-

東芝:半導体テスターのテスト時間短縮に貢献するターンオン時間の高速化を実現した小型フォトリレー発売について

川崎--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝デバイス&ストレージ株式会社は、半導体テスター向けにターンオン時間を当社既存製品[注1]より高速にしたS-VSON4T[注2]パッケージのフォトリレー「TLP3414S」と「TLP3431S」を製品化しました。新製品の阻止電圧定格とオン電流定格は、TLP3414Sが40V/250mA、TLP3431Sが20V/450mAです。本日から出荷を開始します。

新製品は、入力側の赤外発光ダイオードの光出力向上と、受光素子 (フォトダイオードアレイ) の最適化設計により、光結合効率を高めました。これにより、ターンオン時間を最大150μsに短縮し、高速化を実現しました。TLP3414Sは当社既存製品TLP3414と比べて最大ターンオン時間を約50%、TLP3431Sは当社既存製品TLP3431と比べて約62%短縮しています。
また、出力オン時の信号減衰に影響するオン抵抗 (TLP3414S : 最大値3Ω、TLP3431S : 最大値1.2Ω) と、出力オフ時の高周波信号漏れに影響する端子間容量 (出力側) (TLP3414S、TLP3431Sともに標準値6.5pF) は当社既存製品[注1]と同等で、安定した信号伝達が可能です。

新製品は、テスト対象デバイス (DUT[注3]) を高速に信号切替えしながら精度よく計測する、半導体テスターのピンエレクトロニクス[注4]などに適しています。

パッケージは、小型のS-VSON4Tを採用し、当社既存製品のVSON4パッケージ[注5]と比べて、実装面積を約20%削減しています。これにより、半導体テスターなどの小型化に貢献します。

今後も当社は、半導体テスターの高性能化・高速化に対応した製品を提供していきます。

[注1] VSON4パッケージの当社既存製品TLP3414 (定格40V/250mA)、TLP3431 (定格20V/450mA)

[注2] S-VSON4Tパッケージ : 1.45×2.0mm (typ.)

[注3] Device Under Test (DUT)

[注4] ピンエレクトロニクス (PE) : DUTへの電源やテスト信号の供給、およびDUTからの出力信号判定を行うインターフェース回路。

[注5] VSON4パッケージ : 1.45×2.45mm (typ.)

応用機器

  • 半導体テスター (高速メモリーテスター、高速ロジックテスターなど)
  • プローブカード
  • 計測機器

新製品の主な特長

  • 高速ターンオン時間 : tON=150μs (max)
  • 低オン抵抗
    TLP3414S RON=3Ω (max)
    TLP3431S RON=1.2Ω (max)
  • 小型S-VSON4Tパッケージ : 1.45×2.0mm (typ.)、t=1.3mm (typ.)

新製品の主な仕様

(Ta=25°C)

品番

TLP3414S

TLP3431S

パッケージ

当社名称

S-VSON4T

サイズ (mm)

1.45×2.0 (typ.)、t=1.3 (typ.)

接点方式

1a

(ノーマリーオープン)

絶対最大定格

阻止電圧 VOFF (V)

40

20

オン電流 ION (mA)

250

450

オン電流 (パルス) IONP (mA)

750

1350

動作温度 Topr (°C)

-40~110

絶縁耐圧 BVS (Vrms)

AC、60s、

R.H.≦60%

500

結合特性

トリガーLED電流 IFT (mA)

Max

3

オン抵抗 RON (Ω)

Typ.

2

0.8

Max

3

1.2

電気的特性

端子間容量 (出力側) COFF (pF)

Typ.

6.5

スイッチング特性

ターンオン時間 tON (μs)

Max

150[注6]

ターンオフ時間 tOFF (μs)

100[注6]

在庫検索 & Web少量購入

Buy Online

Buy Online

[注6] 測定条件 : TLP3414SはRL=200Ω、VDD=20V、IF=5mA、TLP3431SはRL=200Ω、VDD=10V、IF=5mA

関連情報

技術記事
高速スイッチングを実現した小型フォトリレー
低電圧駆動、高温動作定格を実現した小型フォトリレー

新製品の詳細については下記ページをご覧ください。
TLP3414S
TLP3431S

当社のアイソレーター/ソリッドステートリレー(SSR)製品の詳細については下記ページをご覧ください。
アイソレーター/ソリッドステートリレー(SSR)

オンラインディストリビューターが保有する当社製品の在庫照会および購入は下記をご覧ください。
TLP3414S
Buy Online
TLP3431S
Buy Online

* 社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
* 本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

Contacts

お客様からの製品に関するお問い合わせ先
オプトデバイス営業推進部
Tel: 044-548-2218
お問い合わせ

報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
東芝デバイス&ストレージ株式会社
デジタルマーケティング部
長沢 千秋
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp

Toshiba Electronic Devices & Storage Corporation



Contacts

お客様からの製品に関するお問い合わせ先
オプトデバイス営業推進部
Tel: 044-548-2218
お問い合わせ

報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
東芝デバイス&ストレージ株式会社
デジタルマーケティング部
長沢 千秋
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp

More News From Toshiba Electronic Devices & Storage Corporation

東芝:産業用機器の低消費電力化に貢献する4チャネルスタンダードデジタルアイソレーターのラインアップ拡充について

川崎--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝デバイス&ストレージ株式会社は、産業用機器向けに、1チャネルあたり0.2mA[注1] (typ.) の低消費電流を実現し、小型パッケージSSOP16を採用した、中速度領域[注2]の通信対応の4チャネルスタンダードデジタルアイソレーター「DCL34xx0Bシリーズ」に、新たに4製品を追加し、ラインアップを拡充しました。 新製品は、順方向4チャネル・逆方向0チャネルで構成された「DCL340L0B」と「DCL340H0B」、順方向2チャネル・逆方向2チャネルで構成された「DCL342L0B」と「DCL342H0B」の4製品です。 プログラマブルロジックコントローラー(PLC)や、アクチュエーター、インバーターなどの産業用機器では、機器故障や、異常の波及、および素子の高速化に伴って増加するノイズによる誤動作などの防止が重要となっています。そのため、高電圧系と低電圧系の異なる電位の回路間で、安全かつ確実に信号を伝送する電気的絶縁が不可欠であり、ノイズの多い環境でも、安定動作を維持できる高信頼性の絶縁デバイスが求められてい...

東芝:AIデータセンターの高効率化に貢献する、当社最新世代プロセス採用の80V耐圧NチャネルパワーMOSFET発売について

川崎--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝デバイス&ストレージ株式会社は、AIデータセンターや通信基地局などの産業用機器向けスイッチング電源に適した製品として、当社最新世代プロセス[注1]「U-MOS11-H(ユー・モス・イレブン・エイチ)」を採用した、80V耐圧NチャネルパワーMOSFET「TPM1R408RH」を製品化し、本日から出荷を開始します。 AI処理の拡大に伴うデータセンターの電力需要増加や、通信インフラの高度化により、スイッチング電源にはさらなる高効率化と小型化(高電力密度化)、およびEMI[注2]低減が強く求められています。電源の損失はシステム全体の消費電力・発熱・冷却負荷へ直結するため、パワー半導体は、導通損失とスイッチング損失をバランスよく低減することが重要です。さらに、EMI、熱設計、実装性といった複数の課題を考慮した、システム全体の設計最適化への貢献も求められています。 新製品は、素子構造を最適化し、当社従来世代プロセスU-MOSⅩ-Hを採用した80V耐圧の当社既存製品「TPM1R908QM」と比べて、ドレイン・ソース間オン抵抗(...

東芝:最大動作温度125°Cに対応した産業用機器向け4チャネル高速スタンダードデジタルアイソレーター発売について

川崎--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝デバイス&ストレージ株式会社は、最大動作温度125°Cに対応したSOIC16-Wパッケージの産業用機器向け4チャネル高速スタンダードデジタルアイソレーター「DCL54xx01Aシリーズ」10製品をラインアップに追加しました。本日から量産出荷を開始します。 近年、シリコンカーバイト(SiC)や窒化ガリウム(GaN)などの化合物半導体を用いたパワーデバイスの普及により、産業用機器では高温環境下での動作が一般化しています。一方で、絶縁信号伝送では、入出力間に印加される電気的ノイズによって誤動作が起きるリスクが課題となります。こうした環境下でも、安定した制御信号伝送を実現するため、高い耐ノイズ性と信頼性を両立した絶縁デバイスへの市場要求が高まっています。 新製品は、最大動作温度125°Cに対応しています。さらに、当社独自の磁気結合型絶縁伝送方式[注1]を採用することで、高コモンモード過渡耐性 (CMTI) 150kV/μs (typ.)[注2]を実現し、機器の安定動作に貢献します。 新製品は、順方向4チャネル・逆方向0チ...
Back to Newsroom