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コンラッド・エナジー、英国で最大規模のフレキシブル発電プラットフォームを創出すべくViridis Powerを買収

  • 今回の取引により、コンラッドは当社の既存資産をViridis Powerの320MW超の資産と統合し、運用中およびさまざまな建設・開発ステージのフレキシブル発電資産の総ポートフォリオは1.1GWに及ぶ。
  • コンラッド・エナジーは、ポートフォリオを2.2GWまで拡大するプラットフォーム戦略により、フレキシブル発電とストレージ資産の建設投資を著しく促進し、英国最大のフレキシブル発電プラットフォームに。

英アビンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- アイスクエアドキャピタルのポートフォリオ企業で、ネットワーク顧客および法人顧客のためのフレキシブル発電、バッテリー貯蔵、エネルギー管理サービスに傾注する独立発電事業者のコンラッド・エナジーは本日、英国のエネルギー転換に対する当社の支援計画を著しく促進させることを発表します。コンラッド・エナジーはViridis Powerを買収することで合意し、当社の英国電力市場におけるフレキシブル発電の市場占有率は2倍を超えることになります。また、当社の英国28カ所にある事業会社ポートフォリオは440MWを超え、100万世帯の1時間あたりの平均電力需要に匹敵する規模となります。

この買収は、基幹的送電網を支援する革新的エネルギーソリューションを専門とするコンラッド・エナジーにとって、その発電、売買、運用の能力をさらに強化するものです。コンラッド・はフレキシブル発電、貯蔵、ソーラーを含め、エネルギーニーズに答えるソリューションを既に法人顧客へ提供しています。英国がより多くの再生可能資源をエネルギーミックスに取り入れ、COVID-19による電力消費パターンの変動を緩和する上で、この支援は極めて重要になります。

コンラッド・エナジーは、当社の発電容量に加え、最大4時間の電力を蓄えることができるバッテリー技術を導入します。これにより、ピーク需要時の電力供給、系統混雑の緩和、そして消費者にとっては過度の価格変動の緩和が可能となります。コンラッド・エナジーは計200MWのストレージポートフォリオの構築を目指しています。

切迫したインフラ需要を満たすべく、アイスクエアドキャピタルは2017年にグローバルプラットフォーム18社の1つとしてコンラッド・エナジーを設立しました。アイスクエアドキャピタルのマネジングパートナーを務めるゴータム・バンダリは、「英国のエネルギー市場は極めて重要な地点に立っています。需要と使用のパターンは変化し続けており、原子力の未来は依然とし不確かです。英国はより多くの再生可能資源をエネルギーミックスに取り入れているところですが、地域に合せたフレキシブル発電は、そうしたギャップを埋める上で不可欠になるでしょう。再生可能資源は普及しており、費用対効果が高く再生可能資源への移行をスムーズにするためのソリューションが必要となります。英国が排出量実質ゼロという意欲的な目標を追求するに当たり、今回の投資は国家のこれからのエネルギー供給における安全性および安定性を確かなものにする上で貢献するでしょう」と述べています。

コンラッド・エナジーの取締役会長を務めるダミアン・ダラーは、次のように述べています。「今回の買収はコンラッド・エナジーの成長において、またナショナル・グリッドに信頼性があってフレキシブルな電力を提供する上で重要な前進となります。両社は互いを上手く補完し合う関係にあり、チームの専門力が統合されることに期待しています。当社は、消費者にとって費用対効果に優れた低炭素エネルギーソリューションの導入を支えることで、クリーンエネルギーへの転換を促進する今日的な電力企業を徹底的に作り上げようとしています。地域に合せた発電、スマートグリッド、ビハインド・ザ・メーター・ソリューションは、今日の電力企業を構築するパズルの極めて重要なピースです。」

コンラッド・エナジーについて

エネルギー市場の仕組みを根本から変えるコンラッド・エナジーは、フレキシブルな低炭素経済の未来への道を提供しています。

コンラッド・エナジーは根本的な変化を示すエネルギー市場を支えることで、フレキシブルな低炭素経済に転換するための力になります。

独立系フルサービス発電事業者(IPP)のコンラッド・エナジーは、必要な時に迅速かつ柔軟な発電を実現することで、市場でのエネルギー供給を最適化させます。配電網接続型の発電所はローカルネットワークで電力を供給しており、その規模は2.5~40MWに及びます。高度な技能のチームを持つコンラッド・エナジーは、アイスクエアドキャピタルのポートフォリオ企業です。

アイスクエアドキャピタルについて

アイスクエアドキャピタルは、独立系グローバル・インフラストラクチャー投資運用会社であり、南北アメリカ、欧州、アジアのエネルギー、電力などの公益事業、通信、運輸、社会インフラに重点を置いています。当社のオフィスは、ニューヨーク、ロンドン、マイアミ、ニューデリー、香港、シンガポールにあります。

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