株式会社ウチヤマ・インターナショナル：2023年6月21日開催のフジテック定時株主総会について

〜「正常化」に向け株主責任を継続的に果たす〜

東京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 株式会社ウチヤマ・インターナショナル（以下「弊社」といいます。）は、関連企業等を含めると、フジテック株式会社（東証：6406）（以下「フジテック」といいます。）の約10％の 議決権を有する株主であり、フジテックの株式を長期に保有することで、株主共同の利益となる同社のさらなる企業価値向上、そして、フジテックの社員を含む、その他のステークホルダーや社会への貢献を目指している株主です。

弊社は、2023年6月21日に開催予定のフジテックの定時株主総会（第76期）において、独立した社外取締役候補8名の推薦をはじめ、同社のすべてのステークホルダー利益につながる株主提案を提出しておりました。

当社提案につきましては、多くの皆様からの応援があったにも関わらず、可決に至らなかったことは残念ですが、私どもの考えに対しての共感が確実に増加しております。多くの株主様、フジテックの社員、関係者、お客様から、ご支持と応援を頂きましたことにつきまして、御礼を申し上げます。

20年、30年という長期的なビジョンが必要なエレベータビジネスと数年で利益獲得を目指す株主とは、そもそもの立ち位置が異なります。賛同頂きました株主様、従業員の方々、お客様の方々も懸念を示していたように、短期目線で動く特定株主からの影響を強く受けるここ数か月のような取締役会が続く場合には、継続性・安定性が必須となるエレベータの製造・保守というビジネスとは、ビジネスの考え方に大きな差が発生することが強く懸念されます。また、エレベータを製造・保守するフジテックは、人々の安心・安全な移動手段に対する重要な責任を負う、社会インフラ企業でもあります。安易な売り抜けをめざすような場合には、株主共同の利益を含むステークホルダーへの懸念もはらむことになることを強く喚起していきたいと考えております。

フジテックの創業の意思を汲む株式約10％を安定的に保有する大株主として、今後もフジテックの正常化に向け、責任を果たしてまいる所存です。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社ウチヤマ・インターナショナルとは：
株式会社ウチヤマ・インターナショナルは、関連企業等を含め、フジテックの約10%の議決権を有する株主です。フジテックの長期保有を通して、フジテックの企業価値向上と、社会への貢献を応援する企業です。 我々は、"One Board, One Company, One Fujitec" を実現すべく、活動しています。「Free Fujitec」のホームページ（www.freefujitec.com）を通じ、社会に対して様々な情報提供や主張の開陳を行ってまいります。