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訂正・差し替えAVIの3議案の株主提案がNCホールディングス株主総会で可決され、更に別の3議案も過半数の支持を獲得

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド(以下「AVI」といいます。本社:ロンドン、CEO兼CIO:ジョー・バウエルンフロイント)は、5月18日付プレスリリースにおいてお知らせしましたとおり、NCホールディングス株式会社(以下「当社」といいます。東証スタンダード:証券コード6236)に対し、株主共同の利益の向上に向けて8議案の株主提案を行っておりましたが、6月29日に開催された定時株主総会において、3議案の株主提案が承認可決され、更に別の3議案も過半数の支持を得ましたので、以下のとおりお知らせ致します。

 可決された株主提案は以下のとおりです。

  • 株主総会に対して配当の決定権限を付与する定款変更(議決権3分の2以上の賛成を得て、特別決議により可決)
  • 配当性向70%に相当する1株65円の期末配当
  • 3事業年度中の業績目標(株主総利回り(TSR)50%以上、平均投下資本利益率(ROIC)10%以上)の達成度に連動した業務執行取締役向け株式報酬制度を含む、取締役の株式報酬制度

 加えて、以下の株主提案は、特別決議事項であるため可決はされなかったものの、過半数の支持を得ました。

  • 取締役の員数上限を1名増員する定款変更
  • 買収防衛策の導入・発動時における最低限の遵守事項を規定する定款変更
  • 第三者割当増資等に株主総会決議による事前承認を要求する定款変更

 日本において株主提案によって特別決議が可決された事例は非常に少なく、また、本年6月の株主総会シーズンにおいて会社が反対する中で可決された株主提案は本件を含めて3件に過ぎません。

 AVIは、3議案の株主提案が可決され、更に別の3議案も過半数の支持を得たことは、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の向上に向けた大きな前進であると考えます。取締役会においては、可決されなかった3議案も過半数の支持を得ていることを十分に尊重いただき、株主の意思に反する行動はお控えいただくことを期待します。

 当社は6月7日に「議決権行使結果のマジョリティ・オブ・マイノリティによる開示方針」および極めて不明確な認定基準を制定しました。このことにより、AVIと他の株主との間の正当な意見交換が妨げられ、議決権行使結果にも歪みが生じた懸念があることは大変遺憾です。

 また、最終的に過半数の支持を得た6議案の株主提案に対して取締役会が反対をされたことは、取締役会が株主共同の利益に十分に配慮して行動されているのか否かに対して大きな疑問を生じさせます。

 取締役会においては、今回AVIの株主提案が多くの支持を得たことは、株主との対話を改善し、株主の持つ懸念に耳を傾けていただく必要があるという、株主からの強いメッセージであるとお受け止めいただくことを期待しています。

 特設ウェブサイト(www.enhancingNCHD.com)のプレゼンテーション資料でも詳述しておりますとおり、当社の企業価値は同業他社を大きく下回る状況が続いております。こうした企業価値の毀損に歯止めをかけ、企業価値ひいては株主共同の利益を向上させるため、AVIは、取締役会に株主共同の利益に十分に配慮して行動いただくべく、今後も当社とのエンゲージメントを更に深め、様々な選択肢を検討していく予定です。

以上

Contacts

本件に関するお問合わせ先:
アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド 坂井 一成
電話:+44 20 7659 4818 メールアドレス:kaz.sakai@assetvalueinvestors.com

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