-

IEEEが標準関連の特許ポリシーに関する決定を発表

米ニュージャージー州ピスカタウェイ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- IEEEスタンダード・アソシエーション理事会(IEEE SA BOG) は、IEEEの標準化策定に関する特許ポリシーを更新し、2023年1月1日から適用する措置を取りました。

この更新は、特許技術に関連するIEEEの標準化プロセスの透明性を改善するとともに、ステークホルダーにより多くの選択肢を提供することが狙いです。

IEEE SAのポリシーおよび手続きに基づき、以下の決議がIEEE SA BOG全体から異議のない合意によって承認されました。

  • IEEE SA BOGは、IEEE SAスタンダードボード内規の更新案(2023年1月1日より有効)を承認した。
  • IEEE SA BOGは、IEEE SA宣言書(LOA)書式の更新案(2023年1月1日より有効)を承認した。
  • IEEE SA BOGは、特許ポリシーFAQの更新案(2023年1月1日より有効)を承認した。
  • 同じIEEE標準について、2015年のポリシーに基づく受理LOAの提出者と、その後のポリシーに基づく受理LOAの提出者がいる場合、または2019年6月13日付カスタムLOA書式(限定版)を使用している場合、IEEE SA理事会はどちらの提出者も相手方に対して禁止命令を求める優越権を持たないものと決定した。この場合、法律で認められていない範囲を除き、禁止命令に関する最も制限の少ない規定が両当事者に適用されるものとする。
  • IEEE SA BOGは、2019年6月13日付カスタムLOA書式(限定版)を2023年1月1日をもって受理しないことを決定した。

IEEEについて

IEEEは、人類の利益のために技術の進歩に専心する世界最大の技術専門組織です。IEEEは、引用頻度の高い出版物の発行、会議、技術標準、専門的・教育的活動を通じて、航空宇宙システム、コンピューター、通信から生物医学エンジニアリング、電力、家庭用エレクトロニクスまで、幅広い分野で信頼される声となっています。詳しくはhttp://www.ieee.orgをご覧ください。

IEEE SAについて

IEEEスタンダード・アソシエーション(IEEE SA) は、イノベーターが世界の技術標準を高めるための連携組織です。IEEE SAは、より良く安全で持続可能な世界を形作る上で、市場に関連した最先端の技術標準や産業ソリューションを人々が協力して開発するための力を付けられるよう、世界的に開かれた合意形成の環境とプラットフォームを提供しています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media contacts:

Francine Tardo
+1 732 465 5865
f.tardo@ieee.org

Monika Stickel
+1 732 562 6027
m.stickel@ieee.org

IEEE



Contacts

Media contacts:

Francine Tardo
+1 732 465 5865
f.tardo@ieee.org

Monika Stickel
+1 732 562 6027
m.stickel@ieee.org

More News From IEEE

IEEE、年齢適正デザイン規制をアジアで初めて導入するインドネシアに戦略的な専門知識を提供

米ニュージャージー州ピスカタウェイ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- IEEEスタンダード・アソシエーション(IEEE SA)は、世界最大の技術専門組織として人類のために技術を発展させることに尽力するIEEEのグローバルな合意形成型の標準化機関です。IEEE SAは、インドネシア政府がこのほど制定した児童保護における電子システムのガバナンス(Governance of Electronic Systems in Child Protection)に関する政府規則の政策立案者との協業の成果を発表しました。 IEEEの子ども向けデータガバナンスと年齢適正デザインに関するイニシアチブと標準に根差したインサイトと専門知識を通じて、IEEE SAはインドネシアの規制プロセスにおいて、インターネットプラットフォームおよびシステムの年齢適正デザインに関するフレームワークを提案しました。この規制はアジアおよびグローバルサウスにおいて初となる事例であり、デジタルプラットフォームが子どものプライバシー、安全、幸福を守るための法的強制力のある要件を確立し、子どもをオンライン依存...

IEEEがAI倫理・ガバナンス標準に無償でアクセスできる新プログラムを導入

米ニュージャージー州ピスカタウェイ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 人類のために技術の進歩に注力する世界最大の技術専門組織のIEEEと、IEEE規格協会(IEEE SA)は、信頼できるAIへのガイダンスと考察を提供するAI倫理・ガバナンスの世界的社会技術標準に無料でアクセスできるプログラムを提供すると発表しました。 IEEE GETプログラムでは、主要な分野で人類の技術進歩に貢献する標準の採用・利用を促進するため、選定した標準を無償で公開しています。 IEEE SAのマネジングディレクターのコンスタンティノス・カラハリオスは、次のように述べています。「IEEE規格協会と業界の協力者は、この新しいプログラムを作成することによって、世界規模のAIリテラシーの支援に向けて重要な一歩を踏み出しました。私たちはこの必要性を強く信じており、今後数年のうちに、承認された社会技術的なIEEE世界標準を追加していく予定です。」 重要な構成要素を利用可能にすることにより、AI倫理・ガバナンス標準のためのIEEE GETプログラムは、より信頼性の高いAIシステムの構築に貢献し...
Back to Newsroom