-

インテルサットがインテルサット1号「アーリーバード」をスミソニアンに寄贈

歴史的なアポロ11号の月面着陸の様子を衛星で放送

米バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 世界最大の統合衛星・地上ネットワークの運営企業で機内接続(IFC)の大手プロバイダーのインテルサットは、ワシントンDCのスミソニアン国立航空宇宙博物館に、衛星史のパイオニアとなる作品を寄贈することになりました。当社は本日、ワシントン・ダレス国際空港近くにある博物館のスティーブン・F・ウドバーヘイジー・センターの式典で、インテルサット1号衛星の地上予備機を移設します。

インテルサット1号はアーリーバードとも呼ばれ、1965年4月6日に静止軌道上に打ち上げられた最初の商業通信衛星です。宇宙技術の初期には、打ち上げに失敗した時のために、同じ衛星を2台作ることがよくありました。本日寄贈するのは、インテルサットの米国本社に展示されていた完成品の衛星です。

インテルサット1号は、4年間のサービスを通じて人類をつなぐ歴史的な役割を果たしました。インテルサット1号は、アポロ11号の月面着陸を世界中の何百万人ものテレビ視聴者に伝えたこと、大陸間の電話回線数を2倍にしたこと、その他最重要の通信・放送サービスを提供したことで高く評価されています。また、インテルサット1号は、欧州と北米を直接かつほぼ瞬時に結ぶことができる最初の衛星でもありました。

インテルサットのスティーブン・スペングラー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「この歴史的な衛星の新たな住処は、人類の宇宙探査と世界規模の接続で最も重大な瞬間に果たした役割を記念するものです。月面着陸を生で見ることができるようになったことで、宇宙探検家や宇宙愛好家の世代が生まれました。今回、人類を前進させる上でインテルサットが不可欠な役割を果たしたことを思い出していただきましたが、これは世界をつなぐためにインテルサットが今日までにどれだけ前進し、今後も前進し続けるかを実に浮き彫りにしています。」

国立航空宇宙博物館のキュレーターであるジム・デビッド氏は、次のように述べています。「私たちは、静止軌道上に配備された最初の商業通信衛星の地上予備機を収集できることに感激しています。インテルサット1号は、2025年に開かれる新展示会でハッブル宇宙望遠鏡やスカイラボのような象徴的な人工物と共に紹介されます。」

同衛星は修復され、バージニア州シャンティリーにある同博物館のスティーブン・F・ウドバーヘイジー・センターで展示される予定です。最終的には、ワシントンDCでの同博物館のリノベーションの一環として、2025年に開設が予定されている新展示会で、他の宇宙船と共に展示されます。

インテルサット1号は、過去、現在、未来の衛星技術の基礎設計者としてのインテルサットの役割を浮き彫りにしています。インテルサットの使命は、世界中でブロードバンドのアクセス性を高めることです。50年間にわたり、200カ国以上の政府機関や業界リーダーに途切れなく安全な通信エリアを提供してきた実績を持つ当社は、事実上あらゆるアクセス技術を支える統一グローバルネットワークの構築に、まず20億ドルを投資します。これにより、次世代のグローバルモビリティー、IoT、5Gの諸サービスが実現します。

アーリーバードの歴史については、こちらをご覧ください。

メディア用Bロールは、こちらをご覧ください。

インテルサットについて

衛星技術の基礎を設計するインテルサットは、世界で最も信頼される衛星通信ネットワークを運営しています。当社はその卓越した専門力と世界的規模を活用し、どのような困難な課題にも屈することなく、人々、企業、コミュニティーをつないでいます。インテルサットは、世界初のハイブリッドな多軌道のソフトウエア定義5Gネットワークと共に、グローバル・コミュニケーションの未来を構築しています。当社のネットワークは、お客さまが最も必要とする時に必要とする場所で、シンプルでシームレスかつ安全なカバレッジを実現するように設計されています。Intelsat.comでグローバル接続のリーダーをフォローし、私たちと共に「ここで想像(Imagine Here)」してください。

ソーシャルメディアでの当社のフォロー:
ツイッター | リンクトイン | フェイスブック | インスタグラム | ユーチューブ

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Contact:
Melissa Longo - melissa.longo@intelsat.com; +1 240-308-1881

Intelsat

Details
Headquarters: McLean, Va.
CEO: Dave Wajsgras
Employees: 1800
Organization: PRI
Revenues: $1,913.1 million (2020)
Net Income: EBITDA: $550.7 million (2020)


Contacts

Media Contact:
Melissa Longo - melissa.longo@intelsat.com; +1 240-308-1881

More News From Intelsat

インテルサット、ウィテカー平和開発イニシアチブと提携し、東アフリカで教育へのアクセスを拡大

バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- インテルサットは、世界最大級の統合型衛星・地上ネットワークを運用する企業として、アカデミー賞受賞俳優で人道活動家のフォレスト・ウィテカー氏が設立した非営利団体「ウィテカー平和開発イニシアチブ(WPDI)」と画期的なパートナーシップを締結し、アフリカの紛争影響地域における教育アクセスの革新に取り組みます。この提携により、WPDIのコミュニティ学習センターに、南スーダンおよびウガンダで初めて高速インターネット接続を提供し、インフラが十分でない、または損なわれた地域の数千人の若者に教育へのデジタル架け橋を築きます。 インテルサットは、南スーダンで7か所、ウガンダで3か所、合計10か所のセンターに衛星接続を提供します。この3年間のパートナーシップ期間を通じて、インテルサットは設備、マネージド接続サービス、設置、継続的な技術サポートを提供します。この画期的な取り組みにより、従来の接続インフラでは現代的なオンライン教育に対応できなかった地域社会に、信頼性の高いインターネットアクセスを提供します。 「教育は平和の...

インテルサット、インドで直接放送サービスの認可を取得

バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界最大級の統合型衛星・地上ネットワークの運営事業者であるインテルサットは、幅広い衛星カバレッジをインドの放送メディア企業に対して直接提供する認可をインド政府から取得した初の外国衛星通信事業者の1社となりました。これは、インテルサットの新サービスの提供とインドへの追加投資の歩みを加速させることになる、規制上の重要な成果です。 同社は、インドでCバンドの帯域を利用する4機のGEO衛星(静止衛星)、IS-17号、IS-20号、IS-36号、IS-39号の認可を確保しました。今回認可を受けた衛星フリートは、インドの力強い放送メディア業界を主なサービス提供対象として、インド亜大陸全域およびインドから世界の他地域に向けたコンテンツの提供・配信能力を強化します。この規制上のマイルストーンは、インテルサットのインドにおけるプレゼンスの拡大と、地域における技術的進歩の促進に対する同社の取り組みを強調するものです。 「今回の認可は、インドの宇宙ビジネス業界に対する貢献においてインテルサットが重要な一歩を踏み出したこと...

インテルサットとCubic³、ユビキタス接続実現に向け車両向け衛星接続テストを完了

バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- インテルサットとCubic³は、車両向け衛星接続に関する重要なテストを成功裏に完了し、あらゆる種類の車両に対してシームレスな接続サービスを提供するという共同ミッションにおける大きな節目を迎えました。 このテストでは、インテルサットの衛星とCubic³のソフトウェア・プラットフォームとの統合が成功裏に実証され、地上ネットワークと非地上系ネットワークがシームレスに連携することで、場所を問わず常時接続を実現できることを示しました。 「今回の基本合意書の締結とテストの成功により、真のユビキタス接続というビジョンに一歩近づきました」と、インテルサットの最高技術責任者であるブルーノ・フロモンは述べています。 「インテルサットの衛星技術とCubic³の革新的なコネクティビティ・プラットフォームを組み合わせることで、世界中どこでも車両を接続できるソリューションを構築し、ブロードバンド接続や診断機能、将来的には自動運転支援といった重要な機能を可能にします。」 今回のテストでは、インテルサットのFlexMove Fle...
Back to Newsroom