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ベンチャー・グローバル、カルカシュー・パスで商業運転を開始

バージニア州、アーリントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ベンチャー・グローバルは、自社初となる液化天然ガス(LNG)輸出プロジェクトであるカルカシュー・パスの商業運転の開始を発表し、同プロジェクトの長期契約を締結しているお客様を対象に、米国産の低コストLNGの販売を開始したことを明らかにしました。カルカシュー・パスは、最終投資決定からわずか68か月でこの節目に到達しており、グリーンフィールドLNGプロジェクトの中でも最速クラスの完工事例となっています。このプロジェクトにおける数十億ドル規模の契約は、複数の欧州同盟国との米国の貿易収支に大きな好影響をもたらす見込みです。

本プロジェクトは、中規模の液化装置や処理施設を多数組み合わせ、順次納入・設置するという革新的かつ業界初の構成、さらにベンチャー・グローバル自身が主導する建設アプローチにより、世界的なパンデミック、2度のハリケーン、さらに施設の電源設備における重大な製造上の問題に起因する不可抗力事象など、数々の予期せぬ大きな困難を乗り越えることができました。そして、本プロジェクト設計に備わる冗長性機能の基盤となる重要設備を、数年にわたって修復および改善したことで、カルカシュー・パスは、安全かつ安定的に運転するための体制が整いました。

「当社初のLNGプロジェクトを無事に建設・稼働させるために、たゆまず真摯に取り組んできたチームを、私は心から誇りに思います」と、ベンチャー・グローバルの最高経営責任者(CEO)であるマイク・サベルは述べました。「この節目を迎えられ、嬉しい限りです。可能な限り効率的かつ安全な商業運転の実現に向けて、当社チームと協力していただいた規制当局の皆様やサプライチェーンのパートナーの皆様には、とても感謝しています。」

建設が順調に進んだにもかかわらず、カルカシュー・パスプロジェクトは模範的な安全記録を維持し、業界平均を大きく上回る成果を挙げており、米国労働統計局が定める、重機建設業界の労働者100人あたりの年間の記録災害度数率を大幅に下回っています。

カルカシュー・パスにおける長期売買契約は、世界中のお客様にとって非常に魅力的な価格水準となっており、液化料金の平均は1mmbtuあたり2ドル未満です。同プロジェクトの長期契約のお客様は、契約期間である20年間を通じて、北米産の低コストLNGの恩恵を受けることができます。

ベンチャー・グローバルについて

ベンチャー・グローバルは、北米の資源豊富な天然ガス盆地から産出される米国産液化天然ガスを長期的に低コストで供給している企業です。ベンチャー・グローバルの事業には、LNG生産、天然ガス輸送、船舶輸送、再ガス化など、LNGサプライチェーン全体にわたる資産があります。ベンチャー・グローバルの最初の施設である米国カルカシュー・パスは、2022年1月に液化天然ガスの生産を開始しました。同社の2番目の施設であるプラクミンLNGは、2024年12月に最初のLNGを生産しています。同社は現在、クリーンで安価なエネルギーを世界に供給するため、100MTPAを超える生産能力を建設・開発しています。ベンチャー・グローバルは、それぞれのLNG施設で炭素回収・隔離(CCS)プロジェクトを展開しています。

将来予想に関する記述

本プレスリリースには、将来予想に関する記述が含まれています。当社は、かかる将来予想に関する記述が、改正された1933年証券法(「証券法」)第27A条および改正された1934年証券取引法(「取引法」)第21E条に定められた将来予想に関する記述のセーフハーバー条項の適用対象となることを意図しています。本書に記載されている歴史的事実に関する記述を除くすべての記述は、「将来予想に関する記述」です。将来予想に関する記述は、場合によっては「〜かもしれない」「〜の可能性がある」「〜する予定である」「〜すべきである」「期待する」「計画する」「見込む」「意図する」「予想する」「信じる」「推定する」「予測する」「可能性」「追求する」「目標とする」「継続する」などの語句、またはこれらの否定形、もしくはそれに類似する用語によって識別されることがあります。

これらの将来予想に関する記述は、当社に関するリスク、不確実性、および前提条件の影響を受けるものであり、当社の将来の業績、契約、想定される成長戦略、および当社の事業に影響を与えると見込まれる動向に関する記述を含む場合があります。これらの記述は、将来の出来事に関する現在の期待や予測に基づいたものであり、あくまで予測に過ぎません。将来予想に関する記述において明示または示唆されている結果、活動水準、業績、または達成状況と、実際の結果、活動水準、業績、または達成状況が大きく異なる可能性がある重要な要因が存在します。これらの要因には、当社が手がける天然ガスの液化および輸出プロジェクトに関連する重大な運用上のリスク、当社プロジェクトにおいて採用している天然ガス液化システムおよび中規模設計が当社の期待する性能やその他の利点を実現できないリスク、一定の条件が満たされない場合やその他の理由により、当社または顧客が売買契約(SPA)を解除する可能性、関税の影響を含む国際貿易協定の将来や米国の国際貿易政策に関する不確実性、ならびに既存および将来の環境関連法や類似の法律、政府による規制がコンプライアンス費用、運営費用および/または建設費用、さらには事業活動に対して及ぼしうる潜在的な影響などが含まれます。これらの要因については、当社が米国証券取引委員会(「SEC」)に提出した最新の年次報告書(Form 10-K)およびその後提出された各種報告書において、より詳しく説明されています。

本プレスリリースに含まれる将来予想に関する記述は、すべて本リリースの日付時点のものであり、当社がその時点で合理的であると判断した前提に基づいています。当社は、法律で義務付けられている場合を除き、これらの記述を後の出来事や状況の変化を反映するよう更新を行う義務を負いません。

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