stcがテクノツリーと企業デジタル化プログラムの戦略的提携関係を構築

フィンランド・エスポー--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- 電気通信業界向けデジタルソリューションを提供する世界的企業であるテクノツリーは、2020年6月30日の発表に加え、クウェートの電気通信企業stcの企業デジタル化プログラム（EDP）を提供するため、同社との戦略的提携を発表しました。stcは、クウェートでデジタル変革を実現する革新的なサービスとプラットフォームをお客さまに提供している世界クラスのデジタルリーダー企業です。このデジタル変革プロジェクトでは、stcの企業顧客にシームレスで個別化されたオムニチャネル体験を提供します。

stcは声明の中で、今回の3年間の提携が、広く同地域で革新的な通信サービスおよび通信プラットフォームで世界クラスのデジタルリーダーになるという同社の展望を支えるものであると述べています。この前進は、革新的なソリューションを通じた顧客体験の向上、ビジネスプロセスの効率的な促進、同社が使用する各種チャネルにおけるカスタマーサービスでの対応迅速化に貢献するでしょう。

EDPの狙いは、発展段階の異なる種々のマルチスピード・デジタル・アーキテクチャーで構成されるオープンエコシステムでstcの従来型BSSインフラを変革することで、同社が新しい機能モデルを迅速に展開し、パートナーとサードパーティーの両方のデジタルチャネルを単一フレームワークに統合できるようにすることです。

このプログラムを支えるのは、デジタル変革の取り組みを世界規模で推進しているテクノツリーの豊富な経験です。テクノツリーはこの長きにわたる取り組みにおけるstcのパートナーとして、当社のDigital BSS Suite 5の製品を通じ、プロジェクトに独自機能をもたらします。本製品の中には、TMフォーラム認定APIをパブリッシュするデジタル・アクセラレーター・プラットフォームとして受賞歴があるテクノツリー・サージ（Tecnotree Surge）Tecnotree Surgeが含まれます。両社はこれらのツールを併せ活用しながら、stcが未来のデジタルサービスプロバイダーへと移行し、新たなデジタル電気通信パラダイムの中で競争できるようにしていきます。

この戦略的提携関係が同社の革新的なデジタルソリューションの幅を広げ、5Gネットワークのインフラを構築するために同社が取る追加措置として機能するものであり、stcの最高技術責任者（CTO）でエンジニアのファハド・アブドゥルラーマン・アル・アリ氏はこうした提携関係の構築に対する喜びを表明しました。

同氏は次のように付け加えています。「当社のデジタルサービスをアップグレードし、機能強化した接続ソリューションをお客さまに提供することで、スマートアプリケーションの展開を加速し、デジタル変革を促進することができます。stcは一貫して、生産性と運用効率を向上させるべく、制限が少なくデジタル変革を加速するソリューションを企業顧客に提供する取り組みに傾倒しており、このイニシアチブはこうした取り組みを発展させるものです。」

複数段階の変革プロジェクトが完了すれば、stcの現行システムが最先端のITアーキテクチャー／プロセスに更新され、インテリジェントな洞察を活用してシームレスで個別化されたオムニチャネルの顧客体験を提供できるようになります。これにより、stcは完全なデジタルICT企業およびシステムインテグレーターになると同時に、モビリティーを超えたサービスとソリューションを拡大することもできます。

テクノツリーのパドマ・ラヴィチャンダー最高経営責任者（CEO）は、今回の戦略的提携について次のように述べています。「stcがそのデジタル変革の長きにわたる取り組みを支えるために、当社の受賞歴のあるデジタルBSSスイートを選択してくれたことを大変うれしく思います。同社は世界クラスのデジタルリーダー企業として、今日の通信業界で競争するために欠かせない中核的な要素がデジタル化であることを認識しています。当社のTMフォーラム・ゴールドバッジ認定製品と世界規模のデジタル変革における長年の経験を活用して、stcがデジタルでつながったエコシステムのリーダー企業として台頭できるよう支援していきたいと思います。」

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