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BACARDÍ®ラムに温室効果ガス排出量を50%削減するシステムを導入へ

世界最大のプレミアム・ラム蒸留所に、究極のネットゼロ目標へ向けた布石として新CHPシステムを導入

プエルトリコ、カターニョ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 非公開で世界最大の国際スピリッツ製造企業であるバカルディは、象徴的な「BACARDÍラム」ブランドから排出される温室効果ガス(GHG)を半分に削減する新しい熱電併給(CHP)システムをプエルトリコで正式に稼働開始しました。同システムのオープニング・セレモニーが、プエルトリコのカターニョにある世界最大のプレミアム・ラム蒸留所で行われました。

新しいCHPシステムは、重油をプロパンガスに置き換えることで施設のエネルギーをよりクリーンなものに変えます。このシステムは、蒸留所やオフィス、さらにはビジターセンターとしてプエルトリコで最も人気の観光地の1つとなっているカサ・バカルディなど、敷地全体で使われるエネルギーを100%賄います。

バカルディ・ラムのGHG排出量を50%削減することは、この家族経営の会社にとって、世界規模の排出削減への重要な一歩です。バカルディのプレミアム・ブランドを構成する銘柄には、BACARDÍラムの他にも「PATRÓN®」テキーラ、「GREY GOOSE®」ウォッカ、「BOMBAY SAPPHIRE®」、「DEWAR'S®」ブレンデッド・スコッチウイスキーなどがあります。バカルディは、2025年までに企業全体でGHG排出量を50%削減することを目指しています。

プエルトリコのバカルディ・コーポレーションでオペレーション担当副部長を務めるエドウィン・サイアス氏は、次のように述べています。「バカルディは人々に愛されるブランドを生み出す場所で消費するエネルギー量を減らし、持続可能なエネルギー形態に移行することでGHG排出量を削減するとお約束しています。施設全体のネットゼロという究極の目標に向けて、より前向きな一歩を踏み出す方法を模索し続けています。プエルトリコや世界で当社のエネルギーを活用し、事業運営を以前よりも環境に優しく、クリーンにするための活動を誇りに思います。」

BACARDÍラム蒸留所は、新たな環境活動の先駆者として、他にもさまざまな取り組みを推進しています。以下にその一部をご紹介します。

  • 廃水の浄化からバイオガスを生成して蒸留の動力源として使用し、発電します。蒸留所のエネルギーの60%余りがこの方法で賄われています。
  • バイオガスの浄化と環境への影響軽減を支援する新処理システム。
  • 蒸留プロセスで生成される熱の95%を再利用し、必要エネルギーを削減します。
  • 発酵プロセスからCO2を回収し、島内の炭酸飲料業界に供給する新プロジェクトを開発しています。
  • プエルトリコの野生生物をサポートするために植樹をしてポリネーター(花粉媒介者)・ガーデンを育てます。バカルディは環境スチュワードシップへの深い取り組みを認められ、野生生物の生息地協会(Wildlife Habitat Council)から保護認証を受けています。最近では当社の活動が再評価され、3度目の認証を受けました。島内のイニシアチブで同協会の認証を持つのは当社のみです。
  • バカルディは今年、161周年を記念してプエルトリコに161本のココナッツの木を植えます。これらの木は、近年ハリケーンで大きな被害を受けたBACARDÍラム蒸留所の近くにあるビーチの再生と保護に役立ちます。

バカルディ・リミテッドの構成企業であるバカルディ・コーポレーションは、1936年にプエルトリコで設立されて以来、「世界で最多受賞歴を持つ」ラム酒を製造しています。1958年、カターニョに建設された127エーカー(約51万㎡)の広さを持つ現在の蒸留所は、世界最大のプレミアム・ラム蒸留所であり、「ラムの大聖堂」として知られています。

「私たちは家族経営の企業として、後世に残る遺産を守る責任を非常に重視しています」と、グローバル・サステナビリティ・ディレクターのマガリー・フェリシアーノは述べています。「現在私たちが行っている取り組みは、人と地球にとってより持続可能な未来を築くのに役立つでしょう。」

国連による持続可能な開発目標に基づき、バカルディは企業責任プログラムである「Good Spirited」の一環として、2025年までに以下の数値目標を達成することを約束しています。2030年までに100%プラスチック・フリーを達成するという当社のコミットメントに加え、このグローバルな目標では以下を目指します。

  • バカルディ生産施設で温室効果ガス(GHG)排出量を50%削減します。
  • バカルディ生産施設で水の消費量を25%削減します。
  • すべての主要な原材料と包装材を持続可能な方法で調達します。
  • 製品包装を100%リサイクル可能にします。
  • 製品包装材にリサイクル素材を40%使用します。
  • バカルディ生産施設で埋め立て処分にする廃棄物をゼロにします。

当社の環境持続可能性に対する取り組みの詳細情報は、https://www.bacardilimited.com/esg/でご覧ください。

バカルディリミテッドについて

バカルディリミテッドは、世界最大の家族経営のスピリッツ会社であり、国際的に高く評価されているスピリッツやワインを製造・販売しています。同社のブランドポートフォリオには、BACARDÍ®ラム、GREY GOOSE®ウォッカ、PATRÓN®テキーラ、DEWAR’S®ブレンデッドスコッチウイスキー、BOMBAY SAPPHIRE®ジン、MARTINI®ベルモットとスパークリングワイン、CAZADORES®100%ブルーアガベテキーラなど、200以上のブランドとラベルが含まれています。さらに、WILLIAM LAWSON'S®スコッチウイスキーやST-GERMAIN®エルダーフラワーリキュール、ERISTOFF®ウォッカなどの主要なブランドや新興ブランドも展開しています。バカルディリミテッドは、161年以上前にキューバのサンティアゴ・デ・キューバで創業され、現在は約9,000人の従業員を抱え、10カ国に生産施設を持ち、160以上の市場でブランドを販売しています。バカルディリミテッドは、バカルディグループの企業を指し、Bacardi International Limitedも含まれています。詳細はwww.bacardilimited.comをご覧いただくか、LinkedInInstagramでフォローしてください。.

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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Media Inquiries:
Jessica Merz, VP Global Corporate Communications, Bacardi, jmerz@bacardi.com

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