ロックウェル・オートメーション、持続可能で人間中心の未来の産業テクノロジーを開発するモメンタ・ファンドに戦略的投資

モメンタ・インダストリー5.0ベンチャー・キャピタル・ファンドへの投資により、ロックウェルはレジリエンス・敏捷性・持続可能性を促進する革新的テクノロジーへの早期アクセスが可能に

米ウィスコンシン州・ミルウォーキー--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 産業オートメーションとデジタルトランスフォーメーションに専心する世界最大の企業であるロックウェル・オートメーション（NYSE：ROK）は、モメンタのインダストリー5.0ファンドへの出資を発表しました。このファンドは、レジリエンス・持続可能性・人間中心の産業活動に焦点を当てた起業家を支援するベンチャー・キャピタルおよび価値創造ファンドであり、これによりロックウェルは産業市場を打開し、持続可能性を高める可能性のある革新的なテクノロジーへの早期アクセスが可能になります。

スイスに本社を置くモメンタは、欧州委員会と協力し、同委員会のインダストリー5.0イニシアチブの推進に取り組むスタートアップ企業を支援するため、1億ドルのファンドを立ち上げました。同イニシアチブは、持続可能で人間中心の回復力ある産業への転換の原動力となる研究とイノベーションに焦点を当てており、その焦点は株主価値からステークホルダー価値に移っています。また、明確かつ自信を持って意思決定ができるよう、情報とテクノロジーで人々を支援することで、人々を中心に据えています。インダストリー5.0ファンドは、エネルギー、製造、スマートスペース、サプライチェーンのデジタル変革を推進する初期成長段階のイノベーターを対象に、欧州と北米の起業家にベンチャーキャピタル投資と直接的な価値創造をもたらします。

ロックウェルはこのファンドのアンカー投資家であり、同社のベンチャーチームはモメンタやポートフォリオ企業と密接に協力し、幅広い専門知識とロックウェルの戦略的ネットワークを提供します。この投資は、ロックウェルの無機的成長戦略を補完するもので、まだ開発初期段階にあるデジタル・トランスフォーメーションを推進する次世代テクノロジーに対する洞察とアクセスを提供します。

ロックウェルの上級副社長兼、最高技術責任者のCyril Perducatは次のように述べています。「業界を打開し、人間の可能性を拡大するという当社の目的に合致する可能性のある新興企業を見つけるために、モメンタと提携できることを嬉しく思います。すべてのステークホルダーにとって有益なテクノロジーを支援し採用することは、本来、株主にとっても有益なことです。このパートナーシップにより、ロックウェルは、今後数年間、世界中のお客様をさらにレジリエンスと敏捷性を持つ持続可能にする革新的なテクノロジーをいち早くサポートし、方向づけることができるユニークな立場になります」

また、モメンタの創業パートナーであるケン・フォースター氏は、次のように付け加えています。「ロックウェル・オートメーションが当社インダストリー5.0ファンドの投資家となってもらえることを光栄に思います。ロックウェル・オートメーションは北米における産業オートメーションとデジタル・トランスフォーメーションを定義づけ、素晴らしいリーダーシップ・チームのもとで世界的なプレゼンスを拡大しています。モメンタは過去10年間、産業界にインパクトを与える企業への投資に重点を置いており、今回のインダストリー5.0ファンドにとってロックウェル・オートメーション以上のパートナーは考えられないでしょう」

ロックウェル・オートメーションについて

ロックウェル・オートメーション（NYSE: ROK）は、産業オートメーションとデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジーの可能性を結びつけることで人の可能性を広げ、世界をより生産的で持続可能なものにしていきます。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約29,000名の課題解決に取り組む要員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。当社がどのようにコネクテッド・エンタープライズを産業企業界全体に普及させているかについては、www.rockwellautomation.comをご覧ください。

モメンタについて

モメンタは、インダストリアル・インパクト・ベンチャー・キャピタル＋グロースのリーディング・カンパニーです。エネルギー、製造、スマートスペース、サプライチェーンのデジタル化に取り組む起業家やリーダーを支援しています。2012年以来、モメンタの業界経験豊富なチームは50人以上の起業家に投資し、受賞歴のあるエグゼクティブ・サーチと戦略的アドバイザリー業務を通じて150人以上の業界リーダーの成長を支援してきました。詳細については、www.momenta.oneをご覧ください。

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