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ムーディーズESGソリューションズ、投資家と企業によるネットゼロ目標との整合性の評価をサポートするデータセットの提供を開始

評価された4400社のうち、2050年のネットゼロの未来と合致した排出量目標を設定しているところはわずか3%

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ムーディーズESGソリューションズは本日、企業の排出量目標の地球温度ベンチマークとの整合性と、その目標達成における進捗状況を評価するネットゼロ・ソリューションである気温整合性データの提供開始を発表しました。

ムーディーズESGソリューションズ・グループの気候ソリューション担当バイスプレジデントのアンドリュー・グラントは、次のように述べています。「気候変動の影響に対する懸念の高まりにより、エネルギー移行に貢献して排出量目標の達成に向けて測定可能な行動を示すべきだという投資家、企業、政府への圧力が強まっています。ムーディーズESGソリューションズの気温整合性データは、企業のネットゼロに向けた取り組みが、気温上昇を1.5℃未満に抑えるために必要なものと合致しているかに関する透明性を高めるものであり、さらなる野心が不可欠的に必要とされていることを明らかにしています。」

ムーディーズESGソリューションズの気温整合性データは現在、世界最大の企業の4400社を対象としており、今後拡大されていきます。銀行と資産運用会社はこのデータを使用して、企業の排出量目標とポートフォリオの気温整合性を定量化および監視でき、企業は自社の排出量目標を同業他社の目標と市場の期待を基準として評価することができます。

新しいデータセットからの知見には以下が含まれます。

  • 対象企業4400社の42%が排出量目標を設定している一方で、2050年までの1.5℃達成と合致する目標を設定しているところは、4400社のうちわずか3%です。
  • 評価対象企業の平均インプライド気温上昇は、2.9℃です。
  • セクターによって結果は大きく異なりますが、すべての対象セクターのインプライド気温上昇が2℃を超えており、パリ協定の野心に向けた取り組みが不足しています。

データ洞察の詳細については、ムーディーズESGソリューションズによる新しいホワイトペーパーをご覧ください:https://assets.website-files.com/5df9172583d7eec04960799a/61b082b66f75e368fd16f536_BX10380_Corporate%20emissions%20targets%20failing%20to%20keep%20pace%20with%201.5C%20trajectory.pdf

気温整合性データは、スコープ1、2、3の排出量を収集またはモデル化するカーボン・フットプリント・データ、企業の化石燃料への暴露を評価するブラウン・シェア/グリーン・シェア・データ、気候変動とGHG排出に関連する事業体の論争(既知のものと報告されたもの)を把握する気候論争データなど、ムーディーズESGソリューションズの移行リスク評価のための既存データ・サービスを拡大するものです。

ムーディーズの気候ソリューションの詳細については、https://esg.moodys.io/climate-solutionsをご覧ください。ムーディーズ全体の気候リスクに関する最新の洞察と分析については、ムーディーズ気候ハブをご覧ください。

ムーディーズESGソリューションズについて

ムーディーズESGソリューションズ・グループは、ESGと気候に関する洞察に対する世界的な需要の高まりに対応するムーディーズ・コーポレーションの事業部門です。同グループは、ESG、気候リスク、サステナブル・ファイナンスに関するムーディーズのデータと専門知識を生かし、ムーディーズ・インベスターズ・サービスおよびムーディーズ・アナリティックスと連携して包括的かつ総合的なESGおよび気候リスク・ソリューションを提供します。これには、ESGスコア、アナリティックス、持続可能性格付け、サステナブル・ファイナンス評価・認証サービスが含まれます。詳細情報については、ムーディーズESGおよび気候リスク・ハブ(www.moodys.com/esg)をご覧ください。

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Moody’s ESG Solutions:
Lisa Stanton
MD-Global Sales Lead/ESG
+1 (415) 874-6000
Lisa.Stanton@moodys.com

Media inquiries:
Michael Simon
AVP, Communications
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