロニスのコーポレート開発担当バイスプレジデントであるマーク・キナストは、次のように述べています。「私たちは、お客様がAIを使ったビジネストランスフォーメーションの方法を決めるときの選択肢を提供したいと考えています。今回の統合により、効果的なエンタープライズAIの強力な基盤を提供することができます。データブリックスはセキュアで統治されたデータインフラと業界をリードするエージェント開発ツールで貢献し、当社はAIを成功させるために必要なオペレーションのコンテキストを提供する独自のプロセスインテリジェンスで貢献します。これは強力なコンビネーションです。」

データブリックスのISVおよびデータパートナーGTM担当グローバルバイスプレジデント、サラ・ブランフマン氏は次のように述べています。「企業は自社のビジネスを真に理解したAIを求めています。セロニスのプロセスインテリジェンスとデータブリックスのデータインテリジェンスを結びつけることにより、お客様は、統治された自社のライブデータを基盤としたカスタムAIエージェントを、エージェント・ブリックスで直接的に構築・展開できるようになります。これこそ、プロセスの洞察を本物のインテリジェントな活動に変える方法です。」

アームのオペレーション担当バイスプレジデントであるホブソン・ブルマン氏は、次のように述べています。「オペレーショナル・エクセレンスを達成するには、人、エージェント、システムを全社的にインテリジェントに制御する必要があります。セロニスとデータブリックスの強みを組み合わせることで、私たちはAIを適切な場所に導入し、AIに自社のビジネス運営を理解させ、業務の有効性と効率性が高まることに自信を持てるのです。」

セロニスとデータブリックスの統合は、データブリックスのデルタ・シェアリングと、セロニスの高性能データインフラであるセロニス・データコアによって実現しています。

セロニスについて

セロニスは、人々、企業、そして地球のためにプロセスを機能させることを目指しています。プロセスマイニングとAIを原動力とする「セロニス・プロセスインテリジェンス・プラットフォーム」は、プロセスデータとビジネスコンテキストを統合し、企業のオペレーションのライブデジタルツインを構築します。セロニスは、世界の数千の企業が自社のビジネスの実態を理解し、パートナーとともにオペレーションのあり方を変革して継続的に改善し、何十億ドルもの価値を創出できるよう支援しています。

セロニスは、ドイツ・ミュンヘンとアメリカ・ニューヨークに本社を構え、世界20か所以上に拠点を展開しています。

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