NTT、クアルコムと提携しエッジAIを推進

• エコシステムを推進し、デジタルデバイスへのプライベート5G導入加速を目指す
• NTT、企業のIT保守の生産性強化とコスト削減を支援するデバイス・アズ・ア・サービス（Device as a Service）を発表

カリフォルニア州サンノゼ & ロンドン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ITインフラとサービスの主要企業であるNTTリミテッドは、AIのエッジ活用に重要なプライベート5G導入促進のための5Gデバイスエコシステムの投資・開発の加速に向けて、半導体技術のグローバルリーダーであるクアルコム・テクノロジーズ社との戦略的提携を発表しました。

複数年契約の一環として、NTTとクアルコム・テクノロジーズはグローバル企業顧客のイノベーションを加速する5G対応デバイスの開発を優先します。これは企業のプライベート5Gの導入普及を推進する重要な触媒となり、IDCによると2026年にはその市場が80億ドルを越えると予測されています。クアルコム・テクノロジーズの特定用途向け半導体と5Gチップセットにおけるリーダーシップと、NTTのプライベート5Gにおけるリーダーシップを組み合わせることで、5Gエコシステムの強化、エッジAI処理機能の進化、業界全体のイノベーションの促進が起こります。

5Gデバイスエコシステムの推進

企業のデジタル化が加速する中、より高い接続性とより多くのデバイスが必要となります。NTTとクアルコム・テクノロジーズは両社の専門性を組み合わせ、製造、自動車、物流、その他業界におけるプッシュ・ツー・トークデバイス、拡張現実（AR）ヘッドセット、コンピューター・ビジョンカメラ、エッジセンサーなどのユースケースをサポートする5G対応デバイスへのニーズに応えていきます。

「顧客のみなさんからの要望に応えることができるこの協業は、本当にワクワクするものです。クアルコム・テクノロジーズと一緒に5Gエコシステムを強化し、必要とされるデバイスをシンプルかつコスト効率よく提供し、デジタル・トランスフォーメーションの旅路を続ける顧客のみなさんに力を与えることができます。」と、NTTリミテッドのニューベンチャー＆イノベーション担当グループ統括責任者であるシャヒード・アーメドは述べています。 「クアルコム・テクノロジーズとの協働により、グローバル業界全体でのプライベート5Gの需要をさらに加速していきます。」

「5G対応デバイスの普及はデジタルで持続可能な未来を形づくる重要な要素です。これらは効率的な資源管理や省エネルギーを通じて効率性と持続可能性を高めることができる、様々な業界のイノベーションに欠かせない多くの技術的進歩の基幹を形成します。」と、シュナイダーエレクトリックのコマーシャル・インダストリアルセグメント・チャネルの代表、マーク・バイディンガー氏は述べています。「NTTとクアルコムの協業は、プライベート5Gの導入推進と、インターネット・オブ・シングスと機械学習へのユニークな需要への対応に向けた大きな前進を表しています。」

エッジAI採用を加速する

AIが拡張し企業運営や組織収益に影響を与えるために、AI処理はクラウドとネットワーク・エッジのハイブリッドで行う必要があります。クアルコム・テクノロジーズが開発するシリコンにはAIと機械学習モデルが搭載されており、エッジAI機能の向上によく機能します。クアルコム・テクノロジーズのAI技術拡張の経験により、スマートフォン、ラップトップ、センサー、自動車ソリューション、ネットワーキングなど、幅広いデバイスやアプリケーションに対応することができます。

「クアルコム・テクノロジーズの5GチップセットはエッジでのAIアプリケーションの導入普及に対応しており、NTTと共に5Gデバイスエコシステム全体の革新的な変化をもたらします。」と、クアルコム・テクノロジーズのコネクテッド・スマート・システムズのシニアバイスプレジデントでゼネラルマネージャーのジェフリー・トーランス氏は述べています。 「NTTは顧客の声であり、クアルコム・テクノロジーズの半導体の専門知識と共に、OEMにより幅広いユースケースや顧客のみなさんに恩恵を与えるデバイスを構築することができます。」

クアルコム・テクノロジーズとNTTリミテッドは協力し、AIモデルを備えたクアルコム・テクノロジーズの5Gチップセット搭載の5G対応デバイスを提供し、アイテムのカウントやオブジェクトの性質判定、従業員の安全マスクとハードハットの装着確認まで（PPE）、画像認識などの様々なアプリケーションを通じてエッジAIを強化します。NTTのエッジ・アズ・ア・サービスを通じたAIアプリケーションの展開により、企業における職場の安全、最適化、保全を支援します。

デバイス・アズ・ア・サービス（Device as a Service）

NTTはエンド・ツー・エンド・エッジ・アズ・ア・サービスの一部として、デバイス・アズ・ア・サービスの管理サービスの提供を開始し、顧客の5Gやエッジデバイスへのアクセス、アップグレード、リサイクルを簡易化し、デバイスのライフサイクル管理の簡素化とIT保守およびコスト削減を実現します。コスト効率の良いユーザー別、月別の費用モデルにより、企業は多額の先行設備投資の必要なく、より快適な月額支払いとなり、エッジデバイスの拡大展開を容易にします。

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NTTリミテッドについて
ITインフラストラクチャーおよびサービスのリーディングカンパニーであるNTTリミテッドは、300億米ドル規模のITサービスプロバイダーであるNTTデータの一員として、フォーチュン・グローバル500企業の65％、フォーチュン・グローバル100企業の75％以上にサービスを提供しています。当社は、組織のエッジツークラウドのネットワーキングエコシステムの基盤を構築し、マルチクラウド環境におけるワークロードの複雑性を簡素化し、ネットワーク、クラウド、アプリケーションが融合するIT環境のエッジでイノベーションに取り組んでいます。当社は、お客様のニーズに合わせたインフラを提供し、安全で拡張性が高く、かつカスタマイズ可能なデータセンターの設計と運用における一貫したベストプラクティスを保証します。また、ソフトウエア・ディファインドの未来へ向けて、当社はプラットフォーム型インフラサービスで組織をサポートしています。私たちは、つながる未来を実現します。

詳細は次のウェブサイトをご覧ください。services.global.ntt

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