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グラディアントがクリーンテック・ウォーターの成長に向けて、新たに1億ドル以上の資金を調達

  • ウォーバーグ・ピンカスとシュルンベルジェ・ニュー・エナジーが資金調達ラウンドを主導
  • 資金は戦略的な成長機会、プロジェクト・レベルの融資、技術導入、好機を狙った買収に活用
  • グラディアントは、クリーンテック・ウォーター・プロジェクトを提供・開発する世界的ソリューション・プロバイダー

ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- エンドツーエンドのクリーンテック水処理ソリューションを提供してプロジェクト開発を手掛ける世界的主要企業のグラディアントは本日、シリーズCの資金調達で1億ドル以上を確保したと発表しました。本ラウンドは、財務パートナーで戦略的パートナーでもあるウォーバーグ・ピンカスとシュルンベルジェ・ニュー・エナジーが主導し、当初の目標額の6500万ドルを上回る応募がありました。このラウンドにより、グラディアントの設立以来の調達総額は2億ドルを上回ります。

グラディアントは先進的な水・廃水処理施設を世界中で開発・提供しており、急成長するアジア太平洋地域に主な焦点を当て、クリーンテック・ウォーターと持続可能な運営に対する基幹的ニーズを持つ世界的ブランドの所有者やメーカーにサービスを提供しています。当社がエンドツーエンドのクリーンテック・ソリューションに提供する専有技術や特許技術、サービスの広範なポートフォリオは、水の再利用、資源回収、最小/ゼロ液体排出(MLD/ZLD)のためのブライン濃縮、プラント性能最適化向けデジタル・ソリューションに重点を置いています。グラディアントは顧客の具体的なニーズや状況に応じて、プロジェクトの設計・施工、運用・保守、そして資金調達のための柔軟なモデルを提供しています。

調達資金により、グラディアントは戦略的な市場や業界へのさらなる拡大、新規プロジェクト資産への出資のための資金調達、グラディアントの革新成果と技術サービスの導入加速、クリーンテック・ウォーターや持続可能性の分野で補完的・相乗的な企業の戦略的買収を行うことが可能になります。当社は、すでに確立しているアジア太平洋、米国、中東の地域から、食品・飲料、マイクロエレクトロニクス、医薬品、鉱業などの主要分野で事業拡大に取り組む計画です。

ウォーバーグ・ピンカスのマネジングディレクターのRoy Ben-Dor氏は、「グラディアントは、お客さまがサプライチェーンの持続可能性を高める上で必要な水ソリューションついて深い理解を持つ強力な経営陣に率いられ、期待の持てる成長軌道に乗っています」と述べています。ウォーバーグ・ピンカスのプリンシパルで当社の取締役会にも加わるJeff Luse氏は、「グラディアントの一貫した成功は、同社チームが差別化された効果的なクリーンテック・ウォーター・ソリューションを世界中の一流ブランド企業に提供し、進歩してきたことを反映しています」と述べています。

グラディアントは飛躍的に成長しており、2021年の売上高は前年比で3倍増加する見通しです。また、短期の財務予想では、設計・施工(DB)および設計・施工・所有・運用・管理(DBOOM)契約の受注残高の増加を背景に、加速的な増加が続くと予想されています。最近のシグマ・ウォーター(マレーシア)およびCRSウォーター(オーストラリア)の戦略的買収は、グラディアントのクリーンウォーター技術やプロジェクト開発および資金調達の能力と相まって、新たな顧客、アプリケーション、地域にアクセスする機会を創出しました。グラディアントの最近の成長は、アジア太平洋で重要なプロジェクトを獲得したことによって後押しされています。この地域では、急速な工業化と人口増加によって、きれいな水と持続可能な技術への需要が高まっています。

グラディアントの共同設立者で最高経営責任者(CEO)のAnurag Bajpayeeは、次のように述べています。「当社のお客さまは、中核的な市場や産業でブランドを所有する世界的なフォーチュン100企業です。これらの企業に共通しているのは、世界を動かす重要な製品やサービスを提供する基幹的な業務で、膨大な量の水を消費し、処理している点です。当社のお客さまは、水の再利用と資源の回収を最大化しつつ、環境への排出やエネルギー使用を最小化して、持続可能な開発を主導しなければいけない財政的・社会的圧力にますます直面しています。これらの企業は、革新、リーダーシップ、実行力で、グラディアントに目を向けています。当社のソリューションは、お客さまが持続可能性の目標を達成し、関係者と関係地域社会の期待に応えられるようにする上で、スイート・スポットにあります。」

シュルンベルジェ・ニュー・エナジーのエグゼクティブバイスプレジデントのAshok Belani氏は、次のように語っています。「技術および戦略的市場の相乗効果を通じて、グラディアントの資源の管理・回収や高度な廃水処理に関する専門能力を活用して、協業することが楽しみです。グラディアントが提供する革新的なクリーンウォーター・ソリューションを活用し、持続可能な未来という共通のビジョンに向けて取り組んでいきます。」

グラディアントについて

グラディアントは、高度な水・廃水処理のためにクリーンテック・ウォーター・プロジェクトを提供・開発する世界有数のソリューション・プロバイダーです。グラディアントの堅牢なエンドツーエンドのソリューションと、実績ある技術提供および運営の専門知識により、最も複雑な水の課題を持続可能でコスト効率に優れた方法で処理できます。マサチューセッツ工科大学(MIT)で設立されたグラディアントは、最も困難な水処理の問題を持続可能な技術によって解決し、環境、社会、経済によい影響を与えています。グラディアントは、米マサチューセッツ州ボストンの本社、シンガポールの地域本社および研究開発センター、そして子会社のグラディアント・インディア(チェンナイ)、グラディアント・チャイナ(上海・寧波)、シグマ・ウォーター(マレーシア)、グラディアント・オーストラリア(シドニー)、グラディアント・エナジー・サービシズ(米テキサス州ヒューストンおよびミッドランド)、グラディアント・ミドル・イースト(サウジアラビア)から、世界中の顧客に対応しています。詳細情報については、www.gradiant.comをご覧ください。

ウォーバーグ・ピンカスについて

ウォーバーグ・ピンカスは、世界有数のグロース投資家です。当社は670億ドル以上のプライベート・エクイティ資産を運用しています。215社以上から成るアクティブ・ポートフォリオは、そのステージ、分野、地域によって高度に分散されています。ウォーバーグ・ピンカスは、持続可能な価値を持つ持続力のある企業の構築を目指す経営陣にとって、経験豊富なパートナーです。1966年に設立されたウォーバーグ・ピンカスは、20本のプライベート・エクイティ・ファンドを立ち上げ、これらのファンドは40カ国以上の960社を超える企業に970億ドル以上を投資しています。当社はニューヨークに本社を置き、アムステルダム、北京、ベルリン、香港、ヒューストン、ロンドン、ルクセンブルク、ムンバイ、モーリシャス、サンフランシスコ、サンパウロ、上海、シンガポールにオフィスを構えています。詳細情報については、www.warburgpincus.comをご覧ください。

シュルンベルジェ・ニュー・エナジーについて

シュルンベルジェは、世界のエネルギー産業にテクノロジーを提供する世界的大手企業です。シュルンベルジェ・ニュー・エナジーは、新登場の新エネルギー市場におけるシュルンベルジェの知的資本とビジネス資本を活用することで新たな成長の道のりを開拓し、低炭素とカーボン・ニュートラルのエネルギー技術に重点を置いています。その活動には、水素、リチウム、エネルギー貯蔵、炭素回収および隔離、地熱発電、建物暖冷房用地熱エネルギーの分野におけるベンチャーが含まれます。詳細については、www.slb.com/newenergyをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Felix Wang
Gradiant, VP of Marketing
fwang@gradiant.com

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