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シェフのマーカス・サミュエルソン、アレフ・ファームズに出資し、培養肉ステーキ「アレフ・カッツ」を提供へ

世界的に有名なシェフが、細胞農業のリーダー企業に投資家およびアドバイザーとして参画

イスラエル、レホボト--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- アレフ・ファームズ(高品質な畜産物を生み出す新たな方法を開発している細胞農業企業)は、本日、シェフのマーカス・サミュエルソンが投資家、料理アドバイザー、および創業パートナーとして同社に参加することを発表しました。世界13カ所のレストランを経営するセレブシェフであり、ニューヨークタイムズ紙のベストセラー作家、テレビパーソナリティとして活躍しているサミュエルソンは、そのユニークな経歴を生かし、料理界において多様性を高めてきました。その一環として、アレフ・ファームズと密接に連携し、世界初の培養肉ステーキ「アレフ・カッツ」の商品化に向け、新たなステーキのあり方を提案していきます。

「アレフ・ファームズは共通の価値観に基づいてパートナーシップを築いています。我々と同じように、マーカスは、創造性、勇気、そして配慮をもって、食料システムに前向きな影響を及ぼすと信じています」と、アレフ・ファームズのCEO兼共同創業者であるディディエ・トゥビアは述べています。「マーカスは、誰でも食べられて、誰でも楽しめる料理を作ることに情熱を注いでいます。彼の経験と専門知識は、アレフ・カッツを世界中のより多くの人々に届ける上で欠かせません。また、高品質の食材を取り入れた食文化を称賛する彼の功績は、社会的、経済的、環境的に幅広い恩恵をもたらす形で食料安全保障を促進するという当社の現地での取り組みと合致するものです。」

アレフ・ファームズでの職務として、サミュエルソンは、商品開発や市場開拓の戦略など、料理面でのアドバイスを行う予定です。 また、彼は同社に出資もしています。マーカスは、アレフ・ファームズが今年中にシンガポールとイスラエルで、また来年には米国で、規制当局の承認を得た上で「アレフ・カッツ」を提供するにあたり、アレフ・ファームズと緊密に協力していく予定です。

「地球上で持続的に食糧を供給するためには、新しい方法を模索することが不可欠です。だからこそ、アレフ・ファームズのミッションに惹かれ、シェフとして、また投資家として、培養されたおいしいお肉を食卓に届けるという活動に参加することにしたのです」とサミュエルソンは語りました。「今のところ、この活動は先駆的なものでありますが、今後ますます重要性を増し、私たちの生活の中でより一般的になっていくものと思われます。電気自動車など、かつては未来的だと感じていたものも、すぐに身近なものになります。これは業界にとって、未来に投資する画期的な瞬間であり、アレフ・ファームのような革新的な企業と提携できることに喜びを感じています。」

サミュエルソンはこれまで、PBSの「No Passport Required」の司会をはじめ、シェフ、作家、テレビパーソナリティとして、ジェームズ・ビアード財団賞を8回受賞しています。Netflixの大ヒット番組「Iron Chef: Quest for an Iron Legend」にもアイアンシェフとして出演しています。彼のレストランは世界各地にあり、Red Rooster Harlem(ニューヨーク市)、Red Rooster Overtown(マイアミ)、MARCUS Montreal、Marcus B&P in Newark、Streetbird at Yankee Stadium、Marcus at Baha Mar Fish + Chop House in Bahamas、また、Chelsea(ニューヨーク市)に最近オープンしたHav & Marや、アトランタのMarcus Bar and Grilがあります。慈善活動にも熱心なサミュエルソンは、恵まれない若者を支援するCareers Through Culinary Arts Program(C-CAP)の共同議長を務め、COVID-19の流行時にはワールド・セントラル・キッチンと協力してRed Rooster HarlemとRed Rooster Overtownをコミュニティキッチンに改装しました。

アレフ・ファームズは、「アレフ・カッツ」ブランドの最初の製品である高級ブラックアンガス牛の非改変細胞から育てた「プチステーキ」の商品化に向け、世界各国の規制当局と綿密な調整を行っています。アレフ・ファームズでは他の製品と同様に、生産に際して屠殺は行わず、1個の受精卵から数千トンの培養肉を育て、持続可能かつ安全な食糧システムへの適正かつ包括的な転換への一翼を担っています。また、「ホール・アニマル」アプローチとして、さまざまなカットのステーキや、培養コラーゲンなど動物細胞を利用した製品も、独自の技術で生産していく予定です。

About Aleph Farms

アレフ・ファームズは、イスラエルを拠点にフードテクノロジー分野で活躍する細胞農業企業です。食糧システムにおける持続可能性、食糧安全保障、動物福祉を改善する、高品質の動物製品を育てる新しい方法を開発しています。2017年に創業し、2018年に世界初の培養薄切り牛ステーキ、2021年に世界初の培養リブロースステーキ、2022年に培養コラーゲンを発表しました。製品ブランド「 アレフ・カッツ 」では、第一弾として、高級ブラックアンガス牛の非改変細胞から育てた「プチステーキ」を販売開始します。また、2020年のネットゼロをはじめとする気候変動対策への貢献が認められ、世界経済フォーラムや国連から高い評価を受けています。

詳しくは、Aleph CutsのInstagram、Facebook、アレフ・ファームズのTwitter、LinkedInをフォローする、またはwww.aleph-farms.comをご覧ください。報道関係者向け資料はこちらから。

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Contacts

Natalee Gibson
alephfarms@songuepr.com

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