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AliumがオープンRAN特許ポートフォリオ・ライセンスを導入

3GPPインフラを包含する初のライセンスが、11社の特許保有者からスタート

米メリーランド州チェビーチェイス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- MPEG LAとUnified Patentsの合弁企業のAliumは本日、オープンRAN特許ポートフォリオ・ライセンス(「オープンRANライセンス」または「ライセンス」)の提供開始を発表しました。これは、RAN(「無線アクセス・ネットワーク」)インフラ分野におけるライセンスの不確実性に対処する初の特許プールです。オープンRANは、コストを削減して競争を促進することで、ネットワーク事業者が4Gネットワークや次世代の5Gネットワークを展開する際に、より優れた制御性と柔軟性を提供します。そして、オープンRANライセンスによって可能になる必須特許の利用しやすさは、オープンRANの採用をサポートします。

AliumのマネージャーのLarry Hornは、次のように述べています。「オープンRANは、手頃な価格のアクセス、運用の自由、訴訟リスクの低減、サプライヤーとユーザーにビジネスの確実性を提供するプールライセンスが利用可能になることで、いつでも開花し成長できる画期的なテクノロジーです。オープンRAN市場での採用と成長を加速させる可能性を秘めたAliumのプールライセンスは、5Gの導入と5Gサービスの一般提供を促進するでしょう。」

AliumのマネージャーのKevin Jakelは、次のように語っています。「Aliumは、特許ライセンス環境に多くの革新的な機能を導入していると自負しています。ロイヤリティの配分決定においてAIベースのツールを使用することで、特許保有者は費用負担なく参加でき、他の方法では不可能な数万件の特許を保有する特許プールの実用性が確保されます。さらに、Aliumは、オープンRAN標準に対する市場の信頼を促進するために設計された特許品質プログラムを提供します。この画期的な取り組みに先陣を切って着手したテクノロジー・リーダーたちの先見性を称賛します。」

AliumのオープンRANライセンスの当初の特許保有者は、エイサー・インコーポレーテッド、AT&T Intellectual Property、ケーブルテレビジョン・ラボラトリーズ、コムキャスト・ケーブル・コミュニケーションズ、合同会社IP Bridge 1号、コーニンクレッカ フィリップス、メタ・プラットフォームズ、三菱電機、パンテック(パンテック・ワイヤレスを含む)、SKテレコム、Verizon Patent and Licensingです。

オープンRAN特許ポートフォリオ・ライセンスとライセンス条項の概要については、こちらをご覧ください。

Aliumが目指しているのは、できるだけ多くのオープンRANの必須特許を、世界中の誰もが同じ条件で、単一ライセンスの下で利用できるようにすることです。したがって、Aliumは、オープンRAN標準の必須特許を1件でも保有する全ての当事者の参加を歓迎します。詳細情報については、https://www.alium-llc.com/licensorsをご覧ください。

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Aliumは、MPEG LAUnified Patentsによる合弁企業で、通信インフラ向けの初の特許プールによってオープンRANをサポートしています。オープンRANは、ネットワーク事業者が4Gネットワークや次世代の5Gネットワークを展開する際に、より優れた制御性と柔軟性を提供します。Aliumの特許プールは、O-RANアライアンスの7-2xベースバンド・アーキテクチャ分割を適用する無線ユニットによって実行される3GPP標準仕様の下位物理層機能を包含する多数の特許保有者が保有する数万件にも上る特許がもたらす不確実性とリスクに対し、ワンストップ・ソリューションを提供します。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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Tom O’Reilly
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Tel: 303.200.1710
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