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タレス、暗号鍵管理の革新により、 組織のハイブリッド環境とマルチクラウド環境のデータ主権の確率を支援

  • CipherTrust Cloud Key Managerが組織のコンプライアンス要件の充足を支援し、ハイブリッド環境とマルチクラウド環境でのデータガバナンスをサポート
  • 最新のBYOK (Bring Your Own Key:独自の暗号鍵使用)の統合は、Google Gmailの暗号化に対応し、Oracle Cloud InfrastructureとSAP Data Custodianの鍵管理を強化 

パリ・ラデファンス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- タレスは本日、組織がAmazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloud、SAP、Salesforceを含む主要パブリック・クラウドでデジタル主権要件に対応できるように支援するCipherTrust Cloud Key Managerの新バージョンを発表しました。これらのクラウド・プロバイダーを活用する組織は、CipherTrust Cloud Key Managerの BYOK(独自の暗号鍵使用)機能を使用して、データのセキュリティと暗号鍵の所有権を強化できるようになります。

2022年タレス・クラウド・セキュリティ調査によると、マルチクラウド導入が加速しており、調査対象となった全組織の72%が複数のクラウド・サービス・プロバイダーを利用しています。さらに、調査回答者の52%は、クラウド暗号化データの鍵をクラウド・プロバイダーのコンソールで管理していると回答しています。

BYOK機能により、顧客は鍵管理サービスをクラウドから独立させることによって、すべてのクラウドの鍵管理の一元化や、完全な暗号鍵のライフサイクル管理を維持し、複数のパブリック・クラウドの機密データ暗号化の管理を集約できます。

業界をリードするマルチクラウド暗号鍵ライフサイクル管理ソリューションのCipherTrust Cloud Key Managerは、顧客がクラウドに移行してネイティブのクラウド鍵と独自鍵使用(BYOK)の両方を管理できるようにします。タレスのサービスは、機密データが保存されているクラウドの外部でも独自の鍵を維持・管理し、規制コンプライアンスを達成して、マルチクラウド環境の潜在能力をフル活用することを望む企業が増えていることに対応するものです。

タレスの暗号製品担当バイスプレジデントのトッド・ムーアは、次のように述べています。「あらゆる業界の企業はクラウドへの移行を進めており、その過程で機密情報も移行しています。これは大きなメリットをもたらしますが、IT専門家はこの移行がセキュリティにもたらす新たな影響に対処しなければなりません。当社は、お客さまがハイブリッド環境とマルチクラウド環境でデータガバナンス、リスク、コンプライアンスに関する重要な課題に対応できるように支援しつつ、クラウドで使用する質の高い鍵を一元的に維持・管理することを望む企業にも応えています。」

これらの最新の統合により、顧客はデータの場所や状態に関係なく、その機密性が常に保護されて暗号化されたままであることを確信し、クラウド移行に対する信頼を強化できます。CipherTrust Cloud Key Managerは現在、以下をサポートしています。

  • Amazon Web ServicesAWS GovCloudとAWS China CloudでBYOKに対応、AWS CloudHSMをサポート
  • Google Cloud顧客管理暗号鍵、外部鍵管理(HYOK)、ユビキタスなデータ暗号化を提供
  • Google WorkspaceDrive、Meet、Calendar、Gmailでクライアントサイド暗号化を提供し、Gmailで初のBYOK暗号化に対応
  • Microsoft AzureMicrosoft Azure GovCloud、Microsoft Azure Stack、Microsoft Azure Managed HSMでBYOKに対応
  • Microsoft Office365:Azure Key Vaultを介してBYOKに対応
  • Oracle Cloud InfrastructureBYOKに対応
  • Salesforce/SandboxBYOKとキャッシュのみの鍵サービス(HYOK)に対応
  • SAPData CustodianでBYOKに対応

CipherTrust Cloud Key Managerは、ハイブリッド環境とマルチクラウド環境にわたって異なるインターフェースを統一する一括管理ソリューションを提供し、統合された集中型のビューによって、顧客に以下のような主な恩恵を提供します。

  • クラウドにおけるデータ主権管理を実現静止状態、移動中、使用中など、データの場所や状態にかかわらず、顧客がデータを保護する上で必要なツールを提供し、クラウド導入に運用効率とセキュリティの強化をもたらします。
  • 顧客にあらゆるクラウドで選択肢を提供使用するクラウドやクラウドの組み合わせにかかわらず、統合とデータ管理を最大化して、クラウド移行を実現します。
  • 変化するコンプライアンス環境におけるリスク管理リスク評価とコンプライアンスを実証してベンダー独立性を確保し、クラウド間のポータビリティを実現します。

タレスは、複数のクラウド・サービス・プラットフォームと継続的に提携しているため、顧客が潜在的な課題に自信を持って対処できるようにしています。リスクを抑制し、コンプライアンスを確保し、ハイブリッド・クラウドやマルチクラウドにわたって運用の耐障害性を構築することができます。

タレスについて

タレス(Euronext Paris:HO)は、コネクティビティ、ビッグデータ、人工知能、サイバーセキュリティ、量子技術といったデジタルと「deep tech」のイノベーションに投資する世界的な先進技術のリーダーであり、私たちの社会の発展に不可欠な信頼できる未来を作ることを目指しています。当グループは、防衛、航空、宇宙、輸送、デジタルアイデンティティ、セキュリティの分野でお客さまとなる企業、組織、政府が必須の役割を果たす助けとなるソリューション、サービス、製品を提供し、個人に対する配慮をあらゆる意思決定の背後にある原動力としています。

タレスは、68カ国に8万1000人の従業員を擁しています。2021年には、当グループは162億ユーロ(約2兆2,800億円)の売上高を上げました。

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