-

モロー・ソダリ、ウクライナの債務繰延成功で主導的役割を果たす

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 社債とソブリン債の発行体向けの世界的コンサルティング会社であるモロー・ソダリは本日、最近のウクライナの革新的な債務繰延への関与について詳細に説明する報告書を公表しました。

ウクライナ政府が海外の債権者に対して数十億ドルの債務返済の猶予を求める必要が生じた際、複雑なプロセスを監督し、すべての要素が予定通りにうまく組み上がるよう、金融と法律の専門家から成る多国籍チームを結成しました。

モロー・ソダリは、世界の主要な金融センターに専任の専門家チームを擁しており、ウクライナの同意勧誘のために情報・集計代理人の役割を担いました。モロー・ソダリのグローバル・デット・サービス・チームが開発した当社独自のリアルタイム報告システムであるボンドウォッチを用い、債券保有者から受けた指示をリアルタイムに監視し、各シリーズの債券について必要な同意がいつ達成されたかを確認することができました。これにより、ウクライナの債券再構築の仕組みを監視し、複数のソースからデータを収集・配信して、重要な期限が近づいた際にすべての関係者に継続してフィードバックを提供することができました。

モロー・ソダリのグローバル・デット・サービス担当マネジングディレクターのダミアン・ワトキンは、次のように述べています。「情報・集計代理人として、債券保有者や保管会社と活発に連絡を取り合い、送られてくる同意の流れを注意深く監視することが特に重要でした。このため、作業グループはプロセスを常に前に進め、投票不足の可能性を事前に特定し、投票期限よりかなり前に改善策を講じることができました。」

ボンドウォッチを利用することで、取引に関わる作業グループ全体が24時間リアルタイムに更新される情報を確認し、取引の進展を注視し、必要に応じて詳細な情報を掘り下げ、データをエクスポートすることができました。

モロー・ソダリのグローバル・デット・サービス担当取締役のピア・ガウランドは、次のように述べています。「特に、ある債券が必要な過半数の同意を得られないように思える場合、作業グループにその情報を提供して重点を置くべきところがどこかを知らせることが非常に重要です。ボンドウォッチにより、モロー・ソダリはすべての人に常に適時にフィードバックを提供することができました。」

全関係者の努力により、3週間にわたる集中的な交渉は成功裏に終了し、約250億ドルの債券の満期日の延期と利子繰延が実現しました。これにより、ウクライナには待望の財政的救済がなされました。

ウクライナ政府は、声明で次のように述べています。「この同意の成功は、投資家の皆さまがウクライナを支援し、戦争終了後の成長期におけるウクライナ経済にとって予想される債券の大きな負担を軽減しようという意志を示すものです。」

記事の全文はこちらでご覧ください。

モロー・ソダリは、債券再構築と負債管理取引における債券保有者特定および代理人サービスの市場リーダーです。モロー・ソダリのデット・サービスの詳細情報やボンドウォッチのデモの依頼については、当社ウェブサイトをご覧ください。モロー・ソダリのデット取引の一部を、こちらでご覧いただけます。

モロー・ソダリについて

モロー・ソダリは、コーポレートガバナンスESG、持続可能性、委任状勧誘資本市場情報、株主・債券保有者エンゲージメント、M&Aアクティビズム、係争状況に関する総合的なアドバイスとサービスを提供する世界的な企業アドバイザリー会社です。

モロー・ソダリは、ニューヨークとロンドンの本社や世界の資本市場のオフィスを通じて、80カ国以上の1000社を超えるクライアントに対応しています。クライアントには、世界最大規模の多国籍企業が多数含まれます。クライアントには上場・非上場の企業、ミューチュアル・ファンド・グループ、証券取引所、会員組織が含まれます。

モロー・ソダリの詳細情報については、www.morrowsodali.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Elena Cargnello
Corporate Director, Marketing
e.cargnello@morrowsodali.com
+44 (0)20 4513 6913

Morrow SodalI



Contacts

Elena Cargnello
Corporate Director, Marketing
e.cargnello@morrowsodali.com
+44 (0)20 4513 6913

More News From Morrow SodalI

機関投資家にとって2021年の最大の課題は気候変動

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 総額29兆ドルの資産を運用する機関投資家は、企業取締役会への関与を促す可能性の最も高い問題として、気候変動を挙げました。 これは、モロー・ソダリが本日発表した2021年の機関投資家調査の主要な結果の一つです。 世界の40を超える機関投資家を対象に実施しているこの年次調査は、機関投資家が企業分析において何を重視しているかを明らかにするとともに、機関投資家が株主総会での議決権行使の方法を決定する際に重点を置いている分野を示すことを目的としています。 調査の質問事項は、ESG(環境・社会・ガバナンス)およびサステナビリティ、報酬および株主総会関連の問題、株主アクティビズムを含む企業エンゲージメントにおける最新の傾向が明らかになるように設定されています。 今年で6年目を迎えたこの調査では、ESGがますます重視されるようになっていることが明らかになりました。調査対象となった機関投資家は、ESGパフォーマンスと良好な財務業績との間に明確な関連性があるとしており、これらの課題に対する企業のエンゲージメントと報告の改善を求めてい...

モロー・ソダリとネスター・アドバイザーズがコーポレートガバナンス・サービスを統合

ロンドン--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) -- 戦略的アドバイスと株主サービスの有力企業のモロー・ソダリは、ロンドンのアドバイザリー会社でコーポレートガバナンスと組織設計を専門とするネスター・アドバイザーズを買収したことを発表いたします。 モロー・ソダリとネスター・アドバイザーズの統合により、コーポレートガバナンス、ESG、サステナビリティ、ステークホルダー・エンゲージメントに関連した包括的なアドバイザリー・サービスが当社の世界中のクライアントに提供されることになります。両社は今後もそれぞれの名称で事業を継続し、ネスター・アドバイザーズはモロー・ソダリのグループ企業を名乗ります。 モロー・ソダリのアルビス・レッキ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ネスター・アドバイザーズとの統合により事業拡大の機会が得られることをうれしく思います。経験豊富なチームをモロー・ソダリに迎えることで、現代の国際金融市場の複雑な要件を満たす包括的なサービス・パッケージを企業、その取締役会および開発金融機関に提供することが可能になります。」 執行委員会顧問のジュ...

モロー・ソダリの新しい調査結果:機関投資家は、投資と議決権代理行使の決定におけるESGの重要性の高まりを強調

ニューヨーク & ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- モロー・ソダリが本日公表した年次機関投資家調査では、総額26兆米ドルの資産を運用する機関投資家は、ESG(環境、社会、ガバナンス)のリスクと機会が過去12カ月間に投資意思決定とポートフォリオ企業の評価においてますます重要な役割を果たすようになったと一致して回答しています。 モロー・ソダリの調査は、2020年の年次株主総会において、機関投資家が議決権行使の方法を決定する際の主な重点分野を明らかにしています。調査結果から、幅広く定義されたESGの概念が、株主総会、議決権代理行使、エンゲージメント、および投資家が監督および管理責任を果たすさまざまな手段に、直接実際的影響を及ぼしていることが明らかになりました。 特筆すべき所見は以下のとおりです。 - 気候変動は投資家にとってESGの最重要課題です。セクターを問わず、すべての企業は、この問題への取り組み方について投資家の精査が厳しくなると考えるべきです。 - 投資家は取締役会の内部事情に関与することを望んでおり、取締役会/株主の関与の重要性が強調されてい...
Back to Newsroom