シャイン、フェニックスの合併で核融合技術の前進に焦点を当てる

Greg Piefer, CEO of SHINE (left), talks with Evan Sengbusch, general manager of SHINE's Phoenix division, and Ross Radel, chief technology officer and chief operating officer of the Phoenix division, at the Phoenix headquarters and manufacturing center in Fitchburg, Wis., on April 16, 2021. (Photo: SHINE Medical Technologies)

米ウィスコンシン州ジェーンズビル & フィッチバーグ--()--(ビジネスワイヤ) -- シャイン・メディカル・テクノロジーズとフェニックスは本日、両社が合併を完了してフェニックスがシャインの完全所有子会社になったと発表しました。

シャインは、核融合技術の力を解き放って地球と人類にメリットをもたらすことに焦点を当てる次世代核技術企業です。当社の目標は、医療用アイソトープの商業化から始めて核融合技術を前進させることにより、クリーンな核融合エネルギーに関する長期的な約束を実現することです。フェニックスは、高度な産業用イメージングやその他の用途に使用され、航空宇宙、防衛、医療、エネルギーの各部門で安全性と質を向上させる世界最強の定常状態核融合中性子発生器を設計・製造しています。

統合後の会社は、両社の創業者のグレッグ・ピーファーが掲げる核融合からクリーンエネルギーを生産するという長期ビジョンの最初の2段階に相当します(以下の「シャインのクリーンエネルギー生産に向けた4段階」を参照)。シャインのアプローチの各段階の目標は、クリーンな核融合エネルギー生産へと進む中で、追加の容量・能力を構築し、核融合技術の科学的理解を深めることです。4段階の各ステップは、この技術の堅牢性のさらなる証拠、次の段階での継続的な技術革新の基盤、当社、その顧客、株主のための価値創造を提供すると期待されています。

シャインのグレッグ・ピーファー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「シャインとフェニックスは、過去11年間にわたり共通の長期ビジョンを共有し、緊密に連携して業務を行ってきましたが、別々の会社としての業務は常に非効率的でした。合併して利害を調整し、相互補完的な中核的能力を組み合わせることで、核融合技術をより迅速に前進させることができます。4つの段階を通じて、私たちは高度な産業用イメージングや医療用アイソトープなどの重要で短期的な市場ニーズに応えながら、最終的に費用対効果の高いクリーンな核融合エネルギーを数十億人に提供できる企業を構築するための慎重なアプローチを取っていきます。」グレッグ・ピーファーによる追加コメントの動画については、こちらをクリックしてください(メディア用には:46放送品質が利用可能)。

フェニックスは、高度な産業用イメージングなどの用途に核融合を用いた技術を適用することで、商業化と収益創出の強力な実績を築いてきました。この産業用イメージングは新素材を精細に画像化でき、航空宇宙、防衛、エネルギーなどの産業の質保証と安全性のニーズに対応します。これらの用途は、4段階アプローチの第1段階に含まれます。

アプローチの第2段階では、モリブデン-99(Mo-99)などの生命を救う画像診断用の医療用アイソトープや、ルテチウム-177(Lu-177)などのがん治療薬として使用される可能性のある物質の製造に使用される原子炉を、核融合を適用して置き換えます。今月、シャインはLu-177の生産を開始して第2段階の商業化をスタートさせました。2022年に、シャインはウィスコンシン州ジェーンズビルにある核融合を使用した生産施設で、年間最大2000万回分のMo-99の生産を開始する予定です。この施設は、世界最大容量を誇る医療用アイソトープ生産プラントになると見込まれています。

シャインのフェニックス事業部ゼネラルマネジャーのエヴァン・セングブッシュは、次のように述べています。「今回の合併は、シャインとの強力な既存の提携の自然な進化であり、共通の起源と使命に根ざしています。中核的な中性子生成技術を要求の厳しい複数の市場分野にうまく展開してきたフェニックスの実績により、第2段階の実行を支える重要技術の重要な商業的検証とリスク低減がもたらされました。シャインと合併し、補完的な核の能力を活用して、クリーンな核融合エネルギー生産に向けて前進できることをうれしく思います。」エヴァン・セングブッシュによる追加コメントの動画については、こちらをクリックしてください(メディア用には1:24放送品質が利用可能)。

フェニックスは、核融合により中性子を生成する独自技術を開発・商業化すべく、2005年にピーファーが設立しました。ピーファーは、その技術を4段階のアプローチを通じて医療用アイソトープの生産とその他の用途に適用するために、2010年にフェニックスからシャインを独立させました。

シャインの専属財務顧問は、エバーコア・グループが務めました。シャインの筆頭法律顧問は、フォーリー&ラードナーが務めました。フェニックスの専属財務顧問は、SVBリーリンクが務めました。フェニックスの筆頭法律顧問は、ゴッドフリー&カーンが務めました。

シャインのクリーンエネルギー生産に向けた4段階

  • 第1段階:高度な産業用イメージング – 中性子を使用して詳細なイメージングを行い、航空宇宙、防衛、エネルギー、その他の産業の製品の質と安全性を向上させる。
  • 第2段階:医療用アイソトープ(小規模核変換) – 核融合技術を使用して、心臓病、がん、さまざまな疾患を診断・治療する医療用アイソトープを作成する。
  • 第3段階:核廃棄物のリサイクル(大規模核変換) – 第2段階の処理・核融合技術を拡張して核廃棄物をリサイクルする。
  • 第4段階:核融合エネルギー – 核融合を技術的・商業的に実行可能な世界的エネルギー源として確立する。

シャイン・メディカル・テクノロジーズについて

シャインは、人々の生活と地球の改善に取り組む核技術企業です。当社はまず、核融合を利用した技術を高度な産業用イメージングと診断・治療用アイソトープの生産に集中させています。このようなアイソトープには、心臓病、がん、その他の疾患の診断に使用される診断用アイソトープのモリブデン-99や、一部のがん患者の転帰を大幅に改善する見込みのある治療用アイソトープのルテチウム-177が含まれます。シャインは、核融合技術の使用を徐々に拡大して影響力を発揮するというビジョンを追求することで、高度な産業用イメージングと医療用アイソトープに加えて、核廃棄物のリサイクルやクリーンな核融合エネルギーの生成など、人類の最大の問題のいくつかを解決するという長期戦略を持っています。シャインの詳細情報については、当社のウェブサイト(www.shinemed.com)をご覧ください。

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