-

キナクシス、混乱に強いサプライチェーンの関税対策ソリューションを発表

新たなソリューションで関税の影響をシミュレーションし、チームを連携させ、3 週間以内の対応を可能に

オンタリオ州オタワ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 関税圧力と貿易の不確実性が世界中のサプライチェーンを揺るがし続ける中、リアルタイムのサプライチェーン・オーケストレーションで世界をリードするKinaxis® (キナクシス)(TSX:KXS)は、企業が関税の影響をシミュレーションし、戦略的なシナリオを実行し、データに基づいた意思決定を迅速に行うことを支援する新サービス「Kinaxis Tariff Response(キナクシス・タリフ・レスポンス)」を発表しました。

このサービスは、同社のAI搭載プラットフォーム「Maestro™」を基盤とし、キナクシスのサプライチェーン専門家によって提供されます。最短21日で運用を開始でき、計画担当者は社内で関税モデルを構築するコストや手間をかけずに、関税モデルを利用することができます。このソリューションは、シナリオ プランニングに対する需要の高まりに対応し、企業が受動的な対応から能動的なオーケストレーションへと移行するための、より迅速で使いやすい手段を提供します。

AIを活用した「もしもの」シナリオプランニングは、Maestroの中核的な機能として長い間提供されてきましたが、「Kinaxis Tariff Response」は、これを基盤として、貿易の混乱に焦点を当てたソリューションを拡充したものです。関税関連のデータ入力、調達ロジック、価格設定要素、需要モデルを組み合わせることで、企業は、マージンリスクの評価、戦略の検証、トレードオフの判断を、数日や数週間ではなく、数秒で実行することができます。

「当社は既にMaestroのシナリオ・プランニングを活かし、関税や貿易コンプライアンス政策を含むサプライチェーン全体への混乱の影響をモデル化しています」と、家具製造・デザイン企業であるMillerKnollのサプライチェーン計画システム担当マネージャーのコルトン・ポーター氏は語っています。「これにより、調達オプションの評価、リスク予測、そしてチーム戦略の事前整合が可能となり、そうした変化が利益率や顧客への納期に影響が出る前に対応できます。」

「グローバルなサプライチェーンは、もはや従来のルールでは機能していません」と、 キナクシスのグローバル・コマーシャル・オペレーションズ・プレジデント、マーク・モーガンは述べています。「関税はより急速に、より広範な影響をもたらしており、当社のデータも、その混乱の大きさを如実に表しています。貿易政策が一夜にして変化する今、企業にはスプレッドシート以上の対応が求められています。Kinaxis Tariff Responseを活用することで、コスト、需要、および調達への影響をリアルタイムで可視化できるため、迅速かつ正確な対応に自信を持って取り組むことができます。」

サプライチェーン関連データの増加

キナクシスの多くの顧客は、すでに Maestroのシナリオ・プランニングを活用して、サプライチェーンの混乱に先手を打っています。過去1年間で、主要な関税に関する議論が活発化するにつれて、このサービスの利用が大幅に増加しました。これは、企業がリスクを評価し、より迅速に対応するためにシミュレーションに頼っている実態を明らかにしています。

  • 2024年6月の大統領討論会で関税が初めて言及された後にシナリオ利用が124%急増
  • 2025年1月のホワイトハウスによる関税メモ発表後は112%増加
  • 2025年4月2日の関税発表を前に、月間で15%増加
  • 2025年第1・四半期は2024年第4・四半期と比べて24%増加、自動車、石油・ガス、消費財分野が事前オーケストレーションの急増を牽引
  • 2025年3月の最終週には、自動車分野だけで1日の利用が4.5倍に増加

「Kinaxis Tariff Response」の詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。

キナクシスについて

キナクシスは、現代的なサプライチェーン オーケストレーションにおけるグローバル リーダーであり、複雑なグローバル サプライチェーンを支援し、それを管理する人々をサポートすることで、人類に貢献することを目指しています。キナクシスの強力なAI搭載サプライチェーン オーケストレーション向けプラットフォームである Maestro™ は、複数年にわたる戦略的プランニングからラストマイル配送まで、サプライチェーン全体に完全な透明性と機敏性を提供する独自のテクノロジーと技法を組み合わせたものです。当社は、今日の不安定かつ混乱した状況を乗り切るために必要な機敏性と予測可能性を提供することで、世界的に有名なブランドから信頼を得ています。ニュースや情報については、 kinaxis.com をご覧いただくか、 LinkedIn で当社をフォローしてください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Relations
Matt Tatham | Kinaxis
Mtatham@kinaxis.com
+1 917 446 7227

Investor Relations
Rick Wadsworth | Kinaxis
rwadsworth@kinaxis.com
+1 613-907-7613

Kinaxis Inc.

TSX:KXS


Contacts

Media Relations
Matt Tatham | Kinaxis
Mtatham@kinaxis.com
+1 917 446 7227

Investor Relations
Rick Wadsworth | Kinaxis
rwadsworth@kinaxis.com
+1 613-907-7613

More News From Kinaxis Inc.

キナクシス、Catena-X認証を取得し自動車バリューチェーンにおけるリーダーシップを強化

加オンタリオ州オタワ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エンドツーエンドのサプライチェーン オーケストレーションのグローバルリーダーであるキナクシス(TSX:KXS)は、リアルタイムのAI搭載オーケストレーションプラットフォームMaestro™が、需要と生産キャパ管理に関するCatena-X認証を取得したと発表しました。これは、Maestroが相互運用性、データソブリニティ、セキュリティに関する厳格なネットワーク要件を満たし、多層サプライチェーン全体にわたる信頼できるコラボレーションを実現することを確認するものです。 Catena-Xは、自動車業界向けに全世界で信頼され、オープンかつ協働的なデータエコシステムであり、バリューチェーンのすべての関係者間で一貫性のあるデータ交換を目指しています。この認証制度により、自動車のデジタル時代におけるAI搭載の未来を見据えたサプライチェーン プラットフォームとして、キナクシスはバリューチェーンにおけるリーダーシップをさらに確固たるものにします。 キナクシスの最高製品責任者であるアンドリュー・ベルは、「この度、Caten...

キナクシス、BayWa r.e. Solar TradeのサプライチェーンをAI搭載のオーケストレーションで強化

オタワ、オンタリオ州--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サプライチェーン全体のオーケストレーションにおけるグローバル・リーダーであるKinaxis® (キナクシス)(TSX:KXS)は、世界最大級の太陽光発電コンポーネント・ディストリビューターであるBayWa r.e. Solar Tradeが、意思決定の強化、レジリエンスの向上、業務の拡大を目的として、AI搭載のオーケストレーション・プラットフォーム「Maestro™」を導入したことを発表しました。世界的なサプライチェーンがますます混乱する中、BayWa r.e. Solar Tradeは、効率性を維持し、増大する需要に対応し、複雑化する状況に適応しながら、長期的なスケーラビリティを確保するために、より機敏でデータ駆動型のソリューションを必要としていました。 BayWa r.e. Solar Tradeは、急速な拡大と業務の複雑化に対応できるサプライチェーン計画ソリューションを求めていました。従来のエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)システムでは必要な機敏性を提供できず、可視性のギャップや...

キナクシス、2025年第1四半期決算カンファレンスコールを2025年5月8日に開催

オタワ、オンタリオ州--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エンドツーエンドのサプライチェーン・オーケストレーションのグローバルリーダーであるキナクシス(Kinaxis® Inc.)(TSX:KXS)は、2025年3月31日を期末とする第1四半期の決算に関するカンファレンスコールの予定を発表しました。カンファレンスコールは、暫定最高経営責任者(CEO)兼エグゼクティブチェアのボブ・コートー、最高財務責任者(CFO)のブレイン・フィッツジェラルドが主催し、5月8日(木)午前8時30分(米国東部時間)から開始します。その後、質疑応答の時間を設けます。当社は2025年5月7日(水)の市場取引終了後に、第1四半期の決算を報告する予定です。 カンファレンスコール詳細 日付: 2025年5月8日(木) 時間: 午前8時30分(米国東部時間) カンファレンスコール登録: https://registrations.events/direct/Q4I914161909 ウェブキャスト: https://events.q4inc.com/attendee/893796070(3...
Back to Newsroom