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リテラが機械学習契約書分析の大手企業キラ・システムズの買収に合意

  • キラ・システムズがデューデリジェンス・プロセスの変革を目指す中で、リテラがキラ・システムズとその業界をリードする機械学習契約書分析技術を買収して、当社の取引管理プラットフォームの新たな基盤を構築へ
  • この買収はリテラによる法律技術企業の買収として12件目
  • この取引の一環として、キラ・システムズの過半数投資企業のインサイト・パートナーズはリテラの少数投資企業に
  • 世界的なソフトウエア/サービス投資企業のHgは、引き続きリテラに対する過半数投資企業の立場を維持
  • この取引の一環として、キラ・システムズはZuvaという名称の新会社をスピンオフし、Zuvaは法人市場向けの新製品で同社のAI技術を商業化

シカゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 1万5000以上の顧客を持つ法律技術ソリューションの世界的リーダー企業であるリテラは、機械学習による契約書評価・分析ソフトウエアの業界リーダーであるキラ・システムズ(キラ)の買収に合意したと発表しました。

2011年に設立され、カナダのトロントを拠点とするキラは、法律事務所向けの契約書分析ソフトウエアのリーダー企業であり、契約書評価プロセスの変革に取り組んできましたが、弁護士がより多くの文書をより効率的かつ正確に分析できるよう支援しています。受賞歴のあるキラの特許取得済み機械学習技術は、コンセプトやデータポイントを迅速に抽出するもので、その組み込みプロビジョンモデルは1200種以上に及びます。

この買収の一環として、2018年8月からキラ・システムズに投資しているインサイト・パートナーズは、キラへの投資を継続し、リテラの少数投資企業となります。世界的なソフトウエア/サービス投資企業であるHgは、引き続きリテラに対する過半数投資企業の立場を維持します。Hgは2019年に初めてリテラに投資しました。それ以来、リテラは大幅な有機的成長を遂げて、多くの買収を完了し、事業規模を3倍以上に拡大しました。

キラは、法律事務所によるデリジェンスの完了方法を変革しました。一般的なM&A案件では、弁護士は一部の契約書しか評価しません。なぜなら、従来は多くの契約書を確認することに採算性がなかったからです。こうした選択的プロセスは、本質的に取引のリスクを高め、重要情報が見落とされる可能性があります。キラを利用すれば、弁護士はより多くの契約書を効率的かつ正確に評価することで、リスクを軽減し、取引に関するより重要な洞察的知見を提供することができます。結局、キラの技術は、リテラの使命、すなわち法律事務所が顧客維持率を高め、利益を拡大し、最終利用者の満足度を向上できるように支えるという使命の遂行を推進するものです。

リテラのアバニーシュ・マルワハ最高経営責任者(CEO)は、この買収について次のように述べています。「この買収により、高度な機械学習ワークフローを当社の取引管理プラットフォームに組み込めます。これにより、弁護士は大幅に拡大したワークフローを手にし、より高い質の契約管理プロセスをより多くの側面で管理できるようになります。また私たちは、キラのチームとリーダーシップに非常に感銘を受けており、その専門性はリテラ・ファミリーへの強力な追加となるでしょう。キラにより、私たちは取引・契約管理ライフサイクルに総合的なデリジェンスを提供できます。」

共同設立者のノア・ワイズバーグ最高経営責任者(CEO)は、「リテラは、キラにとって完璧なパートナーです。リテラは世界の法務市場を深く理解しており、技術で契約書評価プロセスを変革できるという私たちの構想を共有しています。リテラは、ドラフティング製品で法務市場を制覇しています。今回の買収により、キラがデューデリジェンス評価プロセスを制覇でき、お客さまや従業員に歓迎される場所を提供すると確信しています」と述べています。この取引の一環として、ワイズバーグは引き続きリテラの戦略的顧問を務めます。

アバニーシュ・マルワハは、8月19日午前10時(米国中部時間)に行われるCEOエグゼクティブ・ブリーフィングと、8月22~26日にラスベガスで開催されるILTACON 2021で、この買収についてさらに説明します。

取引全体の一環として、キラ・システムズは新会社Zuvaをスピンオフします。Zuvaは引き続き、ビジネス文書向けの最先端の機械学習を推進し、世界の企業が自社の契約書の内容を知ることができるツールの提供に傾注します。ノア・ワイズバーグは最高経営責任者(CEO)として新会社を率い、キラの共同設立者で最高技術責任者(CTO)のアレクサンダー・ヒューデック博士は戦略的顧問兼取締役を務めます。

Zuvaは2021年9月に正式に設立され、最初の製品発表を行います。

キラ・システムズについて

キラ・システムズの技術は、受賞歴があって効果的なソフトウエアソリューションとして契約書や文書のテキストの検索・分析に秀でており、世界の最大手企業や専門サービス企業が自社の契約書や関連文書から関連情報を発見できるよう支援しています。キラの技術は、契約インテリジェンスのデューデリジェンス、ナレッジマネジメント、不動産、規制順守、契約や文書データの可視化が極めて重要なあらゆる分野で導入できます。詳細については、www.kirasystems.comをご覧ください。

リテラについて

リテラはリーガルテクノロジー分野で25年以上にわたって世界をリードし、法務チームがより効率的に正確かつ競争力のある仕事ができるよう支援しています。当社はドキュメントワークフロー、協業、データ管理ソリューションのリーダーとして、あらゆる文書、取引、案件、データを作成・管理する単純化されたテクノロジーを法務チームに提供します。リテラに関する詳細情報については、litera.comをご覧いただくか、リンクトインで当社をフォローしてください。

原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20210810005645/en/

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Litera:
Kerry Carroll, Director, Marketing Communications
kerry.carroll@litera.com

Kira Systems:
Vanita Thind, Communications & Marketing Manager
vanita.thind@kirasystems.com

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Headquarters: Chicago, United States
CEO: Avaneesh Marwaha
Employees: 500-1000
Organization: PRI


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