-

フェリングがオラムキセプトの開発で新たな連携を発表

  • オラムキセプトのさらなる開発に向けた戦略的連携は、消化器疾患および炎症性腸疾患における革新にフェリングが継続的に傾倒していることを浮き彫りに
  • オラムキセプトはトランスシグナリング機構を通じて作用する臨床段階の選択的インターロイキン6(IL-6)阻害剤として初にして唯一のもの
  • IL-6は炎症性腸疾患(IBD)など多くの炎症性疾患と関連

スイス・サンプレ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- フェリング・ファーマシューティカルズは本日、炎症性腸疾患(IBD)および関連炎症性疾患におけるオラムキセプトのさらなる開発に向けて、I-Mabと戦略的提携関係を構築したと発表しました。

オラムキセプトは、トランスシグナリング機構を通じて作用する臨床段階の選択的インターロイキン6阻害剤として初にして唯一のものです。インターロイキン6は、IBDなど多くの炎症性疾患と関連しています。2021年、欧州クローン病・大腸炎学会(ECCO)において、活動期の潰瘍性大腸炎(UC)を持つ患者におけるオラムキセプトの有効性と安全性を検討した第2相試験の良好な結果が発表されました。

フェリングは既に、2016年にI-Mabとライセンス契約を締結し、I-Mabが大中華圏と韓国でオラムキセプトを独占的に開発・商業化できる権利を取得しました。今回の新たな提携により、フェリングはオラムキセプトの開発に世界規模で投資できるようになり、I-Mabは開発マイルストーンを事前に設定した上で、オラムキセプトの将来の開発でフェリングと連携する選択権を得ました。本取引の詳細な財務条件は公開していません。

フェリング・リサーチ・インスティチュートの所長でフェリング・ファーマシューティカルズの国際創薬・外部革新担当シニアバイスプレジデントのAraz Raoofは、次のように述べています。「フェリングは、炎症性腸疾患などの複雑な内科的疾患を持つ患者さんに未充足ニーズが残っている分野における新規治療薬の開発に傾倒しています。当社は、専門分野である消化器領域への投資を継続する中で、両社の提携を拡大し、オラムキセプトを世界規模で前進させられることを大変うれしく思います。」

フェリング・ファーマシューティカルズについて

フェリング・ファーマシューティカルズは、研究主導型の特殊バイオ医薬品企業グループとして、世界中の人々が健康な家庭を築き、より良い生活を送っていただけるよう貢献することに傾倒しています。スイスのサンプレに本社を置くフェリングは、不妊症と産婦人科、消化器科と泌尿器科の専門分野におけるリーダー企業です。フェリングは、50年以上にわたり母子向けの治療薬開発を手掛け、受胎から出産までに対応する治療薬ポートフォリオを有しています。1950年設立の非上場企業であるフェリングは現在、世界各国で約6000人の従業員を擁しており、60カ国近くで事業子会社を所有し、110カ国で製品を販売しています。

詳細についてはwww.ferring.comをご覧いただくか、ツイッターフェイスブックインスタグラムリンクトインユーチューブで当社の情報をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

詳細情報について:

Bhavin Vaid
Head of Corporate Communications
+41 58 301 0952 (direct)
+41 79 191 0632 (mobile)
bhavin.vaid@ferring.com

Victoria Buenemann
Communications & Business Manager, R&D Strategy & Operations
+45 28 787 871 (mobile)
victoria.buenemann@ferring.com

Ferring Pharmaceuticals



Contacts

詳細情報について:

Bhavin Vaid
Head of Corporate Communications
+41 58 301 0952 (direct)
+41 79 191 0632 (mobile)
bhavin.vaid@ferring.com

Victoria Buenemann
Communications & Business Manager, R&D Strategy & Operations
+45 28 787 871 (mobile)
victoria.buenemann@ferring.com

More News From Ferring Pharmaceuticals

REBYOTA™(一般名: fecal microbiota, live – jslm、再発性クロストリジオイデス・ディフィシル(C. diff)感染症に対してFDAによって初承認された微生物ベースの治療法)に関する4つのデータ分析をDDW 2023にて発表

スイス、サント・プレックスおよび米国ニュージャージー州パーシッパニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フェリング・ファーマシューティカルズは、本日、Digestive Disease Week® (DDW 2023)において、米国食品医薬品局(FDA)より承認された、ファーストインクラスの単回投与型マイクロバイオーム治療薬 REBYOTA™(fecal microbiota, live - jslm)に関する3件の講演および1件のポスターセッションを行うと発表しました。これは、18歳以上の個人を対象とした再発性クロストリジオイデス・ディフィシル(C.diff)感染症に対する抗生物質治療後の再発性クロストリジオイデス・ディフィシル感染症を再発予防に関するものです。 本分析では、REBYOTA(旧名:RBX2660)の炎症性腸疾患患者における安全性、免疫不全患者および大腸内視鏡による投与における安全性と有効性を検討しました。また、REBYOTA投与後のマイクロバイオーム組成の変化とクローン生着を検討した追加解析も実施しました。 最初のアドホック解析(再発性ク...

フェリングが微生物叢ベースのファーストインクラスの新規ライブバイオ治療薬REBYOTA®(ふん便微生物叢、live-jslm)の米国FDA承認を取得

スイス・サンプレ & 米ニュージャージー州パーシッパニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フェリング・ファーマシューティカルズは本日、米国食品医薬品局(FDA)から、微生物叢ベースのファーストインクラスの新規ライブバイオ治療薬REBYOTA®(ふん便微生物叢、live-jslm)について、18歳以上の個人における再発性クロストリディオイデス・ディフィシル感染症(CDI)に対する抗生物質治療後のCDIの再発防止を適応とする承認を取得したと発表しました。 イェール大学メディカルスクールのPaul Feuerstadt医師(M.D.、F.A.C.G.、A.G.A.F.)は、次のように述べています。「これまで、再発性C. difficile感染症の悲惨なサイクルで生活している患者さんにはFDAが承認した治療選択肢が限られており、衰弱性の症状で長期間苦しみ、家から出ることができず、近親者とも離れ離れになることさえあります」 フェリング・ファーマシューティカルズU.S.のブレント・レグナス社長は、次のように述べています。「REBYOTA は切望されていた新規治療法で...

フェリング、ACG 2022にて微生物叢ベースのライブバイオ治験薬RBX2660の新しい解析結果7件を発表

スイス・サンプレ & 米ニュージャージー州パーシッパニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フェリング・ファーマシューティカルズは本日、米国消化器病学会(ACG)の2022年学術総会にて、RBX2660に関する7件の解析結果を報告したと発表しました。RBX2660は微生物叢をベースとするライブバイオ治験薬であり、抗生物質治療後の再発性クロストリディオイデス・ディフィシル感染症(CDI)を低減する潜在力が研究されています。 PUNCH CD非盲検第2相試験におけるRBX2660の長期の有効性と安全性に関するポストホック・サブグループ解析(「再発性クロストリディオイデス・ディフィシル感染症を有する被験者におけるRBX2660の24カ月の持続的の臨床奏功および安全性:サブグループ解析」、24-Month Sustained Clinical Response and Safety of RBX2660 in Participants with Recurrent Clostridioides difficile Infection: Subgroup Analy...
Back to Newsroom