-

インフィニオンとpmdtechnologiesが3D認証向け高品質標準ソリューションを実現すべくクアルコムと協業

ミュンヘン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- インフィニオン・テクノロジーズ(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)はクアルコム・テクノロジーズと協力し、Qualcomm® Snapdragon™ 865モバイルプラットフォームを基盤とする3D認証向け参照設計を開発することにしました。こうしてインフィニオンは当社のモバイルデバイス向け3Dセンサー技術のアプリケーションポートフォリオを拡大します。この参照設計はREAL3™ 3D飛行時間型(ToF)センサーを活用して、スマートフォン製造向けに標準に基づいてコスト効率が良く設計が容易なインテグレーションを実現するものです。インフィニオンとpmdは4年間にわたり、モバイルデバイス市場でその3D ToFセンサー技術に絡む活動を成功させてきました。両社は既にラスベガスのCES 2020にて、世界最小(4.4 mm x 5.1 mm)でありながらも最もパワフルなVGA解像度3Dイメージセンサーを発表しました。これは顔認証、写真機能の向上、本格的な拡張現実体験を実現するための最高の要件を満たします。

パワーマネジメント&マルチマーケット部門プレジデントのAndreas Urschitzは、「今日、スマートフォンは単なる情報媒体以上の存在になっており、以前にも増してセキュリティーとエンターテインメントの諸機能を引き受けています。3Dセンサーにより、顔認識によってセキュリティーの確保された認証や決済など、新たな使用例やアプリケーションが可能となります。当社は一貫してこの市場に着目しており、明確な成長目標を持っています。REAL3イメージセンサーを使用した参照設計でクアルコム・テクノロジーズと協業することは、この分野での潜在力と私たちの意慾を浮き彫りにするものです」と述べています。インフィニオンは3D ToFセンサー技術をソフトウエアと3D飛行時間型システムの専門企業pmdtechnologies agと協力して開発しています。

5Gスマートフォンにおける新たな3Dアプリケーション
2020年3月に投入したインフィニオンのREAL3 ToFセンサーは、5G対応スマートフォンで初めて映像のぼけ味機能を実現して、動画でさえも最適な画像効果を得られるようにします。精密な3D点群アルゴリズム/ソフトウエアを活用することで、取得した3D画像データをアプリケーション向けに処理します。この3Dイメージセンサーはユーザーやスキャンした物体から反射した940 nmの赤外線を撮像します。また高度なデータ処理機能を活用して正確な深度測定も実現します。pmdの特許取得済みSBI(背景イルミネーション抑制)技術は、明るい日光から薄暗い部屋まで、あらゆるライティング条件でワイドダイナミックレンジの測定を実現します。これによりデータ処理の質を損なうことなく、可能な限り最高のロバスト性が保証されます。

インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズは、生活を容易に、安全に、グリーンにする半導体ソリューションの世界的リーダーです。インフィニオンのマイクロエレクトロニクスは、より良い未来の鍵となります。2019年度(9月30日終了)には、当社は80億ユーロの報告売上高を記録し、従業員数は世界で約4万1400人となりました。インフィニオンは、フランクフルト証券取引所(ティッカーシンボル:IFX)に上場され、米国では店頭市場のOTCQXインターナショナル・プレミア市場(ティッカーシンボル:IFNNY)で取引されています。

詳細情報についてはhttp://www.infineon.com/real3をご覧ください。

本プレスリリースはオンライン(www.infineon.com/press)でご確認いただけます。

pmdtechnologiesについて
pmdtechnologiesはジーゲン、ドレスデン、ウルムに本社を置くファブレスIC企業であり、米国、中国、韓国に子会社を置いています。当社は、3D飛行時間型CMOSデジタルイメージング技術を提供する世界一流企業です。2002年に設立された当社は、pmdベースのアプリケーションやpme測定原理およびその実現に関する350件以上の世界特許を保有しています。pmdの3Dセンサーが対象とする市場には、産業自動化、車載用途、そしてスマートフォンなどの幅広いコンシューマーアプリケーションがあります。詳細情報については、pmdtec.comをご覧ください。

QualcommおよびSnapdragonは米国およびその他の国々で登録されているクアルコム・インコーポレーテッドの登録商標です。

Qualcomm Snapdragonはクアルコム・テクノロジーズもしくはその子会社または両者の製品です。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

pmdtechnologies ag
Sabrina Buxbaum
Corporate Strategy & Marketing
Phone: +49 271 23 87 12 800
Fax: +49 271 23 87 12 809
E-Mail: s.buxbaum@pmdtec.com
www.pmdtec.com

pmdtechnologies

Details
Headquarters: Siegen, Germany
CEO: Prof. Dr. Bernd Buxbaum
Employees: 150+
Organization: PRI


Contacts

pmdtechnologies ag
Sabrina Buxbaum
Corporate Strategy & Marketing
Phone: +49 271 23 87 12 800
Fax: +49 271 23 87 12 809
E-Mail: s.buxbaum@pmdtec.com
www.pmdtec.com

More News From pmdtechnologies

インフィニオンとpmdtechnologiesがMagic Leap 2向けに3D深度検出技術を開発

ミュンヘン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 拡張現実(AR)アプリケーションは、私たちの生活や仕事のあり方を根本的に変えようとしています。ARの先駆的企業であるマジック・リープは、年内に最新のARデバイスであるMagic Leap 2を発表できる見込みです。企業での使用向けに特別設計したMagic Leap 2は、市場で最も没入感のある企業向けARヘッドセットとなります。業界有数の光学系とパワフルなコンピューティングを人間工学的デザインに取り込んだMagic Leap 2は、オペレーターがより効率的に作業を行い、企業が複雑なプロセスを最適化し、スタッフがシームレスに連携できるようにします。Magic Leap 2の主な特徴の1つは、インフィニオン・テクノロジーズ(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)とpmdtechnologies ag(pmd)が共同開発した3D間接飛行時間(iToF)深度検出技術にあります。 Magic Leap 2は、REAL3™ 3Dイメージセンサーの潜在力を実証するものです。新しく改良されたIRS2877C飛行時間型...

pmdtechnologiesが第2世代の3D ToF深度センサー開発キットを発表

独ジーゲン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- pmdtechnologiesは本日、当社の次世代3D ToF(飛行時間型)深度センサー開発キットとなる“flexx2”を発表します。 カリフォルニアを拠点に組み込みアプリケーション用ハードウエアおよびソフトウエアのソリューションを提供するEmcraft Systems との提携により、flexx2は市場をリードする“PicoFlexx”からアップグレードして、はるかに優れた3Dの3万8000ピクセルおよび56 x 44度の視野角という深度検知性能を実現し、そのすべてを72.1mm x 19.2mm x 10.2mmという1パックのチューインガム並みのサイズに収めています。 VCSELエミッターは波長が850ナノメートルから940ナノメートルにアップグレードし、日光下の安定性や屋外での性能をさらに高めています。また、USB-Aポートの代わりに、より堅牢なUSB 3.0 Type Cポートを採用しました。 新たに内蔵されたいくつものユーザーモードにより、10cmの近距離から4mの深さまで、1つのフレームレートだけ...

インフィニオンとpmdtechnologiesがアンダーディスプレーの飛行時間型ターンキーソリューションでアークソフトと提携

ミュンヘン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 最新の携帯電話の設計では、フルスクリーンディスプレーを実現し、品質や性能に妥協することなくノッチ、パンチホールカメラ、ベゼルを回避するソリューションに着眼しています。インフィニオン・テクノロジーズ(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)は、飛行時間(ToF)型技術の提携先であるpmdtechnologiesと、ビジョンベースイメージング技術の有力な専門企業であるアークソフトと共に、商用スマートフォンのアンダーディスプレーToFカメラを動作させることができるターンキーソリューションを開発しています。このソリューションは、顔認証やモバイル決済のようなセキュリティー関連のアプリケーション向けに、信頼性が高く高品質のIR(赤外線)画像や3Dデータを提供することになります。スマートフォン向けToFソリューションの市場は、2021年以降に約32%のCAGRで、2025年には6億個以上のセンサーユニットに達する見込みです*。この新しいアンダーディスプレー・ソリューションは、2021年第3四半期に提供可能とり、6月2...
Back to Newsroom