-

インテルサット、5G配備に向けCバンド周波数帯の除去作業を完了

移転の前倒しに伴う報酬として第4四半期に37億ドルを受け取る予定

バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界最大級の総合衛星・地上ネットワーク事業者の1社であり、有力なインフライト接続プロバイダーでもあるインテルサットは、Cバンド周波数帯の除去作業の完了に伴い、第4四半期におよそ37億ドルを受け取る予定です。これにより当社および株主に将来の戦略的機会がもたらされます。

「インテルサットのCバンド移転により米国における5Gサービスの拡大が進み、それと同時に当社の財務体質も強化されます」と、インテルサットのDave Wajsgras最高経営責任者(CEO)は述べています。「我々は想定よりもかなり前倒しで今回の節目を迎えることができました。インテルサットチームの大変な努力によりこのような素晴らしい成果をあげることができ、とても誇りに思います。」

連邦通信委員会(FCC)によるCバンド移転に関する命令は、周波数帯の除去作業の完了期限を2025年12月に定めていますが、2023年12月より前に完了した場合は衛星通信事業者にインセンティブが支払われることになっています。今回、インセンティブに関する認証が下りたことから、インテルサットは移転の前倒しに伴う報酬として総額36億7000万ドルを受け取ることになります。

「今回の受取金の半分は債務返済等によるバランスシート改善に当てる予定で、これは当社のコベナンツ条項に沿った対応となります。残りの金額は、インテルサットのあらゆる利害関係者に価値と機会を生み出すための選択肢として活用します」と、Wajsgrasは述べています。「インテルサットのチームは未来に向けて変革し続けることにより、衛星通信業界におけるリーダーシップを維持できるポジションにつけています。」

インテルサットについて

インテルサットの専門家からなるグローバル・チームは、自社の次世代グローバル・ネットワークとマネージド・サービスを通じて、政府、NGO、商業顧客にシームレスで安全な衛星ベースの通信を提供することに注力しています。インテルサットは、世界でも屈指の規模で最先端の衛星フリートと接続インフラストラクチャーを運用することでデジタル格差を解消し、通信、協力、共存のために人と道具が海を越えて話し、大陸の反対側を見て、空を通して音を聞くことを可能にしています。60年前の設立以来、同社は顧客と地球への貢献において衛星業界の「先駆け」的存在です。イノベーションの伝統を拠り所に新世代の課題に対応することに目を向け、インテルサットの社員は現在、宇宙における「次の先駆け」になることを目指しており、これからもこの分野に破壊的変革をもたらし、業界のデジタル・トランスフォーメーションを主導していきます。

ソーシャルメディアで当社をフォローしてください。

Twitter | LinkedIn | Facebook | Instagram | YouTube

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Melissa Longo - melissa.longo@intelsat.com; +1 240-308-1881

Intelsat

Details
Headquarters: McLean, Va.
CEO: Dave Wajsgras
Employees: 1800
Organization: PRI
Revenues: $1,913.1 million (2020)
Net Income: EBITDA: $550.7 million (2020)


Contacts

Melissa Longo - melissa.longo@intelsat.com; +1 240-308-1881

More News From Intelsat

インテルサット、ウィテカー平和開発イニシアチブと提携し、東アフリカで教育へのアクセスを拡大

バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- インテルサットは、世界最大級の統合型衛星・地上ネットワークを運用する企業として、アカデミー賞受賞俳優で人道活動家のフォレスト・ウィテカー氏が設立した非営利団体「ウィテカー平和開発イニシアチブ(WPDI)」と画期的なパートナーシップを締結し、アフリカの紛争影響地域における教育アクセスの革新に取り組みます。この提携により、WPDIのコミュニティ学習センターに、南スーダンおよびウガンダで初めて高速インターネット接続を提供し、インフラが十分でない、または損なわれた地域の数千人の若者に教育へのデジタル架け橋を築きます。 インテルサットは、南スーダンで7か所、ウガンダで3か所、合計10か所のセンターに衛星接続を提供します。この3年間のパートナーシップ期間を通じて、インテルサットは設備、マネージド接続サービス、設置、継続的な技術サポートを提供します。この画期的な取り組みにより、従来の接続インフラでは現代的なオンライン教育に対応できなかった地域社会に、信頼性の高いインターネットアクセスを提供します。 「教育は平和の...

インテルサット、インドで直接放送サービスの認可を取得

バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界最大級の統合型衛星・地上ネットワークの運営事業者であるインテルサットは、幅広い衛星カバレッジをインドの放送メディア企業に対して直接提供する認可をインド政府から取得した初の外国衛星通信事業者の1社となりました。これは、インテルサットの新サービスの提供とインドへの追加投資の歩みを加速させることになる、規制上の重要な成果です。 同社は、インドでCバンドの帯域を利用する4機のGEO衛星(静止衛星)、IS-17号、IS-20号、IS-36号、IS-39号の認可を確保しました。今回認可を受けた衛星フリートは、インドの力強い放送メディア業界を主なサービス提供対象として、インド亜大陸全域およびインドから世界の他地域に向けたコンテンツの提供・配信能力を強化します。この規制上のマイルストーンは、インテルサットのインドにおけるプレゼンスの拡大と、地域における技術的進歩の促進に対する同社の取り組みを強調するものです。 「今回の認可は、インドの宇宙ビジネス業界に対する貢献においてインテルサットが重要な一歩を踏み出したこと...

インテルサットとCubic³、ユビキタス接続実現に向け車両向け衛星接続テストを完了

バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- インテルサットとCubic³は、車両向け衛星接続に関する重要なテストを成功裏に完了し、あらゆる種類の車両に対してシームレスな接続サービスを提供するという共同ミッションにおける大きな節目を迎えました。 このテストでは、インテルサットの衛星とCubic³のソフトウェア・プラットフォームとの統合が成功裏に実証され、地上ネットワークと非地上系ネットワークがシームレスに連携することで、場所を問わず常時接続を実現できることを示しました。 「今回の基本合意書の締結とテストの成功により、真のユビキタス接続というビジョンに一歩近づきました」と、インテルサットの最高技術責任者であるブルーノ・フロモンは述べています。 「インテルサットの衛星技術とCubic³の革新的なコネクティビティ・プラットフォームを組み合わせることで、世界中どこでも車両を接続できるソリューションを構築し、ブロードバンド接続や診断機能、将来的には自動運転支援といった重要な機能を可能にします。」 今回のテストでは、インテルサットのFlexMove Fle...
Back to Newsroom