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シズベルがセルラーIoTデバイスメーカー向けに特許に関する広報キャンペーンを実施

ルクセンブルク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 大手セルラーIoTパテントプールを運営するシズベルは、IoTデバイスメーカーがNB-IoTおよびLTE-M規格の実装に伴う法的問題を乗り越え、これら技術の継続的な成長を確保するために業界が生み出したシンプルで効率的なソリューションを理解いただくための新しい広報キャンペーンを開始しました。

この新しいキャンペーンはiotpatentpool.comに掲載されており、IoTデバイスメーカーに技術ライセンスの世界を解説する内容で、特許、標準規格、ライセンス、パテントプールなどの概念を簡単に紹介しています。また、これらの重要な課題を無視した企業が直面する可能性のあるリスクや、多数の異なる特許所有者と1対1でライセンス交渉を行う際のコストと時間の負担についても説明しています。

セルラーIoT市場では、スマートシティ、スマートグリッド、スマート農業、スマートサプライチェーンを実現するための新しいソリューションを中小企業が次々と展開しており、極めて多様です。このような新興企業の多くは、通信業界の大手企業のような大規模な法務部門や広範な商業IPの経験がありません。

シズベルのセルラーIoTパテントプールを利用することで、IoTデバイスメーカーは、30社以上の主要イノベーターが保有するNB-IoTおよびLTE-M標準規格に必須の特許に、迅速、シンプルかつ低コストな一度の取引でアクセスすることができます。これにより、メーカーは、有益なコネクテッド製品を市場に投入するという、自社の最も得意とすることにより多くの時間と費用を費やすことが可能になります。

先般、シズベルが発表した大手IoTモジュールメーカーであるノルディックセミコンダクターとのライセンス契約は、このプログラムの価値提案が市場で高く評価されたことを示しています。この広報キャンペーンにより、シズベルはできるだけ多くのIoT関係者に、「特許はセルラーのイノベーションを促進するものであり、無視することはできないが、IoT導入の障壁にもならない」という、重要なメッセージを伝えることを目標としています。

シズベルについて
シズベルはコラボレーション、創意工夫、効率性が重要であるという信念に基づき、特許権者とその特許技術を使用したい人々のニーズの橋渡しを行っています。シズベルの基本理念は、複雑で絶えず進化する市場において、柔軟で利用しやすい商業化ソリューションの開発と導入により、公平な競争条件を作り出すことです。

Sisvel | We Power Innovation
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