ACIワールドとシリウム、世界をリードする空港サービス品質プログラムの強化に向けた画期的データ連携のパートナーシップを樹立

パートナーシップにより、顧客体験データの正確性と信頼性へのACIワールドの取り組みを強化

モントリオール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 国際空港評議会 （ACI）ワールドと世界的な航空データ分析リーダーであるシリウムは、空港サービス品質（ASQ）プログラムの強化に向けた画期的な連携を開始しました。このプログラムは、世界有数の空港での顧客体験の測定とベンチマークを行うものです。

ASQプログラムの手法は、空港交通を最も正確に反映し、その確実性で知られています。シリウムはASQ手法を裏付けるフライトの参照データベースとして機能し、回答者のサンプリング評価においてフライトのデータベースが果たす重要な役割を認識しています。シリウムの核となるプラットフォームでは、年間3,500万便以上のフライトに関する詳細情報が提供され、世界中の定期便のうち97％をカバーしています。

航空業界における他のプログラムと比較して、ASQプログラムは旅行者による旅行当日の空港で行われる満足度評価の調査に基づいており、顧客体験の面で、利用者によって選ばれる世界最高の空港を評価する年次ASQアワードの基盤として機能しています。

ACIワールドのルイス・フェリペ・デ・オリベイラ事務局長は、「95か国の400近い空港が参加しており、世界の旅行者の半数以上が空港サービス品質（ASQ）のある空港を利用しているということは、このプログラムの関連性と人気の高さ、および空港側の利用者体験へのコミットメントを証明しています。航空データ分析の世界的大手企業であるシリウムとのパートナーシップは、ビジネス面において理にかなっているものです。両者ともデータの正確性と、その手法および分析の厳格さで知られる組織です。シリウムのデータベースをフライトに活用することは、ASQプログラムの運用面を強化するだけでなく、航空業界内での連携的な成長と革新の基盤を築くことになります」と述べています。

シリウムのジェレミー・ボウエン最高経営責任者（CEO）は、「ACIワールドとの提携は、世界中の航空業界に最高クラスのデータと分析を提供するという当社のコミットメントを具現化するものと言えます。航空業界は既にシリウムの広範かつ信頼性の高いスケジュール・データを活用していますが、ACIワールドとの提携により、ASQプログラムを通じてさらに広範なデータをカバーすることが可能となり、参加している空港と旅行者の双方に大きなメリットをもたらすことになるでしょう」と述べています。

ACIについて

世界中の空港の事業者団体である国際空港評議会（ACI）は、ACIワールド、ACIアフリカ、ACIアジア・太平洋および中東、ACIヨーロッパ、ACIラテン・アメリカおよびカリブ諸国、ACI北アメリカから構成される連合組織です。⽅針策定の重要な局⾯における空港の最⼤の利益を代表することで、ACIは安全で安⼼かつ効率的で、環境的に持続可能な世界的な航空輸送システムを確保するために⼤いに貢献しています。2023年1⽉時点で、ACIは712の会員を有し、171か国にわたる1,925の空港で事業を展開しています。

シリウムについて

シリウムは、世界で最も信頼されている航空情報会社です。同社は、強⼒なデータと分析、数⼗年にわたる業界経験を活かし、航空会社、空港、旅⾏会社、航空機製造メーカー、⾦融機関などが同社の情報に基づきインテリジェントな意思決定を⾏うことで、業務改善、収益拡⼤、顧客体験の向上を可能にしています。

シリウムは、世界中の専⾨家やビジネス顧客向けに情報をベースとした分析と意思決定ツールを提供する企業であるRELX傘下の企業です。RELX PLCの株式は、ロンドン（REL）、アムステルダム（REN）、ニューヨーク（RELX）の各株式市場において取り引きされています。

さらに詳しい情報については、LinkedInでシリウムに関する最新情報をご確認いただくか、www.cirium.comをご覧ください。

編集者注

1. ACI空港サービス品質（ASQ）プログラムについて、詳細をご覧ください。

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