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シュルンベルジェ・ニュー・エナジーのベンチャーがネバダ州でリチウム採取パイロット・プラントを立ち上げ

ネオリス・エナジーの差別化された直接リチウム採取プロセスは、持続可能で効率的かつ柔軟なリチウム生産エコシステムの実現を目指す。

ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・ニュー・エナジーは本日、当社の新しいベンチャー企業であるネオリス・エナジーを介してリチウム採取パイロット・プラントを開発すると発表しました。このパイロット・プラントは、米国ネバダ州クレイトンバレーに設置されます。ネオリス・エナジーの持続可能なアプローチは差別化された直接リチウム採取(DLE)プロセスを採用し、高純度のバッテリーグレードのリチウム材料を生産できると同時に、生産時間を1年以上から数週間にまで短縮することができます。この革新的なプロセスは、リチウム採取とバッテリー製造の経済に新たな市場機会を生み出し、最先端の採取技術により、ネバダ州のリチウムに富む資源基盤の価値を最大限に高めることができます。

バッテリーグレードのリチウムの需要は、電気自動車(EV)市場の成長に後押しされて飛躍的に高まると予測されています。EVはリチウムイオン充電池に大きく依存しているため、持続可能で効率的なリチウム生産は、地域、産業、テクノロジー企業だけでなく、バッテリー・メーカーや大手自動車メーカーにとっても重要なテーマとなっています。ネオリス・エナジーのパイロット・プラントは、本格的な商業リチウム製造施設に向けた一歩です。このパイロット・プラントの結果に基づいて、本格的な生産プラントの設計を最適化します。生産プラントでは、環境にやさしい方法で地下塩水の採取とリチウム生産を行います。この方法では、塩水からリチウムを採取する現在の方法に比べて、必要な設置面積は大幅に小さく、水の消費量を85%以上削減することができます。

シュルンベルジェ・ニュー・エナジーのアショク・ベラニ執行副社長は、次のように述べています。「ネバダ州のリチウム資源は、より持続可能なアプローチで生産効率を飛躍的に高めることを実証する絶好の機会を提供します。シュルンベルジェの地下領域での専門知識、プロセス技術の開発、さまざまなパートナーとの大規模な世界的技術導入はすべて、DLEプロセスのイノベーションと効率において重要な役割を果たします。当社は、バッテリーグレードのリチウム材料に対する高い市場需要に応えて、このパイロット・プラントの設立を急いでいます。」

パイロット・プラントの設立は、ネバダ州のリチウム塩水資産の開発に関するシュルンベルジェ・ニュー・エナジーとピュア・エナジー・ミネラルズとの契約の一部であり、高度な技術を用いて塩水を処理し、高純度のリチウムを採取してリチウム資源の回収を最大化します。パイロット・プラントの試運転は、必要なすべての認可を受けた後に開始されます。ネオリス・エナジーは、2021年末までに操業を開始する意向です。

シュルンベルジェ・ニュー・エナジーは、このDLEプロセスに1500万米ドル以上を投資しており、ネバダ州のパイロット・プラントの開発と運用にはほぼ同額の投資が必要になると予想しています。この革新的で持続可能なDLEプロセスは、既存の生産地域に新しい機会を切り開き、世界の新しいリチウム生産地域が高まる需要に対応できるようにすることで、リチウム経済の現状を打破する可能性を秘めています。

シュルンベルジェ・ニュー・エナジーについて

シュルンベルジェは、世界のエネルギー産業にテクノロジーを提供する世界的大手企業です。シュルンベルジェ・ニュー・エナジーは、新登場の新エネルギー市場におけるシュルンベルジェの知的資本とビジネス資本を活用することで新たな成長の道のりを開拓し、低炭素とカーボン・ニュートラルのエネルギー技術に重点を置いています。その活動には、水素、リチウム、炭素回収および隔離、地熱発電、建物暖冷房用地熱エネルギーの分野におけるベンチャーが含まれます。

将来見通しに関する記述についての注意事項

本プレスリリースには、アメリカ合衆国連邦証券法の意味における「将来見通しに関する記述」、すなわち過去の出来事ではなく、将来に関する記述が含まれています。そうした記述の多くは、「見込む」、「かもしれない」、「できる」、「推定する」、「意図する」、「期待する」、「するつもりだ」、「可能性のある」、「予測される」などの言葉や類似の単語を含みます。将来見通しに関する記述は、程度の差こそあれ、不確実性のある事項を取り上げており、そうしたものには、予想されるバッテリーグレードのリチウムに対する需要の高まりや、世界的な気候変動に関するその他の予測と期待などが含まれます。これらの記述にはリスクと不確実性が伴い、そうしたものには、実質ネガティブ・カーボン排出目標を達成できない事態、パートナーシップで意図する利益が得られない事態、環境問題に対処するための法制上および規制上の取り組み(世界的な気候変動の影響に対応するためのイニシアチブを含む)、規制当局の承認と認可を受ける時期、そして当社がフォーム10-K、10-Q、8-Kで米証券取引委員会に提出ないし提供した最新の公的書類で詳述されているその他のリスクや不確実性がありますが、それらに限定されません。仮に、これらまたはその他のリスクまたは不確実性の1つないし複数が実現した場合(またはそのような展開の影響が変化した場合)、あるいは前提条件が不正確であると判明した場合、実際の結果が当社の将来見通しに関する記述に反映されているものとは大きく異なる場合があります。将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発表時点での内容に過ぎず、当事者は新たな情報、将来の出来事、その他の理由にかかわらず、そのような記述を公式に更新または改訂する一切の意図および義務を否認します。

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