東芝:電流検出抵抗レスの40V/2.0Aステッピングモータードライバーの発売について
東芝:電流検出抵抗レスの40V/2.0Aステッピングモータードライバーの発売について
〜外付け部品を削減し実装基板の省スペース化に貢献〜
東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 東芝デバイス&ストレージ株式会社は、OA機器や産業機器(金融機器など)向け定電流制御対応ステッピングモータードライバーシリーズのラインアップに、電流検出抵抗レスで定電流モーター制御が可能な新製品「TB67S539FTG」を追加しました。
新製品は、当社最新[注1]のDMOSFET素子を用いることにより、モーター出力電圧定格40V・モーター出力電流定格2.0A[注2]を実現しました。
定電流モーター制御に使用する電流検出部を内蔵することにより、外付け電流検出抵抗を不要としています。また、モーターを制御するHブリッジ回路は、Nch-Nch構成を採用し、出力段を制御するためにチャージポンプ回路を内蔵しています。Nch-Nch構成の場合、チャージポンプ用の外付けコンデンサーが必要になるのが一般的ですが、新製品はチャージポンプ用の外付けコンデンサーを内部に取り込んでおり、外付け不要です。これにより、実装基板の省スペース化に貢献します。
4.5Vから34Vまでのモーター駆動用電源に対応しており、24V駆動のアプリケーションのみならず、12V駆動の監視カメラやプロジェクターなどのアプリケーションにも幅広く使用可能です。
パッケージは、使用時の放熱特性を考慮して小型QFN32パッケージを採用し、さらに出力トランジスタードレイン・ソース間オン抵抗(上下和)を標準0.8Ωと低く抑えたことで、発熱量を軽減します。
[注1] 2021年9月時点。
[注2] 実際に駆動可能なモーター電流値は、周囲温度や電源電圧などの使用条件により制限されます。
■応用機器
・OA機器、産業機器(金融機器など)
■新製品の主な特長
・電流検出抵抗が不要
・チャージポンプ回路用の外付けコンデンサーが不要
・スリープモード時の消費電流が小さい : IM1=1μA(max)@スリープモード時
■新製品の主な仕様
(特に指定のない限り、@Ta=25°C) |
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品番 |
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動作範囲 |
モーター電源電圧VM (V) |
@Ta=―20~85°C |
4.5~34 |
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絶対最大定格 |
モーター出力電圧 VOUT (V) |
40 |
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モーター出力電流 IOUT (A) |
2.0 |
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対応モーター |
バイポーラーステッピングモーター |
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出力トランジスタードレイン・ソース 間オン抵抗(上下和) RON(D-S) typ. (Ω) |
@VM=24V、 Tj=25°C、 IOUT=2.0A |
0.8 |
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消費電流 IM1 max (μA) |
@スリープモード時 |
1 |
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安全機能 |
過電流検出、過熱検出、低電源電圧検出 |
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パッケージ |
名称 |
QFN32 |
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サイズ (mm) |
5.0×5.0 |
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在庫検索 & Web少量購入 |
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新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
TB67S539FTG
当社のモータードライバーラインアップの詳細については下記ページをご覧ください。
モータードライバー
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TB67S539FTG
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