ムーディーズ・アナリティックスと上海農商銀行がアジアン・バンカー・アワードを受賞

香港--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- ムーディーズ・アナリティックスと上海農商銀行（SRCB）は、2020年アジアン・バンカー・リスク・マネジメント・アワードのコンプライアンス・リスク・テクノロジー・インプリメンテーション・オブ・ザ・イヤー賞を受賞しました。ムーディーズ・アナリティックスと長年にわたる関係を有するSRCBは、最近、IFRS第9号会計基準を満たすための新たなソリューションを実装しています。

同行は、期限前に規制当局の要件を充足することを目指していました。それには、短期間で実装を終える必要がありましたが、プロジェクトは予定通りSRCBの完了目標日より前に終了し、この課題を達成することができました。

同行は新たな機能を組み込むことで、計算プロセス全体を自動化し、貴重な時間とリソースを節約することができました。集中型になった減損ワークフローを用いることで、SRCBはポートフォリオ全体にわたり減損を先行管理できるようになり、同行のリスク管理部門は減損状況をより深くさまざまな角度から分析できるようになりました。以前、月次で作成していたレポートは、実装後は日次で作成されています。

上海農商銀行のLi Xu会長は次のように述べています。「ムーディーズ・アナリティックスの仲間と共にこのアジアン・バンカー・アワードを受賞できたことをうれしく思います。IFRS第9号基準の導入は、当行にとっては一大イベントです。今回初めてリスクデータと財務データを統合し、それを財務報告のみならず、日々の実務に適用しています。ムーディーズ・アナリティックスとの既存の関係から、IFRS第9号の導入が首尾良く円滑に行われると確信しておりましたが、こうした期待は見事に実現されました。」

ムーディーズ・アナリティックスのマネジングディレクターの朱天偉は、次のように述べています。「この受賞の栄誉を上海農商銀行と共有できることをうれしく思います。同行がこの重大なプロジェクトを当社に一任いただけたことを誇りに思います。当社のソフトウェア、データ、分析、および専門知識は、現在、SRCBにおける新たな基準の充足とより効率的な業務運営を支援しています。」

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アジアン・バンカー・リスク・マネジメント・アワードの詳細をご覧ください。

今回の受賞により、当社が獲得してきた業界表彰がさらに増えました。

ムーディーズ・アナリティックスについて

ムーディーズ・アナリティックスは、お客さまの成長、効率性の向上、およびリスク管理を支援する金融情報と分析ツールを提供します。当社は、卓越したリスクに対する専門性と広範な情報資源、テクノロジーの革新的な応用を統合して、今日のビジネスリーダーが変化する市場に確信をもって対応できるようサポートします。業界をリードする当社のソリューションは市場で高く評価されており、リサーチ、データ、ソフトウェア、および専門サービスを組み合わせて、優れたカスタマー・エクスペリエンスを提供することができます。当社は、その品質、クライアント・サービス、およびインテグリティに対するたゆまない取り組みを背景に、信頼できるパートナーとして世界中の数千の機関に選ばれています。ムーディーズ・アナリティックスに関する詳細については、当社のウェブサイトをご覧いただくか、TwitterとLinkedInで当社をフォローしてください。

ムーディーズ・アナリティックスは、ムーディーズ・コーポレーション（NYSE：MCO）の子会社です。ムーディーズ・コーポレーションの2019年の売上高は48億米ドルで、世界に約1万1200人の従業員を擁し、40カ国で事業を運営しています。

上海農商銀行について

上海に本社を置く上海農商銀行（SRCB）は、2005年8月25日に設立されました。SRCBは50年の歴史を持つ上海農村信用合作社が再編されて商業銀行に発展したもので、現在の登記資本金は86億8000万人民元となっており、370カ所近くの支店、6000人以上の従業員を擁しています。2019年末時点でSRCBグループの資産は9300億人民元を超え、預金残高は約6920億人民元、貸出残高は約4670億人民元でした。当行は中小企業向け金融サービスに重点を置いており、中小企業の融資顧客数は上海で最多です。

英国のザ・バンカー誌が発表した2019年世界の銀行トップ1000によれば、SRCBは世界の銀行業界で156位であり、2018年から22ランク上昇しました。また、中国内の商業銀行の中では24位でした。2019年の世界の銀行ブランド価値トップ500では、SRCBは191位にランクされ、2018年から32ランク上昇しました。

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